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「バンドでベースが聞こえない」ってたまに言われるんだけど、、、
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聞こえてるけど、何がベースの音かわからないってことが多いかな。
今回は「ベンドでのベースの役割」について解説したいと思います。
しかし、どうやって伝えようか?と悩みました。
「これはバンドアンサンブルの音源を録るのが一番」ということで、音源を聞きながら解説していきたいと思います。
【この記事のポイント】
・バンドのベースの役割
・ベースが聞こえない理由
・バンドにベースはいらないの?
・ベースがかっこいい曲紹介♪
バンド音源のドラム,ピアノは打ち込みなので生の音ではないですが、アンサンブルとしてはバンドサウンドになるので問題なしです♪
(タイトルクリックでスキップ♪)
タイトル | 内容 |
---|---|
バンドでのベースの役割 ~音源あり♪~ | ・ベースの役割/音 ・奏法 |
ベースが聞こえない理由 ~音源あり♪~ | ・聞こえているのに、、、 ・ベース音の認識 |
バンドアンサンブルを聞いてみる ~演奏音源♪~ | ・バンドで演奏 ・音源でチェック♪ |
ベースがかっこいい曲紹介♪ | ・おすすめバンド/おすすめ曲紹介 ・おすすめベーシスト紹介 ・洋楽と邦楽 |
ベースはいらないのか? | ・ベースの存在 ・バンドに必要/必要ない |
それでは今日も行ってらっしゃい♪
バンドでのベースの役割と音
”ベースの役割”について解説します。
①ベースという楽器
②ベースってどんな役割?
③ベースの音を聞いてみる
④コードも弾ける
①ベースという楽器
まずは”ベースの知識”に軽くふれておきます。
[歴史]
古くは16世紀〜”ヴォローネ”という楽器が誕生したのが起源らしいです。
クラシックの時代に生まれた”コントラバス(ウッドベース)”が定着します。
そして、1951年に世界で初のエレキベース が誕生します。
フェンダーの”プレシジョンベース(プレベ)”
プレベにはフレットがあり音程がとりやすくなりました。
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その後、1960年に”ジャズベース(ジャズベ)”が誕生し、世界中のプレーヤーが使用するようになります。
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②どんな役割?
そんなベースはバンドの中でどんな役割があるのでしょうか?
[役割]
・バンドのボトムを支える(低音域)
・リズムを作る
・ドラムとベースで”リズム隊”と呼ばれる
・コード進行を引っ張る
・奏法で音色が変わる
・スラップするとみんなビビる!
※後ほど演奏音源で確認♪
[勝手なイメージ]
・前に出ない
・目立たない
・地味
・変なやつ
・ギターと見分けがつかない
↑
おい、ネガティブしかないぞ!(笑)
[ポジティブなイメージ]
・低音ってかっこいい!
・スラップソロをなめるなよ!
・リズムを変えるだけで曲調も変えられる!
・歪ませたらエグい!
・繊細で知的なキャラクター
・バンドの裏のリーダー
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ベーシストでプロデューサーって方も多いね♪
・亀田誠治さん
・細野晴臣さん
・根岸孝旨さん
・岡野ハジメさん
などが有名♪
③ベースの音を聞いてみる
ベースの音を聞いてみましょう♪
主な奏法は、指弾き, ピック弾き, スラップがあり、どれも違った音色が出せます。
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・指弾き:柔らかいモコモコな音
・ピック弾き:アタックが強い音
・スラップ:バキバキ派手な音
最近のバンドやJ-POPで音を歪ませるベーシストが増えています。
”ベースが歪んだ音”とはどんな音でしょうか?
↓
歪みはジャリジャリした音が特徴
※サンズアンプという歪み系エフェクター/プリアンプを使用
世界中で多くのアーティストが使用する人気モデル♪
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メジャーのアーティストはほぼ歪ませているよ♪
バンドの中での低音感がしっかり出るんだ!
その他、”ベースのタイプ”や”ピックアップの種類”、”アンプのセッティング”などで音は変わります。
ここでは長くなるので別の記事でチェックしてみてください♪
→ジャズベースの紹介
→プレシジョンベースの紹介
→アクティブベースとパッシブベース
→ピックアップの種類
→アンプのセッティング紹介♪
④コードも弾ける
ベースにはギターのようなコード奏法もあります。
ギターより弦の本数が少ないので響きは限定されますが、和音を使ったフレーズも可能です。
ギターとの比較はこちらの記事で→ギターとベースの見分け方♪
バンドでベースが聞こえない理由~音量の問題?~
バンドのベースが聞こえない?
