6弦ベースを使い始めたのは5弦ベースに慣れた頃だったかな?
今日は6弦ベースを紹介しましょうね〜♪
今回のテーマは「6弦ベース」
ベースといえば4弦ベース”が基本、そこに1本弦が増えて”5弦ベース”、さらに1本増えて”6弦ベース”。
6本も弦が張られたベースはどんな楽器なのでしょう?
4弦ベースとの違いや奏法などを解説します!
【今回のポイント】
・6弦ベースって何?
・ギターとの違い
・6弦ベースのチューニングのやり方
・6弦弾きのアーティスト
・メリット&デメリット
以上の内容で進めて参ります!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
6弦ベースについて〜音/音域〜
まずは6弦ベースについて解説しますね〜♪
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①6弦ベース
②6弦ベースの音域
①6弦ベース
通常のベースは「弦が4本ある楽器」ですが、それに弦を2本プラスしたのが「6弦ベース」です。
4弦ベースから6弦ベースまでを並べてみましょう♪
↓
ボディの形状などはメーカーにより異なるので「弦の本数」と「ネックの幅」の違いを理解しましょう♪
実際に持ってみるとネックの太さがわかる!
弦は一番太い弦が6弦目で、
一番細い弦が1弦目ですね〜♪
↓
↑
5~2弦目は4弦ベースと同じ弦だよ!
②6弦ベースの音域
どこまでの音域を出せるのでしょうか?
4弦ベースと比較します。
【低音側(6弦目)】
まず、”低音側に音が増える”ということです。
低音側(6弦目)に「4フレット分」音が増えます。
↓
最低音が「B」
続いて1フレットから「C、C#(Db)、D、D#(Eb)」
【高音側(1弦目)】
では、高音側(1弦目)にはどれだけ音が増えるのでしょう?
高音域はフレットの数で変わるから、どのモデルも同じだけ音が増えるわけではないよ。
「24フレットの6弦ベース」なら「5フレット分」高い音が増えます。
※24フレットの4弦/5弦ベースと比べる場合
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最高音が「C」
そこから1フレットずつ下がって「B、A#(Bb)、A、G#(Ab)」
ベースは「20~24フレットのモデル」があり、高音がどこまで出るかには差がありますね〜♪
【トータルの音域】
「一番低い”C”(6弦1フレット)」から「一番高い”C”(1弦24フレット)」まで4オクターブの音域があります。
※24フレット仕様の6弦ベースの場合
メジャースケール(ドレミファソラシド)で高いところまで弾いてみよう♪
↓
↑
6弦はハイトーンの音が出せるんですね!
6弦ベースとギターの違い
同じく、弦が6本ある楽器といえば「ギター」ですね。
2つの違いは何でしょうか?
①大きさ
②チューニング
の違いを見てみましょう〜♪
①大きさの違い
ギターを並べると大きさの違いは明らか!
↓
弦長(スケール)も知っておくと良いかな。
↓
【スケール(弦長)】
・ベースは、標準サイズが「864ミリ」で”ロングスケール”
・6弦ベースだと「889ミリ」で”スーパーロング”や”エクストラロング”と言われます。
・ギターは、標準が「648ミリ」
実際に持ってみるのが分かりやすいですが、数字だけ見ても大きさの違いがわかりますね〜♪
②チューニングの違い
「開放弦のチューニング」はどうなっているのでしょう?
↓
●6弦ベースは→6弦から「B・E・A・D・G・C」
●ギターは→6弦から「E・A・D・G・B・E」
6弦ベースの開放弦の音を聴いてみよう♪
↓
6弦目の低音感がいいですね〜♪
6弦ベース~チューニングのやり方~
チューニングのやり方についてですが、4弦ベースのやり方がわかっていれば簡単!
チューニングについて詳しくはコチラの記事をチェック→チューニングのやり方を解説♪
チューニングの手順
先ほど解説した、6弦から「B・E・A・D・G・C」に開放弦の音を合わせるだけです♪
【手順】
①6弦目を「B」に合わせる
②5~2弦目は4弦ベースと同じ「E・A・D・G」に合わせる
③最後は1弦を「C」に合わせる
↓
チューニングは1弦(C)から始めても良いですよ〜♪
ディスプレイの表示を「B(6弦目)〜C(1弦目)」を覚えておこう!
↓
チューナーはどれを使う?
