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チューブアンプの代表メーカー「アンペグ」
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スタジオやライブハウスでもよく使われて、メジャーアーティストも多く使用するアンプだね♪
今回は「アンペグ/SVT-3PROの使い方と音作り」を解説します!
スタジオの定番アンプなので使う機会は多いのではないでしょうか?
この記事で使い方とセッティングを実践しているので、ぜひ次のスタジオの参考にしてみてください♪
【今回のポイント】
・アンペグベースアンプについて
・アンペグSVT-3PROの紹介
・アンペグSVT-3PROの使い方
・おすすめセッティング
・試奏音源でチェック♪
それでは今日もスタジオへ録音しに行ってきます⤴︎
(タイトルクリックでスキップ♪)
タイトル | 内容 |
---|---|
アンペグについて | ・歴史/特徴 ・モデル紹介/アンプ以外の商品 |
アンペグ/SVT-3PROの紹介 ~音源あり♪~ | ・コントロール部分/ 接続端子 ・イコライザー/ 各スイッチ機能 |
アンペグ/SVT-3PRO使い方 ~音源あり♪~ | ・音色/音作り ・おすすめセッティング |
バンドアンサンブル音源 ~音源あり♪~ | ・ジャンルごとの音作り ・バンドサウンドに合わせる |
アンペグ使用アーティスト | ・アーティスト一覧 |
それでは今日も行ってらっしゃい♪
アンペグベースアンプ/ヘッドアンプ~特徴・モデル~
まずは”アンペグ”というメーカーの紹介から始めます♪
①アンペグの歴史
②ヘッドアンプのモデル
③その他の機材
①アンペグの歴史
[アンペグについて]
・1946年:アメリカで設立
当初は「マイケル=ハル・エレクロトニック・ラボ」という名前
・1960年:世界初のリヴァーブ内蔵アンプを開発
・1969年:アンプ”SVT”を発売
・ギターアンプもいくつか発売(GVTなど)
・その他楽器やエフェクターの製造も行う
・現在はヤマハの子会社
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世界中で多くのベーシストが使用するアンプだよね♪
SVTモデルはめちゃ有名!
②ヘッドアンプ
ヘッドアンプの代表機種は?
PROシリーズ
SVTは「スーパー・バブル・テクノロジー」の略。
「3PRO」「4PRO」「7PRO」をラインナップ。
”50周年記念モデル”も発売されています。
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[特徴]
・実用性と耐久性を兼ね備えた、最上級アンプ
・ハイブリッド・チューブ・プリアンプ
・豊富な音作り
・世界標準のアンプ
・多くのアーティストが使用
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今はハイ出力のアンプは当たり前だけど60年代当初は革新的だったのね♪
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Ventureシリーズ
Vetureシリーズはモダンなサウンドと機能を提供。
VENTURE V3, V7, V12までをラインナップ。
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[特徴]
・軽量化されたモデル
・3バンドイコライザー
・オーバードライブ回路搭載
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コンボアンプ
ヘッドアンプとキャビネットが一つになったモデルもあります。
「RB-108」「RB-110」など「112, 115, 210」までラインナップ。
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[特徴]
・30W(RB-108)から500W(RB-210)のモデルまで充実
・帰宅でアンペグサウンドが出せる
・パワフルで軽量
・オーバードライブ回路搭載
・伝統のアンペグプリアンプ
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ライブハウスでコンボアンプを使ったことがあるけど、強力な低音だったよ!
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③その他の機材
アンペグはアンプ以外の製品も発売されています。
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プリアンプ, 歪み系, コーラス, コンプレッサーなど多彩なモデルがあります。
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外付けのプリアンプでアンペグサウンドが作れるんだね♪
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アンペグベースアンプ/SVT-3PROの紹介
それでは、SVT 3PROを詳しく紹介していきます!