「そんなわけない!」のですが、いくつか理由はありそうです。
「音量が小さい」というのも一つの要因ですが、それ以外が「聞こえない理由」になっている場合もあります。
①鳴ってるけど聞こえていない
②ベースの音がわからない
③他の楽器がうるさい
④セッティングしだいで聞こえる
⑤結論:音量の問題ではない
①鳴ってるけど聞こえていない
まずはじめに「どのアーティストの音源を聞いても鳴っていますよ!」
ソロのギター弾き語りやピアノ弾き語りはベーシストがいないので鳴るわけないですけども。
バンド音源の中ではちゃんとベースが鳴っています♪
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どうしても人間の耳は高い音に意識がいくから、目立つ音としてギターやドラム、ピアノが聞こえるのね。
「聴感上で音としての認識が低音にいかない」ということですね。
何回も言いますが→低音も聞こえてるんですよ。
②ベースの音がわからない
「ベースの音を知らない」「どれがベースか分からない」という場合もあります。
聞こえないという方は、”そもそもベースの音を聞いたことが無い”のでは?
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「ボンボンした音だよ」って説明してもそれを聞いたことが無い場合は音として認識できないよね。
とりあえず、先ほどの音源で耳を低音域に慣らしていってください。
YouTubeなどで”ベースだけの演奏”は山ほどあるので参考に♪
③他の楽器がうるさい
”他の楽器がうるさくてベースが埋れてしまう”ケースもあります。
初心者バンドにありがちな「自分の音をやたらと上げる」というセッティングのミス。
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結果的に、ベースも上げて→他の楽器も上げて→またベースを上げて→何やってるかわからない音が出来上がるんだ。。。
「何を聞かせたいか?」というと、”歌のメロディ”であり”ソロ楽器の音”ですよね?
そこを活かす音があるはずです。
「その音はバンドのためにある」ってことでやっていきましょう!
④セッティングしだいで聞こえる
「ベース自体のセッティングが悪いから聞こえない?」ということもあります。
聞こえない原因はセッティングに?
楽器の調整とは
・弦高の調整
・ネックの反り
・オクターブピッチ
のことです。
⑤結論:音量の問題ではない
「ベースが聞こえないのは音量のせい?」
結論は「それもあるんだけど」ですね(笑)
[ベースが聞こえない理由のまとめ]
・ベースの音として認識できていない
・ベースの音を知らない
・音作りができていない
・他の楽器がかき消している
・ベースの音が小さい
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ベースの音に耳が慣れるってことが大事なんだ♪
だから聞くしかない♪
「ベースは低い音」って知っただけで聞こえたら苦労しないです。
次の項目では”バンドアンサンブル”でベースを聞いてみましょう♪
↓
バンドアンサンブルの中でベースを聞いてみる
「結局、ベースは聞こえない」ってオチにならないように(笑)
なんとか分かりやすくお伝えします♪
①バンドサウンドの中でベースを鳴らす
②バンドサンドだけと比較
③ベースが小さいと聞こえない
④ベースがデカいと邪魔
①バンドサウンドの中でベースを鳴らす
バンドの中でベースはどう聞こえているか?
まずは聞こえなくても”アンサンブル”を聞いてみましょう。
”ベースとドラムのみの演奏”も用意したのでベースを聴く参考にしてください♪
↓
[バンド編成①]
ギター,ピアノ,ドラム
↑
低音のパターンからスライドで動くフレーズ。
[バンド編成②]
ギターx2, オルガン,ドラム
↑
ツインギターの歪みに対してベースも歪ませています。
8ビートのフレーズで太く歪んだ音が特徴。
[バンド編成③]
ギター, シンセ, ドラム
↑
J-POP風の楽曲。
指弾きとスラップのフレーズを使いわけています。
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曲調によってフレージングを変えたり音色や奏法を変える♪
ベースライン作りのポイントだね!
