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サンズアンプの使い方&セッティング・新旧比較〜演奏音源&イラストでチェック〜

エフェクター
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English article here→How to use SANS AMP

へいじ
へいじ

「ベースに、エフェクター必要ないよね?」
と思ってたけど。。
これは絶対必要なモノ!

タッくん
タッくん

それが今回紹介するサンズアンプだね!


ベースを始めた頃は「エフェクターはいらない」と思っていました。

しかし、いろいろな音に耳が慣れてくると、、

何か違う!」「あのアーティストの音はどうやって出すの?」
「でも、あんな高いベースは買えないし。。」

そんな時に出会ったのが、今回ご紹介する「サンズアンプ・ベースドライバーD.I」です!

【今日のわかるポイント
サンズアンプの音作り(セッティング例)
サンズアンプのサウンド(演奏音源あり)
・旧型新型の比較

感想からいうと→「持ってて良かった〜」です。

そんな「持ってて良かった音」を皆さんに聴いていただきましょう!

記事の前半でサンズアンプについて解説
記事の後半でサンズアンプの使い方と音源をチェック♪
※今すぐ音を聴きたい時はコチラをクリック→サンズアンプの演奏音源♪

以上の内容で進めて参ります!

それでは今日も行ってらっしゃい♪

サンズアンプの特徴・ベース用エフェクター

へいじ
へいじ

サンズアンプは20年ほど前に手に入れて、いまだに使ってるね。
新旧バージョンを試してみよ〜!

[チェック項目]
サンズアンプについて
サンズアンプの機能/使用例

①サンズアンプについて

1989に年に「TECH21・NYC」というエフェクターブランドから発売され、それ以来数多くのアーティストが愛用する名器。
正式名称:SANS AMP BASS DRIVER D.I

サンズアンプ」と言っても、ベース用のアンプではないです。
ざっくり言えば「ベースの音を加工するエフェクター」です。

タッくん
タッくん

エフェクター以外にもいろんな機能があるよ♪

②サンズアンプの機能は多彩

使用例
音を歪ませる「歪み系」のエフェクターとして使う
プリアンプとして使う
ダイレクトボックスとして使う
イコライザーとして使う→イコライザーについての記事

へいじ
へいじ

機能はたくさんあるけど、
サンズアンプを使う理由は「この音が良いから!」

1989年以来ずっと使われ続ける理由は、「音に信頼がある」という事です。

数多くのアーティストが使用しているということで、説明は充分かもしれません。

タッくん
タッくん

よし、それじゃ新バージョン旧バージョンの両方試そう!
新旧で少し仕様が変わってるから、そのあたりも見ていこう!

この他アーティストモデルも多数あります
ルナシーJモデル→サンズアンプ”BASS DRIVER DI-J”の紹介
ゲディリーモデル→サンズアンプ”Geddy Ree YYZ”の紹介

サンズアンプ旧型の仕様

初代から数えて、3代目に当たるこのモデル。
1994年発売。
これぞサンズ!」という音が確立されましたね。

コントロール
①LEVEL(レベル):ボリュームの調整。
②BLEND(ブレンド):エフェクトの音と原音(エフェクトをかけない音)のバランスを調整。
③BASS(ベース):低音域を調整。
④TREBLE(トレブル):高音域を調整。
⑤PRESENCE(プレゼンス):トレブルのさらに高音域を調整。
⑥DRIVE(ドライブ):歪みの量を調整。←ドライブが決め手

サンズアンプ〜旧型セッティング・演奏音源♪

タッくん
タッくん

さてさて、前置きが長くなったけど、実際に弾いてみよう!
まずは旧バージョン

使用ベースは「フェンダージャパンのJB62-US

音源は、原音(エフェクトをかけない音)とエフェクトをかけた音が交互に鳴ります。
指弾き(原音)→指弾き(エフェクト音)
ピック弾き(原音)→ピック弾き(エフェクト音)の順番です。

へいじ
へいじ

セッティングはあまりいじらずに弾いてみるよ!
では、下の再生ボタンをクリック♪

旧型/指弾き♪
旧型/ピック弾き♪
へいじ
へいじ

いやぁ〜これこれ!
このナチュラルだけど、存在感のある歪み

タッくん
タッくん

もはや説明不要。
「これがサンズの音です」的なね。

へいじ
へいじ

それね!
あとは、歪み(ドライブ)を上げる下げるで音のキャラは変わってくるよね。

イコライザーは、プレゼンスを上げて攻撃的なサウンドにするとか。

タッくん
タッくん

ちなみに、どこまで歪むかも試しておいてよ。
ほい、DRIVEを全開!!

