最初に買ったベースは2万円くらいのベースだったな〜♪
(2001年くらいの話)
昔の2万円と現在発売されている2万円のベースでは、今の方が良いと思いますよ〜♪
(2022年くらいの話)
今のベースは良い音!
うん、間違いなし!
今日は初心者の方が手軽にゲットできるオススメのベースを紹介しますね〜♪
【この記事はこんな人にオススメ】
・1本目のベースはどれを選べばいいの?
・4万円以内で買える良いベースは?
・それはどんな音がするか聴きたい!(試奏音源あり♪)
・オススメのベース6選紹介
※その他オススメのベースはコチラの記事で!
↓
・バッカスベースの紹介
・フジゲンベースの紹介
・スターリンベースの紹介
・ぼっちざろっくをするならこのベース
という事で今回は「初心者にオススメのベース」を紹介します。
試奏音源も聴いてみてくださいね!
・記事の前半で簡単な楽器の知識→解説へスキップ♪
・記事の後半でオススメのベースを6選紹介(試奏音源あり♪)
以上の内容で進めてまいります。
楽器を提供していただいたのはJEUGIA草津Aスクエア店さんです。
JEUGIA草津Aスクエア店のホームページはこちら→ホームページリンク
ご協力ありがとうございました!
紹介するラインナップはコチラ
↓
それでは今日も行ってらっしゃい♪
ベース初心者のための楽器の知識
まずは「楽器についての知識」を解説します。
全て知っておく必要はないですが、
「ある程度は知っておいた方がいいかな?」という知識です。
以下の知識があると楽器選びに役立ちます!
↓
【ベース選びのポイント】
・ベースのタイプ
・ピックアップの種類
・木材
・大きさ、スケール(弦長)
・カラー、木目
・弦の種類(購入後)
ベースの各パーツについてはこちらでも解説しています→【楽器を知る!】エレキベースの各パーツについて〜写真で解説〜
弦の本数「4弦」「5弦」「6弦」
エレキベースの弦の数は「4弦」が基本です。
そこから低い音域を広げて、弦を1本プラスしたのが「5弦ベース」
5弦ベースからさらに、高音域に1本弦をプラスして「6弦ベース」になります。
弦が増えればそれだけネック幅も広くなりますからね〜♪
まずは4弦で慣れていくのがいいですね〜♪
4弦で基礎練習を全てやってから5弦、6弦に進もう!
ベースのタイプ「ジャズベース」「プレシジョンベース」「PJタイプ」
ベースにはいろいろなタイプがあります。
特に知っておきたいタイプは?
↓
【ジャズベースタイプ】
数多くのベーシストに使われています。
通称「ジャズベ」
・幅広いジャンルに対応できる
・シングルコイルピックアップを2つ搭載
・2つのピックアップで豊富な音作りが可能
・スラップのバキバキサウンドはこれ!
ジャズベースについて詳しくはこちらの記事で→【ジャズベースのサウンド】音作り・演奏音源でチェック〜
そしてもう1つ知っておきたいベースのタイプ
↓
【プレシジョンベース】
ベースの歴史で初めて作られたエレキベース。
通称「プレベ」
・スプリットコイルピックアップを1つ搭載
・中音域がよく出る
・ロック、ファンク、R&Bによく合う音
プレシジョンベースについて詳しくはこちらの記事で→【原点を知ろう】プレシジョン・ベースのサウンドチェック!〜音源&写真でチェック〜
さらに、ジャズベとプレベを足したタイプもあります。
↓
【PJタイプ】
「ジャズベとプレベを合わせよう」ってことで作ったのがPJタイプのベース。
ピックアップに注目!
↓
・シングルコイルとスプリットコイルが1つずつ搭載されている
・ピックアップのセレクトで「プレベの音」や「ジャズベの音」が作れる
・「P」は「プレべ」、「J」は「ジャズベ」の意味
ピックアップの違いでベースのタイプは決まるんだね!
・シングルコイル2つが「ジャズベ」
・スプリットコイル1つが「プレベ」
・シングルとスプリットを合わせたのが「PJタイプ」ですね〜♪
ピックアップで音の違いが出る!
