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ボスのディレイ”DD-8”はベースでもギターでも使える人気モデル!
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試奏して使い方とセッティングを解説しよう♪
今回は「BOSS Digital Delay DD-8の使い方とセッティング」を紹介します!
長年にわたって受け継がれたボスのディレイシリーズですが2025年時点で最新モデルがDD-8です。
さて、どんな機能と音が作れるのでしょうか?
【今回のポイント】
・DD-8の紹介
・DD-8の使い方
・DD-8のセッティング
・試奏音源♪
(タイトルクリックでスキップ♪)
タイトル | 内容 |
---|---|
BOSS Digital Delay DD-8の紹介 | ・コントロール/接続端子 |
Digital Delay DD-8の使い方 ~試奏音源♪~ | ・11種類のモード ・ディレイ音のチェック |
Digital Delay DD-8のセッティング ~試奏音源♪~ | ・セッティング例 |
それでは今日も行ってらっしゃい♪
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BOSS Digital Delay DD-8の紹介~コントロール(つまみ)~
まずは各コントロール類と接続端子などを見ていきましょう。
①機能と仕様
②コントロール
③接続端子
④電源(バッテリー)の注意
①機能と仕様
2019年発売のモデル。
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[主な機能]
・11種類のモードを搭載
・ステレオとモノラル出力に対応
・タップテンポ機能(ペダルを振る速さでディレイタイムが決まる)
・最大40秒録音可能なルーパー機能(外部フットスイッチを使用)
・3つの新機能(WARM/+RV/GLT)
[仕様]
●サイズ:たて12.9cmxよこx7.3cm高さ5.9cm
●重量:440g
●電源:9v, ACアダプター
●バッファードバイパス
●価格:22,000円
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多機能なモデルだね♪
定番のディレイから効果音まで作り出せる!
②コントロール
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①E.LEVEL:エフェクトの音量
②FEEDBACK:ディレイの回数
③TIME:ディレイ音が返るまでの時間
④MODE:LOOP、ANALOG、STANDARD、TAPE、WARM、REVERSE、+RV、SHIM、MOD、WARP、GLT
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FEEDBACKとTIMEがディレイの設定では大事♪
そこに各モードがどう絡んでくるかだね!
③接続端子
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[接続端子]
①OUTPUT B:ステレオで使用する場合
②OUTPUT A(MONO):モノで使用する場合
③INPUT B:ステレオで使用する場合
④INPUT A(MONO):モノで使用する場合
⑤TEMPO/EXP:外部フットスイッチを接続
⑥DC IN:9Vアダプターを接続
⑦キャリーオーバースイッチ:エフェクトOFFでディレイ音を残すか残さないか
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基本はMONOで使うことが多いかな♪
レコーディングではステレオで使うこともある♪
④電源(バッテリー)の注意
ディレイはどのモデルも同じですが、かなりバッテリーを必要とするエフェクターです。
ライブで使用する際は必ず”パワーサプライやACアダプターを使用”して電源供給をしてください。
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9V電池のバッテリーは一日持たないから注意ね!
筆者は一度、ライブ中に電池切れをしています。
その節は申し訳ありませんでした。。。
BOSS Digital Delay DD-8の使い方~モードの切り替え~
DD-8には11種類のモードがあるので、音を出しながらチェックしていきましょう♪
↓
①ANALOG(アナログ)
②STANDARD(スタンダード)
③TAPE(テープ)
④WARM(ウォーム)
⑤REVERSE(リバース)
⑥+RV(リバーブ)
⑦SIM(シマー)
⑧MOD(モジュレーション)
⑨WARP(ワープ)
⑩GLT(?)
⑪LOOP(ループ)
①ANALOG
クラシックなアナログディレイを再現。
※原音2回→ディレイあり2回
②STANDARD(ディレイ・タイム/20~800ms)
クリアなディレイ。
※原音2回→ディレイあり2回
③TAPE(ディレイ・タイム/20~800ms)
ビンテージのテープエコー。
※原音2回→ディレイあり2回
④WARM(ディレイ・タイム/20~800ms)
温かみのあるディレイ。
※原音2回→ディレイあり2回
⑤REVERSE(ディレイ・タイム/300~5000ms)
ディレイ音を逆再生して返すモード。
↑
最初に弾いた音が反転して返されています。
音を伸ばすとディレイ音と混ざって良い感じですね♪
⑥+RV(ディレイ・タイム/20~800ms)
リバーブ(残響音)を付加したディレイ。
ディレイ音に奥行きができる効果があります。
⑦SHIM(ディレイ・タイム/200~800ms)
ピッチシフトした音を付加したディレイ。
聖歌隊のような歌声が聴こえてきます。
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ピッチシフトは弾いた音の音程を変化させて再生する機能ね♪
⑧MOD(ディレイ・タイム/20~800ms)
ゆらぎ(モジュレーション)のあるディレイ。
ディレイ音にシュワッとした味付けがされています。
モジュレーション系エフェクターにはコーラスやフェイザー, フランジャーなどがあります。
⑨WARP(ディレイ・タイム/20~800ms)
幻想的なアンビエントサウンド。
ペダルをキープすると、FEEDBACKとLEVELがあがる。
弾いた後ペダルを踏んでキープすると音が持続します。
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↑
持続させた音に後から音を重ねていくこともできる♪
さらにリアルタイムでTIMEのツマミを回してサウンドエフェクトを作ることもできます。
↓
⑩GLT(ディレイ・タイム/10~400ms)
ペダルを踏んでキープすると短いディレイ音が継続される。
TIMEの設定を短くすれば機関銃のような音も作れる。
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↑
弾いた後すぐにペダルを踏み込んだままキープするとこんな音が連続するんだ♪
⑪LOOP
最大40秒間の録音ができ、それを連続再生することができる機能です。
その音が鳴った上で演奏をすルコとも可能。
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例えばコード奏法で4小節くらいを先に録音して、それに合わせてソロやメロディを弾くとかね!