②バンドサウンドのみと比較
”ベースが入ったバンドの音”と”バンドだけの音”を比較してみます。
同じ曲でベースありとなしを聞いてみましょう♪
[ロック系]
楽曲:L’Arc-en-Cielの”HONEY”
ベースあり/ バンド演奏♪
ベースなし/ バンド演奏♪
↑
L’Arc-en-Cielの”ハニー”はベースがウネウネ動くフレーズが特徴。
これが無いとスカスカになりますね。
次は曲調を変えて聞いてみましょう。
[バラード系]
楽曲:筆者作曲/ノンタイトル
ベースあり/ バンド演奏♪
ベースなし/ バンド演奏♪
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「ベースがないとバンド全体の音が軽くなる」ってところに注目!
・盛り上がり
・強弱、抑揚
・厚み
この辺りがない楽曲になってしまいます。
③ベースが小さいと聞こえない
ライブやリハを見ていて「ベースの方、音が小さいよ、、、」ってこともたまにあります。
例えば、この音ではベースが聞こえないですよね。
↓
実際はこのくらいで演奏したいところです
↓
[音が小さい原因のいろいろ]
・演奏に自信がない
・”上げると迷惑”と勘違い
・ピッキングが弱い
※自信は音に出る
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適性なボリュームはバンド全体のバランスだから「ベースはこの音量」って決まりはないんだよね。
ロック系、アコースティック系、ジャズ系などバンドの方向で全体ボリュームは決めていくので、よく聞いて判断することです。
「わからない」ではずっとわからないですよね?
「わからないから、聞こうとする」が成長への一歩!
④ベースがデカいと邪魔
これは、けっこうある例ですが、「ベースがデカいときバンド全体もデカい」です。
[音量の問題]
ベースが聞こえないから上げる
↓
他の楽器が逆に聞こえなくなり上げる
↓
またベースが聞こえないから上げる
↓
負の無限ループ。。。
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・そもそもの音作りが間違ってる
・バンド全体の音が定まっていない
割とバンド全体に問題がある場合がほとんど。
バンドでベースがかっこいい曲とバンドの紹介♪~洋楽&邦楽~
”ベースがかっこいい曲”と”ベースがかっこいいバンド”の紹介♪
①洋楽おすすめバンド/ベーシスト
②日本のおすすめバンド/ベーシスト
③洋楽おすすめ楽曲
④邦楽おすすめ楽曲
①洋楽おすすめバンド
ベースを聞くならこのバンド~洋楽編~
ロック系
[ビートルズ]
地球上でナンバーワンバンド。
”ポール・マッカートニー”の歌うようなベースラインは必聴♪
とりあえずビートルズは”全曲”聴くべし!
[レッドホットチリペッパーズ]
オールマイティにこなすフリーの指弾きやスラップはベーシストの憧れ!
おまけにピックでも弾けるから手が出ない。。。
[MR.BIG(ミスタービッグ)]
テクニカルベーシスト”ビリー・シーン”のスーパープレイは一度見る!
3フィンガーやタッピングテクニックが有名。
[グリーンデイ]
パンクロック系を聞くならこのバンド。
”マイク・ダーント”のピック弾きとプレベサウンドがロックしている♪
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ロックなベースが音に出ているね♪
歪み系のサウンドで存在感が増している!
ファンク・R&B系
[ジャミロクワイ]
ベースがグイグイ引っ張る。
初期のメンバー”スチュワート・ゼンダー”は天才♪
[アースウィンド&ファイヤー]
”ヴァーダイン・ホワイト”のダンサブルなステージングと、楽曲を活かす”弾きすぎないプレイ”は要チェック♪
[タワーオブパワー]
”ロッコ・プレステア”の16分音符で埋め尽くされたフレーズがファンクを象徴。
[スティービー・ワンダー]
ソロシンガー”スティービー・ワンダー”の歌声にあったメロディックばベースラインは多くのベーシストが影響を受けた。
”ジェームス・ジェマーソン”や”ネイザン・ワッツ”などプレイは歌うベースランが聞ける。
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ジャミロクワイはベースラインを聞いただけで何の曲かわかるくらい作り込まれているんだ♪
ソロベーシスト
[ジャコ・パストリアス]
ベーシストが選ぶベーシストで”ナンバー1”を獲得!
ここを通らないベーシストはいないってことです♪
[マーカス・ミラー]
マーカスのスラップは唯一無二のサウンドとテクニックを確立。
楽曲のセンスも素晴らしい!
