今日のオススメの弦は「リチャード・ココ」という弦。
どんな音になるのかな?
楽器屋さんで目に付く赤いパッケージの弦ね!
イタリア産の弦「リチャードココ」を紹介します。
【知りたいポイント】
・イタリア産「リチャード・ココ」の紹介
・試奏音源でチェック♪
※今すぐ音源を聴きたいときはコチラ→リチャードココの試奏音源へ♪
以上の内容で進めてまいります!
ベース弦を選ぶときは「弦の構造」や「弦の種類」がわかると選びやすくなります。
詳しくはコチラの記事を参考にしてください→ベース弦の構造と選び方〜イラストでチェック〜
それでは今日も行ってらっしゃい♪
リチャードココ・ベース弦の解説
リチャードココについて以下の項目で解説します。
①リチャードココについて
②弦の素材と種類
③弦のゲージ(太さ)
①リチャードココの歴史
・イタリア生まれのリチャードココ氏が作ったハンドメイドブランド。
・元々はアメリカに工房があったが、今はイタリアに移っている
・独自の手巻き製法で作られた伝統ある弦
・現在、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアで販売されている
公式サイトは全部英語で書かれていますが、興味ある方はコチラから→Richard Cocco公式サイト
【公式サイト一部和訳】
リチャードが弦楽器製造業に参入したのは、最初のエレキ・ベース・ギターが登場した頃だった。
この新しい楽器に魅了された彼は、新しい弦を作るために手巻きのCocco方式を開発し、それが非常に優れたものであることが証明された。
彼の最初の顧客の中には、アメリカの伝説的なエレキ・ベース・ギターの発明家もいた。
私たちは他より一歩先を行くつもりです。
パッケージが赤なので、楽器屋さんですぐ見つかると思います!
↓
作り方が丁寧だよね!
手巻きをどうやってやるのかは不明。。
②弦の素材と種類
【素材】
リチャードココの弦に使われている素材は?
↓
定番のニッケルやステンレスに加え、ゴールドがあります。
ゴールドの弦は最近
※ゴールド弦は、40以上に及ぶ自然鉱物を独自配合した新素材を使用。
【種類】
リチャードココで製作されているのはラウンドワウンド弦のみです。
フラットワウンドやハーフラウンドはないみたいですね。
③弦のゲージ(太さ)
弦のゲージ(太さ)が豊富にあります。
標準のゲージから、わずかに太さを変えたものまで多数!
↓
【ゲージ(太さ)一覧】
モデル名 | 1弦 | 2弦 | 3弦 | 4弦 |
RC/4AB | 30 | 50 | 70 | 90 |
RC/4C | 40 | 60 | 75 | 95 |
RC/4D | 40 | 60 | 80 | 100 |
RC/4E | 44 | 62 | 85 | 105 |
RC/4F | 45 | 65 | 80 | 100 |
RC/4G | 45 | 65 | 85 | 105 |
RC/4H | 50 | 70 | 85 | 110 |
FAT/PAK | 44 | 62 | 85 | 110 |
標準のゲージだと「RC/4F」「RC/4G」だね♪
「45,65,85,105」「45,65,80,100」あたり。
これより細いゲージを選ぶと弦のハリがゆるくなって、押さえやすくなるね!
その分、低音のガツッとした感じが弱くなるけど、、
リチャードココ・おすすめのベース弦〜試奏音源♪〜
それでは試奏した音源を聴いてみましょう♪
今回試奏したのは「RC4GN BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND」という弦です。
※使用ベースはYAMAHA BB424
RC4GN BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND
モデル名が「RC4G」で、そのよこに書いている「N」が「ニッケル製」
「S」が書かれていると「ステンレス製」です。
※モデル名は一覧表を参照
【弦の詳細】
ゲージ:45・65・85・105
素材:ニッケル
タイプ:ラウンドワウンド
音源は、指弾き→ピック弾き→スラップ→指弾きフレーズの順で演奏しています。
うん、上品!
スラップの音は主張しすぎないけど、アタックはしっかり出る!
【特徴】
・低音から高音まで芯のある音
・指弾のツヤのある音が作れる
RC4FN BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND
「RC4GN」のゲージ(太さ)違いの弦もあります。
↓
【弦の詳細】
ゲージ:45・65・80・100
素材:ニッケル
タイプ:ラウンドワウンド
3弦4弦が少し細くなっています。
弦のテンション(ハリ)を少しゆるくして早いフレーズを弾きやすくしたい場合はコチラがおすすめ!
【特徴】
・音の質はRC4GNと同じ
・3弦4弦が押さえやすいゲージ
・低音の張った感じは弱くなる
RC4GS BASS STRINGS STAINLESS STEEL ROUND WOUND
ニッケル製よりゴリゴリした感じを出したいときは、ステンレス製の弦がオススメです!
アタックが強めに出て、バンドの中でも存在感がある音が作れます。
スラップ奏法によく合います!
【弦の詳細】
ゲージ:45・65・85・105
素材:ステンレス
タイプ:ラウンドワウンド
【特徴】
・アタックが強く出る
・存在感のある低音とエッジの効いた高音
・スラップにオススメ
※他のステンレス弦の紹介はコチラの記事で→ステンレス弦の紹介・試奏音源♪
リチャードココ・ベース弦〜まとめ〜
ということで今回はイタリアからの音「Richard Cocco」の紹介でした。
「演奏するのは人の手」という原点を教えてくれたよいうな気がします。
サウンドは、一言で「上品なサウンド」
RC4GN:高音から低音まで芯のある音が出せます。
RC4FN:基本となる音はRC4GNと変わらず、弦のテンションをゆるくして押さえやすくしたタイプです。
使い込む事で中域に艶が出てくるでしょう!
指弾きにおすすめ!
最近、リチャードココは楽器屋さんで多くみますね。
おそらく、今回紹介した2つが主に置かれていると思います。
あと、パッケージが全て赤いので、表示をしっかり見て選んでくださいね!
「RC4GN」の見かたは?
↓
「RC4」←4弦ベース用
「G」←ゲージの一覧で確認
「N」←ニッケル製
といった感じです。
ゲージはパッケージに数字で書かれているので一覧表を覚えなくてもOKです。
ぜひみなさんもお試しください♪
パッケージに書かれている言葉。
↓
“from my hands to your hands”
「私の手からあなたの手へ」
また会おう♪
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