スタジオのアンプを見ながら各ツマミと機能をチェックしていきましょう♪
※イコライザーの効き具合などは実際に演奏
①コントロールと接続端子
②アンプに接続/2つのボリューム
③3バンドイコライザーの効き具合
④9バンドイコライザーの効き具合
⑤ウルトラHI/ ウルトラLO
⑥BRIGHTスイッチ
⑦TUBE GAINとGAIN
⑧MUTEスイッチ
①コントロールと接続端子
各コントロール(ツマミ)をチェック♪
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[コントロール部分]
①INPUT:シールドを接続する
②BRIGHTスイッチ:高音域をブースト
③PADスイッチ:入力レベルを15dB下げる
(アクティブベースを使用するときON)
④GAIN:入力信号の調整
⑤ULTRA HI/ULTRA LOスイッチ:高音域と低音域のブースト
⑥3バンドイコライザー:BASS/MIDRANGE/FREQUENCY/TREBLE
⑦MASTER:全体の音量の調整
⑧TUBE GAIN:チューブ回路へ送る信号の調整
⑨MUTEスイッチ:チューナーOUT以外のすべての出力をミュート
⑩EQスイッチ:9バンドイコライザーのON/OFF
⑪9バンドイコライザー:9バンドのグラフィックイコライザー
⑫電源スイッチ:アンプの電源ON/OFF
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これだけツマミが豊富なら音作りは無限だね♪
イコライザーが2タイプあるって珍しいよね!
ツマミの種類や使い方についてはこちらの記事でも解説→アンプのツマミを解説♪
②アンプに接続/2つのボリューム
シールドの接続などを確認♪
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基本的な接続は”INPUTにシールドをさす”だけ♪
その他ベースタイプによってPADスイッチを?
↓
[PAD(-15dB)スイッチについて]
・パッシブベースを使うときスイッチは押さなくてOK
・アクティブベースのときは押す
※今回はパッシブベースを使用
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[2つのボリューム]
SVT 3PROには2つのボリュームがついています。
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音を出すときは”GAIN”と”MASTER”を上げないと音が出ないから注意。
↓
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どちらかがゼロの場合、音は出ません。
・GAINはベースからの音量を調整(入口)
・MASTERはアンプ全体の音量を調整(出口)
③3バンドイコライザーの効き具合
ダイヤル式のイコライザーの調整をしてみます。
各ツマミを上げ下げして音の変化を聴いてみましょう♪
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”音の広がり”と”アタックの出方”に注目です。
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”MIDRANGE”は周波数を5段階で切り替えられるよ♪
”FREQUENCY”を切り替えて聴いてみよう!
↓
[FREQUENCY(選択できる周波数)]
1=220Hz、2=450Hz、3=800Hz、4=1.6kHz、5=3kHz
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アタックはスラップのプルでチェックします。
※最初の音は”イコライザーなし”の音で、以降”フルで上げ下げした音”
気づいたことはメモしておきましょう。
↓
・BASSはかなり膨らむ、上げすぎ注意
・TREBLEは痛い感じはない、下げて柔らかくなる
・MIDRANGEの2,3あたりが音抜けが良さそう
・MIDRANGE4,5はアタックの強調に使える
④9バンドイコライザーの効き具合
さらに9バンドのグラフィックイコライザーで作り込むことができます。
※EQスイッチをONにしないと効かないので注意
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3バンドで足りない部分を調整して、細かいところまで追い込みましょう。
”音の広がり”と”アタックの出方”をチェック♪
↓
こちらのアタックもスラップのプルでチェックしています。
※最初の音は”イコライザーなし”の音で、以降”フルで上げた音”
・150Hz,300Hz,600Hzが中低音に効く
・2K,5Kでアタックを強調
・33Hzはあまり変化しないがボヤけ解消に使う
・9KHzは高音の痛い部分の解消
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めんどくさいけど初めて使うアンプはこうやって全部の効き具合を調べよう♪
EQが効きやすい帯域がわかったり、微妙な変化に耳が慣れてくるよ!