[ヴィクター・ウッテン]
スラップ、タッピング、速弾き、なんでもできるテクニカルベーシスト。
「音楽は言葉だ」という名言もある。
[リチャード・ボナ]
メロディックなフレーズやときに攻撃的な速いラインで魅了する、歌えるベーシスト。
ソロベーシストは紹介すればキリがないので別の記事でたくさん紹介しています→世界のベーシスト紹介♪
②日本のおすすめバンド
日本のバンドもベースがブイブイいってます♪
ロック系
[L’Arc-en-Ciel(ラルクアンシエル)]
90年代を代表するバンド”ラルク”
ピック弾きのメロディックなベースラインがラルクサウンドの要!
[LUNA SEA(ルナシー)]
ベーシスト”J”の重い音はロックベースの基礎。
Jモデルのサンズアンプもいい音♪→サンズアンプ”Jモデル”の紹介・試奏♪
[東京事変]
ベーシスト兼プロデューサー”亀田誠治”氏の曲全体を見たプレイが光る!
スライドやグリッサンドをうまく取り入れるウネるベース。
女性ボーカルバンドの代表的存在♪
[ハイスタンダード]
”ハイスタ”の名前で有名なメロディックコアバンド。
ベースボーカルの”難波章浩”。エモさ100%の英語詞に痺れる♪
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90年代のヴィジュアル系やパンクバンドはピックで演奏することが多いかな♪
ファンク・R&B系
[OKAMOTO’S]
ベーシスト”ハマオカモト”率いるファンクロックバンド。
軽く歪んだベースがうねっている♪
[King Gnu(キングヌー)]
バンドメンバー全員が上手すぎるバンド。
ベース&シンセベース:新井和輝(あらい かずき)
ジャンルはなんでもこなすマルチプレイヤー。
テクニカルベーシスト
[IKUO]
スラップや3フィンガーで高速フレーズを弾きまくるテクニックは必見!
エフェクターの解説なども参考になる♪
[櫻井哲夫]
4弦ベースから6弦ベースまで使いこなすベーシスト。
ジャズフュージョン系を主に演奏♪
[成瀬義博]
”ナルチョ”の愛称で有名なチョッパーベーシスト。
8弦ベースなどを使いこなす。ナルチョがやるとスラップではなくチョッパー。
[二家本亮介]
レコーディングやライブサポートで活躍する若手ベーシスト。
参加するバンド”ずっと真夜中でいいのに”のスラップはエゲツない。。。
③洋楽おすすめ楽曲
「ベースサウンドはこの楽曲を聞こう!」ということで必聴な曲を紹介します。
まずは洋楽のおすすめから♪
※YouTubeリンクを添付
AROUND THE WORLD/レッドホットチリペッパーズ
●バンド:レッドホットチリペッパーズ
●ベーシスト:フリー
●奏法:指弾き
●使用ベース:モジュラス/フリーモデル
●エフェクター:BOSS/ODB-3(ライブでは使用しない場合もある)
●YouTube→AROUND THE WORLD♪
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イントロから高速フレーズを弾く曲♪
ファンクが色強めのベースラインが聴けるよ!
Too Young To Die/ジャミロクワイ
●バンド:ジャミロクワイ
●ベーシスト:スチュワート・ゼンダー
●奏法:指弾き
●使用ベース:ワーウィック/ストリーマー
●YouTube→Too Young To Die♪
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スチュワートのベースはどれも緻密に作り込まれて、バンドのグルーブを支える重要なポジション。
Too Young To Dieはスチュワートにしては優しい感じで聴きやすいよ♪
Power/マーカス・ミラー
●バンド:マーカス・ミラー
●ベーシスト:マーカス・ミラー
●奏法:スラップ
●使用ベース:フェンダー/ジャズベース
●YouTube→Power♪←2:16あたりからのベースソロはお見逃しなく!
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スラップのサウンドがふんだんに聴ける曲!