ピックアップの種類も紹介しておきましょうね〜♪
↓
ピックアップの種類
ジャズベとプレベでも紹介しましたが、ピックアップにもいくつか種類があります。
【シングルコイル】
・ジャズベースについているタイプ
・かたく歯切れのいい音
・レンジ(音域の幅)が広い
・2つの組み合わせで音作りできる
【スプリットコイル】
・プレシジョンベースについているタイプ
・中音域が特徴的な音
・パワーがある
・PJタイプのベースはスプリットコイルとシングルコイルを1つずつ使用
【ハムバッキング】
・シングルコイルを2つ合わせたようなタイプ
・太く低音域がしっかり出る
・シングルタイプに切り替えができるタイプもある(デュアルコイル)
・歪み系のエフェクターと相性が良い
※ハムバッキングピックアップのベースはコチラの記事で紹介しています→スターリンベースの紹介・試奏音源♪
パッシブベース?アクティブベース?
さらに楽器の種類を分けると「パッシブ」と「アクティブ」に分かれます。
「何それ?」という方に、
↓
簡単に違いをいうと「電池を使っているか?」「電池を使っていないか?」
です。
【パッシブベース】
・電池を使わないタイプ
・弾いたニュアンスをクリアに表現できる
【アクティブベース】
・電池を使うタイプ
・イコライザーがついているので細かい音作りができる
・電池が切れると音が鳴らない
アクティブタイプにはコントロールのつまみが4つほどついていますね〜♪
↓
メーカーによってツマミの数も機能も変わるね!
上記以外がパッシブベースです。
※後ほど紹介するベースは全て「パッシブベース」です。
ボディ材の違い
音は楽器に使われる木材によっても変化します。
よく使われる木材は覚えておきましょう!
↓
【アルダー材】
・エレキベースが誕生した当初(1950年代)から使われる定番の木材
・低音域から高音域まで安定した響きが得られる
・指弾きの音のバランスが良い
・アッシュ材に比べると軽い
【アッシュ材】
・アルダーと同じくらい使われる定番の木材
・とても重い木
・低音と高音を出したいときはこれ!(ドンシャリサウンド)
・スラップの音がよく響く!
・木目が綺麗に出る
アッシュの中でも特に重いものは「ホワイト・アッシュ」
軽いものは「スワンプ・アッシュ」「ライト・アッシュ」と呼ばれているよ♪
木の密度で重さが変わるんですね〜♪
【バスウッド】
・柔らかく、軽い木材
・中音域に特徴のある音
・低コストで楽器を作れる
【ポプラ】
・柔らかく、軽い木材
・サウンドはアルダーによく似た響きを持つ
・バールと言われる特殊な木目が出ることがある(希少材)
・低コストで楽器を作れる
バスウッドやポプラは流通が多くて、低価格で楽器を作れる♪
あとで紹介する楽器にも多く使われてますね〜♪
その他ネック材の違いも楽器の音に影響します。
ネックについて詳しくはこちらの記事で→【知識発見!】ベースのネックの構造について〜写真で解説〜
ボディの「大きさ」「カラー」「木目」
「ボディ部分」もベースごとに違いがあります。
「大きさ」と「色」の違いもベース選びには必要な知識です。
【大きさ】
・基準になるスタンダードなサイズを知っておく
・基準より小さいサイズ(縦と横が2〜5cmくらい変わる)
※ボディサイズで楽器全体の重さも変わります。
サイズに迷ったらスタンダードサイズで決まり!
あとは、見た目で選んでOK!
【色や木目】
・カラー塗装されているタイプ
・薄いカラー塗装で木目が透けて見える(シースルー塗装)タイプ
・木目が出ているタイプ
初めて買ったのはカラー塗装されたベースで、
そのあと木目が出ているベースにハマってしまったよ(笑)
同じ木目の楽器はないですからね〜♪
自分だけの木目が手に入りますね〜♪
ベースの木目についてはこちらの記事で紹介しています→【木目特集!】エレキベースの木目の違いを探求しよう〜画像でチェック!〜
「ボディの構造」の違いでも音は変化します。
ベースのボディ構造について詳しくはこちらの記事で→【写真でチェック】ベースのボディ構造について〜ソリッド・ホロウ・セミホロウ〜
ベースのスケール(弦長)
ベースの「スケール(弦長)」も音や演奏性に影響してきます。
「スケール」とは、ナット部分からブリッジ部分までの長さのこと。
大きく分けると4つのスケールがある。
↓
・ショートスケール・・・30インチ(762mm)
・ミディアムスケール・・・32インチ(812mm)
・ロングスケール・・・34インチ(864mm)
・スーパーロングスケール・・・35インチ(889mm)
この中でも「ロングスケール」で始めることをオススメします!