イコライザーの使い方はこちらでも解説→イコライザーの使い方とセッティング♪
⑤ウルトラHI/ ウルトラLO
”ウルトラHI”と”ウルトラLO”というスイッチがあります。
イコライザーと違って高音域と低音域をON/OFFで変化させる機能です。
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”HIのみ”と”LOのみ”、さらに”HIとLOを2つ同時押し”の音をチェックします。
※アタックは最初の音が原音、2つめがスイッチON
↓
高音と低音が目立つ”ドンシャリ”のセッティングなどで使えそうな機能ですね♪
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HIとLOを同時に使うとコンプレッサーがかかった感じになるね♪
ちょっと押しつぶされた感じ♪
⑥BRIGHTスイッチ
こちらもスイッチひとつで音色を変えられる機能です♪
BRIGHTスイッチ:高音域をブースト
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”ウルトラHIの高音域”と比較してみましょう。
”BRIGHT”と”HI”を比較。
”BIRIGHTとHIを同時押し”でチェック♪
↓
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音の輪郭が変わるんだね♪
・BRIGHT→音が硬くなってハリがでた
・ウルトラHI→アタックが強調される
・同時押し→ギラギラ
⑦”TUBE GAIN”と”GAIN”
”TUBE GAIN”というツマミはどんな効果があるのでしょうか?
[GAINとTUBE GAINの違い]
TUBE GAINは音量の調整ではなく「真空管のウォームサウンドを作るところ」といったツマミです。
・TUBE GAIN MAX:ドライブ感, 温かみのある音
・TUBE GAIN ゼロ:硬くシャープな音
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TUBEを動かして変化を聴いてみましょう♪
MASTERとGAINは50%くらいです。
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上げていくとムワッとあったかい感じの音になるかな♪
ゼロだと硬い音になる♪
SVTの取扱説明書には「MASTERとTUBEがMAX」の設定がおすすめされてました。
「そうなの!?」って驚きでしたが、やってみましょう!
↓
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音量はめちゃ上がるからGAINは下げてね!
GAINは軽く上げたくらいで充分だったよ♪
⑧MUTEスイッチ
MUTEスイッチをONにすると?
・音が出なくなる
・シールドの抜き差しが自由
・PEAK/MUTEのLEDが赤く点灯
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[ライブスタートの前に]
筆者は、ライブの前にこのスイッチをONにしておきます。
不意に”シールドが抜けてしまったり”ハウリングを起こしたり”と、ステージ上で何があるかわかりません。
でも、そのままライブをスタートしないように気を付けましょう。
完全にミュートされているので、ベースだけ音が、、、出ない!(笑)
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MUTEスイッチがあれば楽器の差し替えが早くできるよね♪
ボリュームをいちいち下げてると時間がもったいない。
アンプのセッティングについてはこちらの記事でも解説→アンプの使い方とセッティング例♪
アンペグベースアンプ/SVT-3PROの音作りとおすすめセッティング
ここからアンプの音作りにチャレンジです!
先ほどの”イコライザーの効き方”や”スイッチ機能”を使って音色を決めていきます。
スイッチ類/3バンドイコライザー/TUBE GAIN/9バンドイコライザー
の設定をそれぞれチェックしてください♪
↓
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[詳細]
●アンプ:SVT 3PRO
●録音マイク:SHURE 58
●使用ベース:フェンダージャズベース
※アンプにマイクを立てて録音♪
↓
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(音色リックでスキップ♪)
音色 | 奏法 |
---|---|
①フラットのセッティング | ・ツマミを動かさずに演奏 ・指弾き, ピック弾き, スラップ |
②太い音 | ・指弾き |
③柔らかい音 | ・指弾き |
④硬い音 | ・指弾き, ピック弾き |
⑤抜けの良い音 | ・指弾き |
⑥ドンシャリ | ・指弾き, スラップ |
⑦歪み系(エフェクター使用) | ・指弾き, ピック弾き |
番外編:筆者の普段のセッティング | ・指弾き, ピック弾き, スラップ |
①フラットのセッティング
まずは音を加工しないで演奏してみましょう♪
[フラットのセッティング]
・スイッチ類はOFF
・TUBE GAINは50%
・3バンドイコライザーはすべて12時
・9バンドイコライザーはOFF
・GAINとMASTERは適当な音量
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・高音は出過ぎない
・中低域が丸い感じ
・グイッとドライブ感がある
・アタックの調整はイコライザーでやる
・ウルトラHIやBRIGHTスイッチも積極的に活用
まずはこの音を基準に調整をしていきます。
②太い音
[こんなときにオススメ♪]
・バンドのボトムを支える
・パワー感のある音
・重低音系サウンド
・エフェクターの音やせを補正
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・FREQUENCYは2(450Hz)で低音を前に押す
・9バンドEQの150Hzでふくらみを得る
・33Hzはボヤけないように下げた
・TUBEはやや上げめ
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この他にジャズベースのリアピックアップをしぼって音を太くする方法もあるよ♪
ベース本体とアンプの組み合わせで調整!
