エレキベースのボディっていくつかタイプがあるんだよね。
今日はボディの構造について解説しましょうね〜♪
今回はエレキベースのボディの構造について解説。
ボディには4種類の構造があります。
【この記事のポイント】
・ベースのボディ構造の違い
・ソリッド・タイプについて
・ホロウ・タイプ(フルアコースティック)について
・セミホロウ・タイプ(セミアコースティック)について
・セミソリッド・タイプについて
これらのボディ構造を順番に解説していきます!
写真も見ながら読み進めていきましょう!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
ベースのボディの違い
今回で解説する構造は、簡単に言うと、
ボディの中が「空洞か?」「空洞でないか?」
です。
「俺か」「俺以外か」はローランドさん。
はい、、
↓
ギターは分かりやすく、「エレキギター」と「アコースティックギター」を見比べると、
アコースティックギターはボディの中が空洞。
エレキは木が詰まって、ボディの中は空洞がない。(写真)
↑
この違いがベースのボディにもあるということ!
見た目でわかりやすいモノや、見た目だけではわからないモノもありますね〜
それぞれ写真で見ていきましょう〜♪
↓
ベースのソリッドボディ
まずは「ソリッド」構造。
一般的なベースはこの「ソリッド」構造になっている。
エレキギターと同じように、ボディの中に空洞がない。
英語の「Solid(ソリッド)」は「頑丈」という意味。
【音の特徴】
・堅くガツンとした音
・中が木で詰まっているので重い
・エフェクターのかかりが良い
これが最もスタンダードなベースです(写真)
まず「エレキベースはこれ!」ってところから覚えよう!
ベースのホロウボディ(フルアコースティック)
次に「ホロウ」構造。
「アコースティック・ボディ」「フルアコースティック(フルアコ)」とも呼ばれる。
英語で「Hollow」は「空洞」と言う意味。
「世界一有名なエレキベース?」だと思いますが、
【ヘフナーのバイオリンベース】は「ホロウボディ」
ビートルズのポール・マッカートニーが使用したことで有名すぎます。
中は空洞になっている(写真)
↓
【GODIN(ゴダン)のフレットレスベース】も「ホロウ構造」をしている。
↓
フレットレスベースについてはコチラ→【こんな音聴いた事ない!】フレットレス・ベースについて!〜演奏音源でチェック〜
【エレアコベース】も「ホロウ構造」をしている。
↓
エレアコベースについてはコチラ→【エレアコベースって?】アコースティック・ベースの紹介!〜音源あり〜
【音の特徴】
・ソリッドに比べると、柔らかい音、丸いトーン
・空洞があるので、ソリッドより軽い
イメージは、ボディ内部で音が「ボワ〜ん」って響く感じ。
空洞があると、よく響くんですね〜
洞窟やトンネルの中で音が響くイメージですね〜
ベースのセミホロウボディ(セミアコースティック)
「セミホロウ」構造。
「セミ・アコースティック」「セミアコ」とも呼ばれます。
「セミ」なので「完全にホロウではない」。
ボディ内部の一部がホロウ構造(空洞)になったベース。
ギブソンやエピフォンから、セミアコのベースが発売されているね♪
形を見ればすぐに分かるよ!
(イラスト)
↓
↑
ボディ内部は、
・中心にセンターブロックがある
・両サイドに空洞がある
【音の特徴】
・ホロウボディより、音がくっきりする
・ソリッドよりはボディ内部で響く音
比較するとセミホロウは、ソリッドタイプとホロウタイプの中間になります。
ベースのセミソリッドボディ
定義が「セミ・アコースティック」と似ていますが、
「ソリッドボディのベースの一部分を削って、空洞を作ったタイプのベース」
見た目はソリッドタイプで、中身は一部がホロウ構造になっている。
(写真)
↓
見た目は大人、中身は子供が「へいじ」→
はい、、
【音の特徴】
・ソリッドに近い音ではあるが、ソリッドよりも響く感じがある
・ボディを削っているので、ソリッドより軽い
セミソリッドは、なかなか楽器店でも見つかりませんね〜
※「セミホロウ構造」を「セミソリッド」という場合もあります。
ん〜、定義が難しいところですね。
この他に、
ボディの木目について解説した記事もあります→【木目特集!】エレキベースの木目の違いを探求しよう〜画像でチェック!〜
ベースのボディ構造〜まとめ〜
今回はマニアックな「エレキベースのボディ構造の違い」を解説しました。
・一番スタンダードな「ソリッド・ボディ」
堅い音が特徴。
・アコースティックギターと同じ構造の「ホロウ・ボディ」
柔らかい音が特徴。ボディ内部で音が響く。
・ホロウボディの中にセンターブロックを入れた「セミ・ホロウ・ボディ」
ホロウボディよりは、ややくっきりした音。
・そして、ソリッドボディの一部を空洞にした「セミ・ソリッド・ボディ」
ソリッドに近く、ソリッドより響く感じ。
と言う4つのボディ構造があるわけです。
ソリッド以外の構造は、響きが柔らかくなる造りです。
響きの違いは、全て比較してみてわかってくると思います。
エレキベースを始めるなら、まずはスタンダードな「ソリッド・ボディ」を選ぶのがイイですね!
そこを基準に、
「もっとアコースティックな音を出したい」時は「ホロウボディ」のベースを選ぶなど、試して行けばイイのでは?
その他、いろんな知識を増やしていきましょう!
↓
・ベースの木目特集
・ネックの構造
・ピックについて
・エフェクター
・アンプ
・弦
ボディの構造で楽器の響きが変わる。
そして、
目に見えない響きに注目。
見えない部分に目を向ける。
また会おう♪
コメント