32分音符ってのを初めて聞いた曲だね♪
Come On Come Over/ジャコ・パストリアス
●バンド:ジャコ・パストリアス
●ベーシスト:ジャコ・パストリアス
●奏法:指弾き
●使用ベース:フェンダー/フレットレスベース
●YouTube→Come On Come Over♪
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この曲で”ジャコサウンド”ってのがわかる♪
フレットレスの柔らかい音としっかりした指弾きの組み合わせ。
I Shot The Sheriff/ボブ・マーリィ
●バンド:ボブマーリィ&ザ・ウェイラーズ
●ベーシスト:アストン・バレット
●奏法:指弾き
●使用ベース:フェンダー/ジャズベース
●YouTube→I Shot The Sheriff♪
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これはボブ・マーリィの名曲♪
歌の隙間をぬっていくようなベースラインがお気に入り♪
She/グリーンデイ
●バンド:グリーンデイ
●ベーシスト:マイク・ダーント
●奏法:ピック弾き
●使用ベース:フェンダー/プレシジョンベース
●YouTube→She♪
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冒頭のベースとボーカルのパートでピック弾きの音が聴けるんだ♪
ロックはワンノートで充分!
Signed, Sealed, Delivered (I’m Yours)/スティービー・ワンダー
●バンド:スティービー・ワンダー
●ベーシスト:ジェームス・ジェマーソン
●奏法:指弾き
●使用ベース:フェンダー/プレシジョンベース
●YouTube→Signed, Sealed, Delivered (I’m Yours)♪
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ジェマーソンお得意のリズムがわかる曲♪
スティービの曲はリフの繰り返しが多いからベースラインも覚えやすいよ!
RAIN/ ビートルズ
「ポールマッカートニーのベースは全部聞いて!」といえば終了なのですが、筆者が心打たれた楽曲を紹介♪
●バンド:ビートルズ
●ベーシスト:ポール・マッカートニー
●奏法:ピック弾き
●使用ベース:ヘフナー/バイオリンベース
●YouTube→RAIN♪
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8ビートの中に16分音符を入れたパターン♪
なんでこんなに歌えるベースラインなんだろう?
④邦楽おすすめ楽曲
次は邦楽のおすすめ♪
丸の内サディスティック/ 椎名林檎
●バンド:椎名林檎
●ベーシスト:亀田誠治
●奏法:ピック弾き
●使用ベース:フェンダー/ジャズベース
●YouTube→丸の内サディスティック♪
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歪んだベースサウンドとベースソロが聴ける楽曲。
前半はハイポジションを使ったメロディックなライン。
サビはシンプルな8分フレーズ。
The Fourth Avenue Cafe/ ラルクアンシエル
●バンド:ラルクアンシエル
●ベーシスト:tetsuya
●奏法:ピック弾き
●使用ベース:ESP/TFR と思われる
●YouTube→The Fourth Avenue Cafe♪
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シャッフルのハネじゃないけどハネねた感じがイイね♪
シンコペーションやグリッサンドがてっちゃんフレーズ!
Sweetest Coma Again/ ルナシー
●バンド:ルナシー
●ベーシスト:J
●奏法:ピック弾き
●使用ベース:ESP/J-TVB
●エフェクター/サンズアンプと歪み系を使用
●YouTube→Sweetest Coma Again♪←2:12からベースソロ!
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ベースソロの歪んだ音が最高!
これがロック魂だよ♪
Butter Fly/ 和田光司
●バンド:和田光司
●ベーシスト:寺沢功一
●奏法:指弾き
●使用ベース:G&L/L-2000
●YouTube→Butter Fly♪
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8ビートとうねるベースが特徴♪
本人の弾いてみた動画でロックサウンドが聴けるよ!
90’S TOKYO BOYS/ OKAMOTO’S
●バンド:OKAMOTO’S
●ベーシスト:ハマオカモト
●奏法:指弾き
●使用ベース:フェンダー/ジャズベース
●YouTube→90’S TOKYO BOYS♪
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ミュージックビデオはプレベを弾いてるけど、音はジャズベだね♪
(レコーディングはジャズベを使用しているということ)
ここまでわかれば耳がベースに慣れた証拠!
凛々爛々/ 赤い公園
●バンド:赤い公園
●ベーシスト:藤本ひかり
●奏法:指弾き
●使用ベース:フェンダー/ジャズベース
●YouTube→凛々爛々♪
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女子ベーシストの中でもメロディックなベースが特徴の藤本ひかりちゃん♪
「メロディを活かしたフレーズってこういうこと」な曲!
星座になれたら/結束バンド
●バンド:結束バンド
●ベーシスト:山田リョウ
●奏法:スラップ/指弾き
●使用ベース:ジャズベース
●YouTube→星座になれたら♪
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スラップが効いた歌モノ楽曲♪
指弾きと交互に演奏するから「どこがスラップか?」聴き分けてみよう!