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リアピックアップをしぼると”プレシジョンベース”に近いニュアンスになります。
プレシジョンベースについてはこちらも記事で→プレシジョンベースの紹介♪
③柔らかい音
[こんなときにオススメ♪]
・おとなしい感じのサウンド
・バラード系, ジャズ系
・アタックを出したくない
・ベース本体の高音が出過ぎ
・ハリたての弦の音を抑える
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・TREBLEを下げて角を取る
・FREQUENCYは1(220Hz)が低音の広がり
・TUBEを上げて温かみを加える
・9バンドEQの150Hzで低音感
・ウルトラLOでさらに持ち上げ
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トーンをしぼって丸くすることもできる♪
↓
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[手軽に音色を変える技♪]
・曲ごとにアンプの設定を変えるのは大変
・そんなときはベース本体のトーン調整が有効
④硬い音
[こんなときにオススメ♪]
・アタックを強めに聴かせたい
・ピック弾き
・明るいサウンド
・ロック系, スラップ, 歪み系
・弦が古い時の対処
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指弾きとピック弾きで演奏してみましょう♪
↓
・BRIGHTスイッチで基本のトーンを明るく
・9バンドEQの2Kでアタックを強く
・TREBLEを上げてさらにアタックを強く
・FREQUENCYの2(150Hz)で低音を無くさない
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ピックで弾くと基本は硬い音だね♪
アタックがはっきりと出るんだ♪
ピック選びも大事です→おすすめピックの紹介♪
⑤抜けの良い音
[抜けの良い音のセッティング例]
・バンドの中低域を狙う
・埋もれない音
・指弾き
・細かいフレーズもツブがよく聴こえる
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・中低域に特化した設定
・FREQUENCY3(800Hz)
・9バンドEQの300Hzでローミッドを押す
・低音かんが足りない場合300Hzを上げてもOK
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ジャズベースのフロントピックアップを下げて音抜けをよくをしてみよう♪
9バンドイコライザーは300Hzを150Hzブーストに変えたよ♪
↓
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ジャコパストリアスもこのセッティングで演奏しています。
⑥ドンシャリ
ドンシャリは高音域と低音域が目立つ音♪
[こんなときにオススメ♪]
・スラップ
・ミクスチャーロック
・ベースソロ
・音をジャキジャキさせたい
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・高音域はウルトラHIとTREBLEと5K,2Kを上げ
・低音域はBASSと150Hzを上げ
・FREQUENCY3(800Hz)をカット
・TUBE GAINをMAXで太さを出す
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極端なセッティングだけど、中域を全カットしてみる♪
ドンシャリのドンシャリになるかな(笑)
↓
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低音がふくらんだ感じにありましたね。
ミクスチャーロックなどはこのセッティングをするバンドも多くいです♪
⑦歪み系(エフェクター使用)
[歪み系のセッティング例]
・エフェクターは”サンズアンプ”と”BOSS/ODB-3”を使用
・音やせしがちな中低域を補正する
・アタックを強調
・エフェクター側で調整できるモデルもある
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さらに、”ゲキ歪み”に対応するセッティングです。
あえてエフェクターのイコライザーは動かさず、アンプだけで補正をしてみます。
↓
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アンプの調整なし(フラット)とアンプの調整ありを比較してみましょう。
↓
・9バンドイコライザーの150Hzは音やせ防止に役立つ
・FREQUENCYは1(220Hz)か2(450Hz)がおすすめ
・アタックが弱くなる場合2Kでプッシュ
・TUBE GAINでドライブ感を出す(弾きながら調整する)
サンズアンプやMXRのプリアンプは歪みを作る場合におすすめです♪
↓
番外編:筆者の普段のセッティング
おまけで、筆者がバンドでやるときのセッティングを紹介します。
何年もやってるとセッティングは大体決まってくるんですよね♪
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バンドのジャンルはロック, ジャズ, R&B, スカ, レゲエ, ラテンなど多数ですが、どのバンドをやっても良い感じになります。
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・FREQUENCYは2で低音感。
・イコライザーの150Hz(300Hz)で中低音。
・アタックを2KHzでプッシュ。
・少し33Hzを下げてボヤけを解消
ってのが定番になってる♪
この設定なら歪み系のエフェクターを使っても音やせなしです♪
アンペグベースアンプの試奏音源~バンドアンサンブル~
バンドに合わせたときはどうなるでしょうか?