旧バージョン サンズアンプ・サウンド (ドライブMAX)

旧型/指弾き♪DRIVE MAX
旧型/ピック弾き♪DRIVE MAX
へいじ
へいじ

わりと歪むけど、ディストーションやファズほどは歪まない。
僕の好みとしては、ナチュラルに歪ませる方が良いかな。

タッくん
タッくん

サンズの良さは、ナチュラルな歪みね!
それじゃ、次は新バージョン

歪み系エフェクターについてはこちらの記事でも解説しています→【演奏音源で選ぶ】ベース用オススメ“歪み系”エフェクターの紹介〜低音だって歪みたい〜

今回使用したジャズベースの記事はこちら→【ジャズベースのサウンド】音作り・演奏音源でチェック〜

サンズアンプ新型の仕様


基本的なコントロールは同じで、新たに加わった所を紹介します。

①LEVEL(レベル):ボリュームの調整
②BLEND(ブレンド):歪みと原音(エフェクトをかけない音)のバランスを調整
TREBLE(トレブル):高音域を調整
PRESENCE(プレゼンス):トレブルのさらに高音域を調整
DRIVE(ドライブ):歪みの量を調整
⑥MID(ミッドorミドル):中音域の調整
⑦MIDシフトスイッチ:ミドルの帯域をセレクトできる(500/1000Hz)
※1000Hzの方がやや高音域よりのミッド(Hi-MID)
⑧BASS(ベース):低音域を調整
⑨BASSシフトスイッチ:ベースの帯域をセレクトできる(40/80Hz)
※40Hzが一番低い帯域

新型の追加機能
・MID
・MIDシフトスイッチ(500/1000Hz)
・BASSシフトスイッチ(40/80Hz)

ミッドがあると音作りの幅は広がりますね!

サンズアンプ新型セッティング・演奏音源♪

タッくん
タッくん

まずはさっきの旧バージョンと同じセッティングで弾いてみて。
ミッド付いてるから同じではないけどね。

それじゃ、下の再生ボタンをクリック♪

新型/ 指弾き♪
新型/ ピック弾き♪
へいじ
へいじ

基本の音は健在

でも、旧バージョンよりハイ(高音域)はおとなしい感じがするなぁ。
トレブルより、プレゼンスを上げると旧バージョンっぽくなるね。

タッくん
タッくん

ミッドが付いた分、中低域が出てきてる感じ!

じゃぁ最後はDRIVEを上げて、スラップ(チョッパー奏法)もやってみてよ!

へいじ
へいじ

オッケー!
指弾きとピック弾きは、いきなりエフェクトをかけるね!

新型 サンズアンプ・サウンド (ドライブ上げ)

新型/ 指弾き♪DRIVE 上げ
新型/ ピック弾き♪DRIVE 上げ
新型/ スラップ♪DRIVE 上げ
へいじ
へいじ

歪みを上げたら、中低域の芯になる所ってヤセる(下がる)事があるけど、それをこのMIDでカバーできる!

タッくん
タッくん

ミッドはやっぱり重宝するんだよね!
変わらず素晴らしい♪♪

へいじ
へいじ

あとはハムバッキングピックアップのベースを使うのもありだね!