ルーパー機能ってやつだね!
BOSS Digital Delay DD-8のセッティング例
ここではおすすめのセッティングを紹介します。
機能がいろいろありすぎて遊びすぎるのですが、、、(笑)
歌のバック演奏で使用することはほぼないです。
ソロやメロディ、もしくは効果音的な使い方をします。
①メロディ弾き
②スラップ
③コード弾き
に分けてセッティングしてみました。
①メロディ弾き
2パターンのセッティングです。
FEEDBACKとTIMEの調整で音作りしました♪
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↑
音が残るリバーブ的な効果得られます。
↑
早いフレーズを弾いた後に同じフレーズが追っかけてくるイメージです。
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ディレイが次のフレーズにかぶりすぎないように調整する♪
FEEDBACKの設定も3回までがおすすめです。
長すぎると効果音的な音やディレイ音でフレーズが埋もれる原因になるので、設定が大事ですね♪
②スラップ
スラップで使うのも効果的です。
TIMEの調整でリズミックなフレーズも作れます♪
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ディレイありとなしを聴いてみてください♪
↓
「ドゥータッカ、ドゥータッカ」みたいに聴こえますよね?
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↑
シャッフルのリズムみたいになってるね♪
あとはFEEDBACKの回数で16分音符にしたりいろいろできるよ!
”TIMEを短めで1回返る設定”にすると、こんな感じにもできます。
↓
いろんなリズムを出せるように試してみましょう♪
③コード弾き
コード奏法にはいくらでも使える機能がありますね!
モードはREVERSE, SHIM
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SHIMモードは単音で弾いても和音っぽく聴こえます♪
↓
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これはずっと弾いてられるね♪
浮遊感や奥行き、幻想的な空間を演出できる!
④符点8分ディレイ
符点8分のタイミングでディレイ音が鳴るセッティングです。
※テンポ”♩=127”で設定
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[設定の手順]
・テンポを決めるのが先
・次に弾きながらタイミングを調整
・FEEDBACKは1回が基本。
↓
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ディレイありとなしで聴いてみましょう♪
↓
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ギターでも効果バツグンの符点8分ディレイね♪
※メーカーによっては、テンポを入力すると自動で”符点8分ディレイ”がかかるモデルもあります。
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BOSS Digital Delay DD-8の使い方~まとめ~
ということで「BOSS Digital Delay DD-8」の紹介でした!
BOSSのDDシリーズは1983年の発売以来ずっと人気のディレイ♪
2025年時点での最新モデル”DD-8”は多機能で使いやすいモデルでした。
[機能]
・11種類のモード切り替えで多彩なディレイを作る
・定番のディレイから空間の演出まで様々
・バッファー機能で音の劣化がない
[モード]
定番系:ANALOG, STANDARD, TAPE, WARM
効果音系:REVERSE, WARP, GLT
空間演出系:SHIM, MOD, +RV
LOOP機能は今回使用していませんが、40秒の録音が可能で、それを再生しながら演奏することもできます。
一人オーケストレーションですね♪
[ディレイの基本]
弾いた音がどのタイミングで返るか?
フレーズに対してどうかぶさってくるか?
はっきり効かせるか?フワッと効かせるか?
FEEDBACKとTIMEのツマミで調整ですね!
DD8はギタリストからベーシストまで多くのアーティストに使用されるディレイエフェクターです。
エフェクターボードに組み込んでも良いのではないでしょうか?
ってことで「DD8はベースソロで使ってね〜♪」
その昔、
ディレイが何かわからず、
BOSSのDDシリーズに出会い。
ディレイのデフォルトがDDになった。
次のモデルは出るのだろうか?
また会おう♪
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