他の楽器とのアンサンブルを聴いてみましょう♪
※録音環境は先ほどと同じ
(ジャンルをクリックでスキップ♪)
ジャンル | 音色 | 演奏楽器 |
---|---|---|
ポップス | 太い音 | ギター,ピアノ,ドラム |
ロック | 硬い音, 歪み系 | ギター,オルガン,ドラム |
バラード | 丸い音, 太い音 | ギター,ピアノ,ストリングス,ドラム |
J-POP | 硬い音, 歪み系 | ギター,ピアノ,シンセ,ドラム |
ファンク | 抜けの良い音 | ギター,ピアノ,サックス,シンセ,ドラム |
フュージョン | ドンシャリ | ギター,ピアノ,ドラム |
ヒップホップ | 太い音, 歪み系 | シンセ,ドラム |
※アコギ=アコースティックギター
ポップス系
●音色:太い音
●奏法:指弾き
●イメージ:ミスチル, いきものがかり, スピッツ, ポップス系アーティスト
●演奏楽器:ギター, ピアノ, ドラム
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バンドの音を聴いて、
・低音が邪魔していないか?
・埋もれていないか?
をチェックしよう。
ロック系
●音色:硬い音, 歪み系, サンズアンプ使用
●奏法:指弾き、ピック弾き
●イメージ:パンク系バンド, 東京事変, RADWIMPS, GREEN DAY, V系アーティスト, ラルク
●演奏楽器:ギター, オルガン, ドラム
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軽い歪みのセッティングだね♪
アタックがしっかり出てる♪
バラード系(R&B)
●音色:柔らかい音
●奏法:指弾き
●イメージ:ドリカム, MISHA
●演奏楽器:ギター, ストリングス, エレクトリックピアノ, ドラム
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このセッティングも低音の上げすぎには気をつけよう!
モワモワしてたら33Hzを下げる対処もあり♪
J-POP系
●音色:硬い音, 歪み系
●奏法:指弾き→スラップ
●イメージ:ずとまよ, YOASOBI, アニソン系, 東京事変
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指弾きからスラップに奏法が切り替わるけど、音質は変わらない感じ♪
EQやTUBE GAINはブイブイ上げて良いと思う!
ファンク系
●音色:抜けの良い音
●奏法:指弾き
●イメージ:ブルーノマーズ, ジャミロクワイ, ハマオカモト, レッチリ
●演奏楽器:ギター, シンセ, ブラスセクション, ドラム
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FREQUENCYは4(1.6KHz)にしたよ♪
9バンドEQで300Hzを上げたから、あとは良い感じのアタックを探したら1.6KHzがヒットした!
フュージョン系
●音色:ドンシャリ
●奏法:スラップ
●イメージ:カシオペア, Tスクエア, マーカスミラー, ジャズフュージョン系アーティスト
●演奏楽器:ギター, ピアノ, ドラム
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ドンシャリは、太さとキレの良さを狙って音作りしよう♪
ヒップホップ系
●音色:太い音, 丸い音, 歪み系+オートワウ
●奏法:指弾き
●イメージ:ドラゴンアッシュ, エドシーラン, ビリーアイリッシュ
●演奏楽器:シンセ, ドラム
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打ち込み系の音を再現できたかな?