バンドにベースはいらないのか?
「バンドにベースはいるのか?いらないのか?」
仮に”いらない場合”も考えてみました。
バンドにベースがいらない場合
[ピアノでベースの音域をカバーできる]
ピアノの音域は”ベースより上にも下にも広い”です。
なので、音域に関してはベースがいなくても大丈夫だと思います。
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ピアノやキーボードがバンドの中でどういう役割なのかでも変わるよね。
「キーボードはコードで上の音域に行って欲しいんだけど、、、」みたいな問題が解決できればOKなんだ。
[ギターデュオや弾き語りのアーティスト]
ユニットで活動する場合やソロで弾き語り活動をする場合。
根本的にベースが必要ないわけです。
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ソロアーティストでも、ライブではバンド編成ってこともよくあるから、ソロの曲とバンドの曲って分けてることが多いよね♪
[周りを見ないベーシスト]
これはベーシストに限らずですが周りを見ていないがゆえ、自分の音しか聞こえなくなり、その結果”音がでかい””小さい””音作りが適当”になるという事態になります。
誤解のないようにいうと「見ようとしない/聞こうとしない」ということです。
「見ようとして見れない/聞こうとして聞こえない」のは伸び代があります。
[筆者のエピソード]
筆者は昔、周りを見てませんでした。
恥ずかしながら「自分のテクニックを見せつけよう!」としか思っておらず。。。
バラードでも弾きまくってました。
ある日のセッションで、
「ベース、、弾きすぎやで、、、」「この曲は、そんな曲と違うから。」と言われ、
ハッ!っと気づきました。
「周りの音、、聞いてない。。。」
「曲を活かす演奏をしていない!」
ベースは何のためにバンドにいるんだ?
早めに気付いて良かったです♪
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これは全てのパートに言えることだね。
バンドにベースは必要!
「やっぱ必要でしょ!」ってことでバンドにベースが必要な理由。
[サウンドがスカスカになる]
音源を聞いていただいたように、ベースがないと何か足りない感じでした。
「オレがいなかったらどうなるか〜!」っと言ってやりましょう(笑)
[立ち姿がかっこいい]
おすすめで紹介したベーシストはみんな立ち姿がかっこいいのです!
彼らのどこが地味なんでしょうか?
[ステージにまとまりができる]
ベーシストがステージに立つだけで、ステージ上にまとまった感じが出ます。
↓
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いつもの立ち位置にいないだけで、違うバンドだよね。
ベースって必要!
バンドのベースが聞こえない?役割と音~まとめ~
ということで「バンドのベースは聞こえないのか?役割と音」の解説でした。
ベースは聞こえているけど、聞こえない理由がありましたね。
[理由]
・ベースの音として認識できていない
・ベースの音を聞いたことがない
・音が小さい
・音作りができていない(バンド全体も含め)
などの要因でベースが聞こえない可能性があります。
ベースを聞く方法としてこの記事では、
①ベースだけの音を聞いて、
②バンドの中で聞いて
③”ベースあり”と”ベースなし”を聞き比べて
④実際の楽曲で聞いてみる(YouTubeなど)
というところまで話を進めてまいりました。
ベーシストの方なら「耳コピ」の技術も上がりますよね。
ベーシストでなくても、ベースを聞いてコード進行や自分の楽器のフレーズなりを考えるヒントになるかもしれません。
結局「バンドサウンドにベースは必要」という結論にいたりました。
昔々から低音の重要性はあったわけですよ。
出なければ、「コントラバス」なんて楽器は生まれなかったはずです。
だってあんなデカすぎる楽器より、もっと手頃な大きさの楽器をした方が楽ですよね。
デカいけど”あの低音が必要だったから”コントラバスというポジションがオーケストラにはあるのです♪
筆者は弾きませんけど。。。
さて、ベースの音が聞けるようになったでしょうか?
「ベースってこういう音か!」という気づきになればいいのですが、どうでしょう?
ってことで「バンドのベースは聞こえてるよ〜♪」
この記事では
「聞」という漢字を使ったが、
音楽で話す場合、
「聴」の方を実際は使う。
「聴」には「心」という字が含まれている。
「心で聴くとき」に使う字だ。
今回は、
”まだ心で聴けていない場合”を想定したので、
「聞」を使った。
また会おう♪
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