ベースの低音をしっかり出そうと思うと、ある程度長いスケールが必要になります。
スケールが短いと「なんか低音域が物足りない音かな?」と、、
「フレット間隔は短くて押さえやすい」ですけども、、
僕の教え子で、小学6年生がロングスケールを弾いてたから、大丈夫!
ロングスケールで決まりですね〜♪
弦の種類
「弦の種類」でも音が変わります。
楽器を購入したあとになりますが、弦を交換して自分の好みの音にすることも可能です!
弦交換について詳しくはこちらの記事で解説しています→【写真でわかる!】エレキベースの弦交換〜初心者でも簡単!〜
その他弦についての細かい知識はこちらの記事で解説しています→【知りたい!】ベース弦の構造と選び方〜イラストでチェック〜
オススメの弦はコチラの記事で→弦のオススメ特集♪
ピック弾きで音が変わる
「ピック弾き」をする場合はピックの種類でも音が変わります。
おすすめのピックの紹介はコチラの記事で詳しく→ピックの選び方・おすすめ紹介♪
ここまででだいたいの知識がそろったと思います。
ここからオススメのベースを紹介していきましょう。
価格を4万円以内で設定してチョイスしました!
試奏した音源も用意してあるので、音を聴いてベース選びに役立てください♪
↓
ベース初心者におすすめのエレキベース紹介♪試奏音源
では、オススメのベースを紹介します。
結論から言えば「1万5000円台〜4万円台の価格帯でここまで良い音が!」と驚きでした!
→まぁ、弾き手(筆者)が良いのかな?(笑)
【チェックポイント】
・ベースのタイプ・・・ジャズベ, プレベ, PJ
・奏法の違いによる音の違い・・・指弾き, ピック弾き, スラップ(音源でチェック♪)
・演奏性などの違い・・・感触, ネック幅, 重さなど
・スペック・・・木材, コントロール部分など
Legend(レジェンド)/ LJB-Z
【タイプ】
ジャズベース
【スペック】
ボディ:バスウッド
ネック:メイプル
指板:テックウッド
ピックアップ:シングルコイルx2
コントロール:ボリュームx2,トーンx1
【価格】
16,280円
【演奏音源♪】
①指弾き
②ピック弾き
③スラップ(チョッパー)
で演奏♪
↓
【試奏レビュー】
・スタンダードなジャズベサウンド
・スラップの存在感バッチリ!
・カラーバリエーションが豊富
・お手頃価格!
Legend(レジェンド) LPB-Z M
【タイプ】
プレシジョンベース
【スペック】
ボディ:バスウッド
ネック:メイプル
指板:メイプル
ピックアップ:スプリットコイルx1
コントロール:ボリュームx1,トーンx1
【価格】
15,400円
【演奏音源♪】
①指弾き
②ピック弾き
③スラップ(チョッパー)
で演奏♪
↓
【試奏レビュー】
・ネックがジャズベに比べて少し太めの作り(プレベはもともとそういう作り)
・どの奏法も中音域が特徴ある音
・今回試奏した中で最安値!
レジェンドはジャズベとプレベの両方弾いたけど、どちらも初心者にはオススメ!
音の作りの豊富さはジャズベの方が多いよ♪
プレベはトーンをしぼって柔らかい音色にするのも良いですね〜♪
YAMAHA(ヤマハ)/ BB234
【タイプ】
PJタイプ
【スペック】
ボディ:アルダー
ネック:メイプル
指板:ローズウッド
ピックアップ:スプリットコイルx1, シングルコイルx1
コントロール:ボリュームx2,トーンx1
【価格】
40,250円
【演奏音源♪】
①指弾き
②ピック弾き
③スラップ(チョッパー)
で演奏♪
↓
【試奏レビュー】
・アルダー材のバランスが良い響きを得られる
・今回の試奏した中では1番パワーがある
・フロントピックアップだけにするとプレベサウンドにもなる
ピックアップ単体で鳴らしてもパワーのある音だね!
“YAMAH BB234″は初心者セットも販売されています。
詳しくはコチラの記事で→初心者におすすめセット6選紹介♪
Bacchus(バッカス)/ BJB-1
【タイプ】
ジャズベース
【スペック】
ボディ:バスウッド
ネック:メイプル
指板:メイプル
ピックアップ:シングルコイルx2
コントロール:ボリュームx2,トーンx1
【価格】
20,743円
【演奏音源♪】
①指弾き
②ピック弾き
③スラップ(チョッパー)
で演奏♪
↓
【試奏レビュー】
・今回試奏した中で1番ネックが細い
・スラップの高音域がクリアで力強い!