オートワウはなかなか良いアイテム♪
アンペグアンプの使用アーティスト一覧~日本と海外~♪
SVTをはじめ高性能のアンプモデルが多数ありますが、アンペグを愛用するメジャーアーティストを紹介します。
紹介するアーティスト全員が”SVT 3PRO”を使用するわけではないので、ご注意を!
日本の使用アーティスト
[日本の使用アーティスト]
・tetsuya(ラルクアンシエル)
・J(ルナシー)
・ウエノコウジ(元ミッシェルガンエレファント)
・廣瀬“HEESEY”洋一(ザ・イエローモンキー)
・亀田誠治
・HEATH(X JAPAN)
・田淵智也(ユニゾンスクエアガーデン)
・川崎鉄平
・YUKKE(MUCC)
・TOMOMI(スキャンダル)
・高橋教之(レベッカ)
・磯部寛幸(アレクサンドロス)
・ミト(クラムボン)
・Fami。(LOVEBITES)
・佐藤雅史(くるり)
他多数。
海外の使用アーティスト
[海外の使用アーティスト]
・ビリー・シーン(MR.BIG)
・ジーン・シモンズ(KISS)
・フリー(レッドホットチリペッパーズ)
・ドナルド・ダック・ダン
・ヴィクター・ウッテン
・レス・クレイプール(プライマス)
・ジョン・マイヤング(ドリームシアター)
・トニー・レヴィン
・ディー・ディー・ラモーン(ラモーンズ)
・クリフ・バートン(メタリカ)
・デイブ・グロール(フーファイターズ)
・クリス・ノボセリック(ニルバーナ)
・ビル・ワイマン(ローリングストーンズ)
他多数。
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その人のライブを聴けばアンペグの音がわかるね♪
自分が出したい音を見つけよう!
とりあえずスタジオで音を出す!スタジオ246は必ず置いています♪
今回もスタジオ246さんで録音しました♪
アンペグベースアンプの使い方~まとめ~
ということで「アンペグベースアンプ/SVT-3PROの紹介」でした!
アンペグアンプを多くのアーティストが使う理由がわかりました。
→音がいい!ただただ良い!!
[コントロールの豊富さ]
・イコライザーが2種類
・MID RANGEで中域がどこでも可変
・9バンドイコライザーで3バンドにない帯域を補正
・スイッチひとつで音の方向が一気に変わる
[音作りの多彩さ]
例えば、”硬い音”を作る場合の方法として
↓
・イコライザーのTREBLEを上げる
・9バンドの2Kや5Kを上げる
・ウルトラHIやBRIGHTスイッチをON
など設定はひとつじゃないわけです。
ベースとの相性や曲ごとの設定で無限に音作りが可能です♪
[TUBE GAIN]
このTUBE GAINのツマミがアンペグサウンドのキャラクターを決定つけています。
サウンドの好みはここで分かれるかもしれないですね。
筆者はけっこうガッツリ上げてセッティングします。
「アンペグ使うならTUBE GAINを上げるでしょ」です!
[音色]
フラットの音色が中低域のドライブした感じなので「高音域をどう持っていくか?」というところを考えて音作りしました。
充分な低音があるのでベーシストにとってはありがたいアンプです。
どんな奏法でも低音を損なわず、アタックをイコライザーかスイッチ類でなんとでもできました。
ツマミの多さに初めは戸惑うかもしれませんが、音の方向性を把握できればツマミを動かすところは大体決まってきます。
筆者のバンドでのセッティングは大体同じです。
↓
[テッパン設定]
・FREQUENCYの2(450Hz)を上げる
・9バンドEQで150Hzと2Kを上げる
・TUBE GAINは上げめ
まぁ、「何やっても良い音でしょ!」って安心感はありますけどね〜♪
ってことで「アンペグを使ってね〜♪」
アンペグに初めて出会ったのは、
大阪のライブハウス。
音作りなんて適当だった頃。
何を弾いてもいい音だった。
数年後、
”サンズアンプ”という武器を携えて、
出演した。
やはりいい音だった。
また会おう♪
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