ぼっちざろっくのベースフレーズを紹介するよ!
人気アニメで使われている曲のベースを弾いてみましょうね
〜♪
今回の課題曲は「星座になれたら」です!
作中では学園祭で演奏されました。
イントロのスラップベースがとても魅力の楽曲♪
なので、この記事ではスラップに特化して練習していきましょう!
山田リョウちゃんのキレキレのスラップをマスターして、ライブで披露してくださいね〜
【今日のポイント】
・”星座になれたら”のスラップフレーズを解説
・1小節ずつ分けて覚える
・タブ譜と解説でポイントをチェック
・演奏音源で一緒に練習♪
※今すぐ音源を聴きたいときはコチラ→フレーズ練習へスキップ♪
以上の内容で進めて参ります!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
ぼっちざろっくの楽曲〜歌詞がエモい!〜
”ぼっちざろっく”で演奏される楽曲は軽音部や学園祭では定番になった曲もあります。
2022年12月にリリースされた1stアルバム「結束バンド」の中から曲をチョイスして紹介します。
※amazonでGET♪→アルバム『結束バンド』
アニメの中では作曲者が山田リョウちゃんになってますが、実際の作曲者は異なります〜♪
①青春コンプレックス
②ギターと孤独と蒼い惑星
③星座になれたら
①青春コンプレックス
作詞:樋口愛 /作曲:音羽~otoha~
[参加ミュージシャン]
Vocal, Chorus : 長谷川育美
Guitar : 三井律郎、akkin
Bass : 高間有一
Drums : 比田井修
※長谷川育美は登場人物”喜多郁代”の声優
[楽曲解説]
・アニメのオープニング曲
・ショートバージョンとフルバージョンがある
・テンポ190の疾走感ある楽曲
青春時代を謳歌できなかったり、逆に遊んでばかりだったり、大人になって後悔してしまう。
そんな青春に対するいろんな感情が混じり合う精神状態を歌った曲。
だからエモい!
②ギターと孤独と蒼い惑星
作詞:ZAQ /作曲:音羽~otoha~
※作中設定では、作詞:後藤ひとり(ぼっち)/作曲:山田リョウ
[参加ミュージシャン]
Vocal, Chorus : 長谷川育美
Guitar : 三井律郎、akkin
Bass : 高間有一
Drums : 比田井修
[楽曲解説]
・第5話で主人公の”ぼっち”が作詞した曲
・ライブハウスに出演するためのオーディションで演奏された
・”青春コンプレックス”同様、テンポが193とかなり早い!
人を知れば誰もが孤独であり、入ってくる情報はウソみたいに明るい。
世界の音がしない場所で「ありのまま」なんて見せることはできるのか?
響くギターが、そんな世間に問いかけているような曲。
だからエモい!
③星座になれたら
作詞:樋口愛 /作曲:内藤英雅
※作中設定では、作詞:後藤ひとり(ぼっち)/作曲:山田リョウ
[参加ミュージシャン]
Vocal, Chorus : 長谷川育美
Guitar : 三井律郎、akkin
Bass : 高間有一
Drums : 比田井修
[楽曲解説]
・第12話の学園祭ライブにて披露された曲
・イントロからスラップ奏法が光る!
・ベースがアレンジの鍵を握る
・学園祭で演奏中のギタートラブルを”後藤ひとり(ぼっち)”がボトルネック奏法という離れ技をやってのけるシーンはシビレる!
何か輝く存在に憧れを抱くとき、まずはキミが輝くことが大事。
そして、その光が集まって星座になる!
小さな光でいい、集まれば大きく輝ける♪
そんなメッセージ性の強い曲。だからこの曲もエモい!
今回はこの曲にチャレンジしましょう〜♪
この曲の練習をするにあたって、”スラップの基礎”もマスターしておいてください♪
スラップ奏法の基礎についてはコチラの記事→スラップ奏法の解説・演奏音源♪
ぼざろのベース”星座になれたら〜タブ譜と演奏音源♪〜
ではここから、「星座になれたら」 のベースフレーズを練習していきましょう!
フレーズ全てを練習するのは大変なので、イントロのスラップに特化して解説します。
スラップ奏法についてはコチラの記事で解説→スラップ奏法の解説♪
[ポイント]
・まずはじめに”半音下げチューニング”をする!
・テンポはゆっくりで演奏する
・ハンマリングや弦とびフレーズなど運指練習は必須
・1小節ごと確認していく
・イントロは全部で10小節
※1,3,5,7小節目は全て同じフレーズ
・最後につなげて演奏(ゆっくりのテンポ&実際のテンポ)
半音下げチューニング
この曲はベースは半音下げたチューニングで演奏されています。
4弦ベースでレギュラーチューニング”EADG”を全て半音下げます。
[開放弦の音]
4弦から”Eb,Ab,Db,Gb”もしくは”D#,G#,C#,F#”
※機種により”Eb,Ab,C#,F#”みたいな表示になることもある
使うチューナーによって表示が違うから覚えておこう!
