楽器のメンテナンスは大切な仕事だね!
演奏に影響するからね!
今回は「楽器のメンテナンスに必要なもの」について解説したいと思います。
メンテナンスはリペアマン(メンテナンス専門)に任せてもいいのですが、
自分でできるメンテナンスもあるので、ぜひここで覚えておきましょう!
【この記事はこんな人にオススメ】
・この道具は何に使う?
・弦高(げんこう)の調整には何を使う?
・ネックの反りには何を使う?
・楽器をキレイにしたい!
知っておくと便利なことばかりなので、最後までお見逃しなく!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
ベース初心者が楽器のメンテナンスで必要なもの6選
まず初めに、メンテナンスをする上で必要になる道具を紹介します。
①クリーニングクロス
②六角レンチ
③ドライバー(プラスとマイナス)
④ニッパー&ペンチ
⑤ストリングワインダー(ペグワインダー)
⑥ポリッシュ
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これらの道具を使ってメンテナンスをしていきます。
①クリーニングクロス
【クリーニングクロス】
これはとりあえず一枚持っておきましょう(写真)
(筆者は楽器のケースごとに入れているので5枚ほど持ってます)
【用途】
・楽器全体をキレイに磨く
・指板潤滑をつけて弦になじませる
【使用箇所】
ベースのボディ・ネック・指板・弦・ヘッド・ペグ・ブリッジ
基本はどこでも磨けるよ!
乾拭きで充分キレイになる。
指板のクリーニングは弦を緩めると磨きやすいです(写真)
弦交換をするときに磨くのもいいですね〜♪
弦がないから磨きやすいですよ〜♪
「弦交換の仕方」についてはコチラの記事→【写真でわかる!】エレキベースの弦交換〜初心者でも簡単!〜
注意:指板を磨くとき「オレンジオイル」や「レモンオイル」を使う方がいますが、日本の環境では使わなくても問題ないです。
オイルは、乾燥で指板が傷むのを防ぐ役割があります。
アメリカなど乾燥する地域で使われているモノで、日本では逆に湿度が多くなって傷む可能性があります。
なので、クリーニングクロスだけで充分磨けます。
※クロスについてさらに詳しくはこちらの記事で→クリーニングクロスのおすすめ紹介♪
②六角レンチ
【六角レンチ】
楽器を買ったときにセットでついてくることもあります(写真)
サイズは使う場所によって変わります。
【用途】
弦高の調整・ネックの調整
【使用箇所】
ブリッジ・トラスロッド
弦高の調整をする
弦とフレットの幅を調整することを「弦高調整」といいます。
「弦高が高い、低い」という言い方をします。
弦高は低い方が押さえやすいです。
ブリッジにネジ穴があるので、それを六角レンチで回して調整(写真)
六角レンチは外国のインチと日本のミリでネジ穴が合わないことがあるから注意ですね〜
僕はフェンダーの六角レンチを持っているよ!
これさえあれば何でも調整できる!
↓
弦高の調整の仕方についてはコチラの記事で→【押さえにくい?】ベースの弦高の調整をしよう〜写真でチェック〜
ネックの調整をする
ネックは使っていると反ってきます。
その反りの調整に六角レンチを使います。
ネックの中にトラスロッドという鉄の棒が入っているので、それを六角レンチで回して調整(写真)
ベースのメーカーによってトラスロッドの種類が違うものがあるので、六角レンチでは調整できないモノもあります(写真)
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ネックの調整はなかなか難しいので、リペアに持っていった方が無難ですね〜
ネックの調整の仕方についてはコチラの記事で→【反ってる?】ベースのネック調整をわかりやすく解説〜写真でチェック〜
③ドライバー(プラスとマイナス)
【ドライバー】
家のどこかにあるはずです(写真)
ホームセンターでも手に入ります。
【用途】
オクターブ調整・弦高調整・ネック調整
【使用箇所】
ブリッジ・トラスロッド
オクターブ調整をする
「オクターブ調整」について解説します。
開放弦(0フレット)でチューニングが合っていても、ハイポジションを押さえると音程がズレることがあります。
これを調整するのが「オクターブ調整」です。
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ブリッジについているネジをプラスドライバーで回して調整します。
オクターブの調整についてはコチラの記事で→【ピッチ悪くない?】ベースのオクターブチューニングをしよう〜写真で確認〜
マイナスドライバーの使用例
弦高調整するときに六角レンチがハマらないタイプのブリッジがあります(写真)
その他ネック調整のときにマイナスドライバーを使う場合があります。
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このタイプには大きめのマイナスドライバーが必要になるので、面倒な場合はリペアに持っていきましょう!