チューナーはどのタイプを使っても大丈夫ですね〜♪
↓
【使用するチューナー】
・クリップ型
・ペダル型
・カード型
・ラック型←あまり一般的ではない
【チューナー選びの注意点】
注意点としては「ウクレレ用」などを使うと低音弦に反応しないことがあるので、「ベース用」か「クロマチックチューナー」を使うようにしましょう♪
ペダル型はオールマイティなので問題なしです!
【豆知識】
実音で反応しない場合は「5フレットのハーモニクス」を鳴らすと反応するよ♪
高い音を鳴らせば反応するわけですね〜♪
でも、ちゃんと反応するチューナーを持っておくことをオススメします♪
オススメのチューナーはコチラで紹介しています→チューナーのおすすめ11選紹介♪
6弦ベースのアーティスト紹介♪
「6弦ベースを使うアーティスト」を紹介します。
4弦弾きのアーティストに比べると6弦ベースのアーティストは少ないですが、紹介する皆さんテクニックは抜群です!
↓
【日本のアーティスト】
・櫻井哲夫
・中村正人(ドリームズカムトゥルー)
・BOH
・今沢カゲロウ
・須藤満
・納浩一
・水野正敏
・tetsuya(ラルクアンシエル)
【海外のアーティスト】
・アンソニージャクソン
・ジョンパティトゥッチ
・トニーグレイ
・ネイザンイースト
・ジョンマイヤング
・アンドリューグーシェ
・ジミーハスリップ
コチラのみなさん、ベースソロを弾かれる方が多い印象ですね♪
ハイポジションでメロディを弾いたりタッピングしたりする場合、6弦だと広がりが出て演奏性があがるんだ♪
6弦ベースは初心者に難しい?〜メリット&デメリット〜
最後に「6弦って初心者には難しいの?」について考えてみたいと思います。
①メリット&デメリット
②6弦の弾き方に慣れるまで
①メリット&デメリット
●6弦のメリット&デメリット
↓
【メリット】
・音域が広がる(重低音〜ハイポジションまで)
・横移動のフレーズが弾きやすい
・コード奏法のバリエーションが増える
・目立てる、上手そうに見える
【デメリット】
・弦のミュートが大変
・ネックの幅が広くなり押さえにくい
・ネックが太くて重い
・弦交換は6本変える必要がある
・アクティブタイプが多いので電池の消耗に注意
ハイCがあることでメロディの幅が広がるんだ♪
ただ、太いネックはミュートが大変!
弦のミュートにはフレットラップという便利アイテムもあります♪
②6弦の弾き方に慣れるまでの道のり
筆者が6弦ベースに慣れるまでに、やったことは?
①4弦ベースから5弦ベースになれる
いきなり6弦を弾こうとすると、何を弾いたら良いのかわからなくなります。
まずは、5弦ベースでネックの感覚や低音域の使い方を覚えていくんだね!
②5弦に慣れてきた段階で6弦にチャレンジ!
その時にやったことは?
「6弦ベースを持って4弦ベースの感覚で弾く」です。
ん?4弦ベースの感覚とは?
「両サイドの6弦目と1弦目を無視して、真ん中の4本だけを弾くところからスタートする」ってことね!
↓
4弦ベースで弾くフレーズを6弦ベースで弾いてみるんですね〜♪
そして、ネックの幅やミュートの感覚になれていきましょう♪
③あとは、地道にやるしかない!
↑
結局ここ!
やらない人間には何も起こらない。。。
6弦ベースについて〜まとめ〜
ということで「6弦ベースの紹介」でした!
弦が6本あり、ギターよりデカいベース。
それが「6弦ベース」
6弦を使う理由としては、高音域に音域が広がるというメリットがあるからですね!
6弦弾きのアーティストさんをみても、みなさんベースでメロディを弾きまくる方が多くいます。
ぜひ筆者の”おすすめアーティスト”もチェックして見てください♪
↓
・日本のロックベーシスト
・海外のベーシスト
・ジャズフュージョン系ベースシスト
デメリットとしては「弦が増える→ミュートする弦が増える」ということ。
ここにどう対処していくか?
ミュートの技術を身につけるかどうか?
練習あるのみ!
↑
やっぱりここ!(笑)
ってことで「6弦って、ええなぁ〜♪」
6弦ベースは怪物。
大谷翔平くんみたいだ。
ということは、
大谷くんくらい努力すれば、
6弦ベースは弾ける!
また会おう♪
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