※中音域の痩せた部分をコンプレッサーを使って音圧を持ち上げるということもできます。

スラップについて詳しくはコチラの記事で→スラップの解説・演奏音源♪

サンズアンプの使用アーティストが多すぎる

※アーティスト使用はこちらの本を参考にしました→”エフェクト・ボード・ファイル”Kinde&書籍(amazonストア)

【使用アーティスト一覧】(順不同)
tetsuya(LAr’c~en~Ciel)ラルクのベースライン紹介♪
JIRO(GLAY)
J(LUNA SEA)→自身モデルのサンズアンプを使用
Toshiya(DIR EN GREY)
難波章浩(Hi-STANDERD)
武田祐介(RADWINPS)
草刈愛美(サカナクション)
・近藤洋一(サンボマスター)
TOMOMI(SCANDAL)
345(凛として時雨)
・高田雄一(ELLEGARDEN)
Ryota(ONE OK ROCK)
田渕智也(UNION SQUARE GARDEN)
・Jean-ken Johnny(MAN WITH THE MISSION)
・YUKKE(MUCC)
・楢崎誠(Official髭男dism)
・新井和輝(King Gnu)

などなど。

こんなに多くのアーティストが使用しています。(まだまだいますよ!)
ピック弾きスタイルのベーシストが多い気がします。
※サンズはピックとの相性が良い

とにかくロックしたいならコレ!」って言われてるみたいですね!
いや、、「ベーシストなら、これ!」ですかね。

へいじ
へいじ

GLAY・ラルク・LUNA SEAは全部通って来たからね。
多くのベーシストが長年信頼する音だね!
「ロックサウンドはサンズ」で!

タッくん
タッくん

それだけ音に信頼があるってことね!

サンズアンプ以外の要素

他のエフェクターについて

その他のエフェクターは以下のリンクで紹介しています

歪み系エフェクター
イコライザー
コンプレッサー
フランジャー
コーラス
オートワウ/エンベロープフィルター
シンセサイザー
BOSSエフェクター
※他のエフェクターとつなぐときはパッチケーブルを用意

ピック弾きのときはピック選びもこだわってみましょう!
おすすめピックの紹介はコチラ→ピックの選び方・おすすめ紹介♪

サンズアンプ〜新旧まとめ〜

新バージョンと旧バージョンを比較してみましたが、音のキャラクターは基本的に変わらずご立派!
新バージョンは旧バージョンより、やや高音域がおとなしい感じがする。

あと、新バージョンのMIDコントロール
この追加でかなり音作りに幅が出ます。
MIDをカット(下げて)ドンシャリにしても良いかもしれません。
ご自身のプレイスタイルに合わせて、細かく調整ができます。

個人的には、ピック弾きのサウンドが最も好みです。
GLAY、ラルク、LUNA SEAは、この音で決まり!

その他弦との組み合わせでも音は変わってきます。
オススメの弦の紹介はコチラの記事で→オススメのベース弦

そんな強力なエフェクターを使ってさらにテクニックも磨いていきましょう!

ハンマリング
プリング
スライド&グリッサンド
ビブラート
ハーモニクス
タッピング(ライトハンド)
スラップ
ダウンピッキング
オルタネイトピッキング
チョーキング(ベンド)
はベースに欠かせないテクニックです。

その他のタブ譜記号

オススメのベース紹介はコチラ

バッカスベースの紹介
フジゲンベースの紹介
スターリンベースの紹介
初心者にオススメのベース紹介
ぼっちざろっくをやるならこれ!
G&Lベースの紹介

エフェクターを複数使う場合はパワーサプライの電源供給がおすすめ!
おすすめパワーサプライの紹介♪

へいじ
へいじ

いやぁ〜♪今日は懐かしい気持ちになったよ!
高校生の時、楽器屋さんで初めて買ったエフェクターがこのサンズアンプ

普段のベースサウンドをロックに!」

それに応えるサンズ。
ずっと愛され続けるサンズ。

なのだろう。


また会おう♪

著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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コメント

  1. フリーダ5th より:

    Blurry EyesのAメロ後半B手前のライン(笑)

    • heymusic heymusic より:

      コメントありがとうございます!
      ラルクはかなり影響されました。BlurryEyesのフレーズ出ちゃいましたね(笑)

  2. とくめいさん より:

    僕は色々試しまくった結果、歪みはGT2に行きつきました

    • heymusic heymusic より:

      GT2はかなり歪むタイプですね!アンプタイプのセレクトもあって多彩な音作りができますね♪

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