イントロ/1小節目
16分音符のリズムがめちゃ難しいので1小節ごとゆっくり見ていきましょう。
筆者が実際に、レッスンするときも1小節ずつ演奏していきます。
まずは1小節目。
↓
[演奏ポイント]
・この1小節目のパターンは何度も出てくるので丸暗記!
1拍目のハンマリングは”中指-小指”でできるようにする
・2拍目は休符を含めて”ウタウタ”とプルをウラ拍に入れる
プルの後の3拍目サムピングが遅れないように
・4-3-2の半音下降は指を分けても人差し指でもOK(筆者は小-中-人の順)
イントロ/2小節目
2小節目
↓
[演奏ポイント]
・1拍目”8分休符+16分ハンマリング”を”ウンタラ”のリズムでとる
・2拍目を”ウタウタ”
・3拍目は2弦をサムピングしてグリスアップ⤴︎
2拍目のリズムは”ウタウタ”はこの曲のお決まりパターンだね!
その後の2フレットからのグリッサンドは、ほどよいところ(2〜7フレット付近)までアップします〜♪
※グリッサンドの練習はコチラ→スライド・グリッサンドの練習♪
1, 2小節目を続けて演奏♪
↓
このイントロは2小節単位で覚えるとフレーズの流れが掴みやすいですよ〜♪
※2小節で1つのパターンになるフレーズを”2小節パターン”という。
イントロ/3,4小節目
3, 4小節目(3小節目は1小節目と同じ)
↓
[演奏ポイント]
・1拍目の8分休符で11フレットへ移動
・”ウンタラ”のリズムで11-8をプリング
・2拍目は”ウタウタ”
このフレーズは”プリング”のテクニックが必要だね!
↓
プリングについて解説♪
イントロ/5,6小節目
5,6小節目(5小節目は1小節目と同じ)
↓
[演奏ポイント]
・6節目は先ほどの2小節目のパターン3,4拍目が8分音符に変わったパターン
・サムピングで2~4弦の移動を正確にする
このように元になるフレーズ(2小節目)がしっかり弾けたら、練習するのは変化する部分だけでOK!
イントロ/7,8小節目
7,8小節目(7小節目は1小節目と同じ)
↓
[演奏ポイント]
・先ほどの4小節目パターンの3,4拍目を8分音符に変えたパターン
・2,3弦8フレットの音はサムピング
ここまでの8小節がイントロ
イントロ/9,10小節目
9,10小節目はこれまでのパターンとは違うパターン。
↓
[演奏ポイント]
・2拍目のリズムは安定の”ウタウタ”
・3拍目は2弦をプル&サムピング
右手親指と人差し指を狭めに構えるのがコツ
・4拍目は2弦プル&3弦サムピング
2弦プルと2弦サムピングを連続でするのが難しい。
そのあとは2弦プルと3弦サムピングになるからややこしい。。
イントロ〜通し演奏♪〜
最後にイントロを通して演奏しましょう!
”ゆっくりのテンポ”と”実際のテンポ”で練習してみてください♪
↓
この曲のハイライトはイントロ!
ここのテクニックができれば、最後まで行けるはず!
曲の途中でもこのパターンが出てくるので、集中して覚えたい部分ですね〜♪
ぼっちざろっくのベース”星座になれたら”〜まとめ〜
ということで「星座になれたら」のベース解説でした!
スラップがキラキラギラギラしてましたね!
「この曲のイントロはこれしかない」ってくらい素敵なベースです♪
山田リョウちゃんの作曲センスとテクニックが光ってます。
練習のポイントは、
・1小節目のパターンは繰り返し出てくる
このパターンはまとめて覚える
・2拍目のリズムは毎回”ウタウタ”なのでここもまとめて覚える
・2小節単位(2小節パターン)で覚えていくことをおすすめ
・スラップは気合だ!
曲を演奏するということは、
ただ音を出すだけが演奏ではないので、その背景にある物語や人物を通して曲を理解することも大事。
ぼっちちゃんや山田リョウちゃんはどんな思い出この曲を書いたのか?
この人達を通して演奏すると見える世界がある。
そのとき、点と点が結ばれて線になる。
それがエモい!
ってことで、「みんな集まって、星座になってね〜♪」
ぼっちざろっくについてはコチラの記事でも解説しています→ぼっちざろっくのベース山田リョウ・廣井きくりについて♪
この楽曲は
高校生が演奏するには、なかなかハードルが高い。
しかし、
ひとつひとつの光が集まって輝けば、
できる。
必ずできる!
「暗闇を照らすような 満月じゃなくても」
「だから集まって星座になりたい」
また会おう♪
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