正式名は「マイナスレンチ」「オフセットドライバー」
小さいサイズのドライバーは100均で手に入るよ!
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④ニッパー&ペンチ
【ニッパー】【ペンチ】
いますぐホームセンターへ Let’sGo!!
「ニッパー」と「ペンチ」の違いがわかりにくいですが、
・ニッパーは弦を切る
・ペンチは弦を切る&弦をはさんで引っ張ることもできる
(ベースの弦を引っ張ることはあまりないので、ニッパーがあれば良いと思います)
【用途】
弦交換の時に弦を切るために使います。
【使用箇所】
弦
弦交換の作業が早くなるので、持っておきたいですね〜
⑤ストリングワインダー(ペグワインダー)
【ストリングワインダー(ペグワインダー)】
有名な弦メーカー「ダダリオ」から発売されている便利な代物です。
【用途】
弦を巻くためのモノ
【使用箇所】
ペグ
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弦交換の時、ペグを手で巻くよりストリングワインダーを使うと楽に巻けます。
最近は「電動のストリングワインダー」があるみたいです←これは楽すぎる!
ちゃんとベース用を買ってくださいね〜
ギター用は小さくてペグにハマりませんのでね〜
ニッパーとストリングワインダーが一緒になったモノがあるみたいだよ!
これ一つで「弦が切れて」「弦が巻ける」からお得だね!
弦交換についてはコチラの記事で→【写真でわかる!】エレキベースの弦交換〜初心者でも簡単!〜
⑥ポリッシュ
【ポリッシュ】
「ボディをキレイに磨きたい貴方へ」「常にキレイなボディを!」
【用途】
ベースのボディの汚れ(指紋、汗など)をキレイにしてツヤを出す。
【使用箇所】
ベースのボディ
ポリッシュを使用するには「クリーニングクロス」が必要になります。
ボディにツヤが出ますね〜♪
【ポリッシュ使用の注意】
ベースのボディ塗装より使用できないモノもあります。
ラッカー塗装、オイル塗装に使うと塗装が剥がれてしまうことがあるので、気をつけましょう!
塗装は分からないと思いますが「ツルツルしてないボディ」には使用禁止です。
詳しくは楽器屋さんで聞くことをオススメします。
キレイに磨いても、演奏するとすぐに指紋はつくからね。
たまにメンテナンスするくらいでいいと思うよ。
クロスで拭いておくだけでもいいですよね〜
筆者は学生時代、タオルにポリッシュをつけて磨いてましたが、ダメです!←ボディが傷つきます。
(クロスを買うお金がなかった、、)
ベース初心者が楽器のメンテナンスで必要なもの6選〜まとめ〜
今回は「メンテナンスに必要なもの」を紹介しました。
メンテナンスは毎日しなくてもいいですが、ちょっとした楽器の不具合には気をつかいたいですね。
【毎回すること】
・クロスで乾拭き
ボディ・ネック・弦
【弦が押さえにくくなったらすること】
弦高調整・ネック調整
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これとセットで「オクターブ調整」をする。
といったところでしょうか。
まずは、クリーニングクロスだけでも持っておいた方がいいですね!
ぜひ、皆さんも楽器をメンテナンスしましょう!
楽器は丁寧に扱うことで、自分に応えてくれる。
上手くなるには楽器に対して真摯であること。
ボロボロの楽器では良い音出はでない。
また会おう♪
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