・全体的に高音域に特徴のある音
スラップの音は一番バキバキしてたよ!
バッカスベースはコチラの記事でも紹介しています→バッカスベースの紹介・試奏音源♪
Squier(スクワイヤ) Affinity Series Jazz Bass
【タイプ】
ジャズベース
【スペック】
ボディ:ポプラ
ネック:メイプル
指板:メイプル
ピックアップ:シングルコイルx2
コントロール:ボリュームx2,トーンx1
【価格】
37,818円
【演奏音源♪】
①指弾き
②ピック弾き
③スラップ(チョッパー)
で演奏♪
↓
【試奏レビュー】
・ポプラ材のボディは軽い
・ネックの手触りがよくポジション移動がしやすい
・ジャズベサウンドを作りこむならこれ!
スタンダードなジャズベサウンドならこれをオススメかな♪
スクワイヤはフェンダーの傘下なので作りも良いですね〜♪
AriaProⅡ(アリアプロ)/ RSB-618/4
【タイプ】
ジャズベース
【スペック】
ボディ:バスウッド
ネック:メイプル
指板:メイプル
ピックアップ:シングルコイルx2
コントロール:ボリュームx1,バランサーx1,トーンx1
【価格】
29,920円
【演奏音源♪】
①指弾き
②ピック弾き
③スラップ(チョッパー)
で演奏♪
↓
【試奏レビュー】
・フレットが24フレットあり高音域までカバーできる
・全音域のバランスが良い
・ボディは今回試奏した中で1番小さい
・ピックガードは「ゴールドアノダイズドピックガード」を使用
(アルミの表面を加工し耐久性を良くしたピックガード)
24フレットまであるから高いメロディも弾けるよ♪
コントロールはボリュームとバランサーになってますね〜♪
センターで両方のピックアップが鳴りますよ〜♪
初心者におすすめのエレキベース6選〜まとめ〜
ということで今回は「初心者にオススメのベース紹介」でした。
冒頭でも言いましたが「この価格でここまで良い音!」が結論です。
・レジェンドはジャズベもプレベもしっかりした低音域が出せました。
これで価格が1万円台はお得すぎますね!
・YAMAHAのPJタイプはパワーがありジャズベとプレベの音作りもできる優れもの!
・バッカスは高音域が良く響き、スラップのプルが良い音してました。
・スクワイヤはフェンダーの傘下だけあり、作りとサウンドは信頼できます。
・アリアプロはデザインが綺麗、24フレットあり、ハイポジションでメロディも弾けて演奏の幅が広がるベース!
とにかく、どれを選んでも使えます!!
最後に今回の演奏音源を聴き返して良い音のおさらいをしましょう♪
↓
↑
やはり全部良い音ですよね♪
スラップはどれもベキベキいい感じです!
スラップ奏法についてはコチラの記事で→スラップの解説・演奏音源♪
と言っても楽器を買う時は、じっくり選びましょう!
この価格は「楽器として安い」ということで、安い買い物ではないので。
でも、いい買い物ですよ〜♪
あとは、練習あるのみ!!
→おすすめ記事「運指練習から始めよう♪」
それではまた次回お楽しみに〜♪
その他オススメのベースはコチラの記事で!
↓
・バッカスベースの紹介
・フジゲンベースの紹介
・スターリンベースの紹介
・ぼっちざろっくをするならこのベース
・G&Lベースの紹介
最初に買ったベースは2万円のジャズベでした。
このベースは
↓
アンプのボリュームを上げていくと、、
音が歪む。。
当時の2万円はこんなもの。。
そして10年の時を経て、、
「今の時代は、1万円台でも良いものがある」
と思った、今回の企画。
また会おう♪
おすすめのベース以外の要素〜番外編〜
ここからは番外編ということで、「特殊なベース」について触れておきます。
↓
特殊なベース
ジャズベとプレベ以外にもベースのタイプはあります。
フレットレスベースというタイプもあります→【こんな音聴いた事ない!】フレットレス・ベースについて!〜演奏音源でチェック〜
エレアコベースも解説しています!→【エレアコベースって?】アコースティック・ベースの紹介!〜音源あり〜
アコースティックベースも!→【弾いてみた】エレクトリックアップライトベースの紹介〜ウッドとエレキの間?〜
コメント
大変参考になりましたありがとうございます😊
ありがとうございます!いいベースをゲットしてくださいね♪
byへいじ