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【検証!】古いベースの弦を茹でたら、音が復活するのか?〜音源でチェック〜

弦・アクセサリ
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これは昔から言われている事です。
古くなったベース弦は、茹でると復活する!」(ギター弦も同じく)

「ホントかよ!?」って、ずっと思っていましたが、、

今回、古いベース弦と茹でたベース弦の音を録音したので、皆さんにぜひ聴いてもらいましょう!

それでは今日も楽しんで行って下さい〜♪

へいじ
へいじ

昔々、雑誌で読んだネタだけど、ベースの弦って茹でたら復活するらしいな。
今日も弦研究所のゲンちゃんに頼んで実験させてもらおう〜

実験の内容
古くなったベース弦の音を録音
②ベースから弦を外して鍋で茹でる
再び弦を張り直して録音
音がどうなるのか検証する。という、真面目な実験です。

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

またマニアックな実験だね。
よし、古くなったベースがあるから、実験してみよう!

なぜ弦を茹でるの?

ベースの演奏は、「弦を指で押さえる」「指で弦を弾く(はじく)」といった奏法を用います。

この時、手垢や汗が弦に付着して、錆びたりハリがなくなってしまいます。

これで弦の響きが鈍くなり、劣化につながるわけですね。

弦を茹でる目的は、この手垢やサビを落として綺麗にするというわけです。

すると、弦が元の響きに、、戻るのでしょうか。。

果たして、、。

へいじ
へいじ

僕は今までやった事ないんだけどね。
知り合いが、過去に3回も茹でてたよ。

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ベースの弦は高いからねぇ。
みんないろいろ試しているんだろうね。
でも、3回も茹でるのは止めておこう。。

実験①〜古いベース弦で録音〜

へいじ
へいじ

じゃぁ、まずは古い弦で演奏してみようか!

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

オッケー!
13年間、弦を張り替えていないベースがあるから、それを使おう!

へいじ
へいじ

指弾き→ピック弾き→スラップ(チョッパー奏法)の順で演奏するね!
イヤホンかヘッドホンで聴いてね!
下の再生ボタンをクリック♪

演奏データ♪
音源:指弾き→ピック弾き→スラップ(チョッパー奏法)の順番で演奏
ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ひとえに歳月は、流れたり。。

こもった感じの音も好きだよね?

へいじ
へいじ

そうそう!この音好きなんだよね!
こもった感じ♪

じゃぁ次〜!!

実験②〜古いベース弦を茹でたら、音はどうなる?〜

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

では、ここからが今回のテーマ!
先ほどのベース弦を茹でる!「鍋の用意」「10分間」「グツグツやる」「乾かして張り直す」

へいじ
へいじ

自宅にて、、
↓↓↓

それではまた再生ボタンをクリック♪
↓↓↓

演奏データ♪
音源:指弾き→ピック弾き→スラップ(チョッパー奏法)の順番で演奏
へいじ
へいじ

お〜!!これは、、
衝撃!感激!電撃ボップ!!
明るいトーンが戻ったね!

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

いや〜僕もビックリ!!
ここまで変わったのは初めてかも?

へいじ
へいじ

張りたての弦に比べると、ギラついた音は無くなってるけどね。
でも、モワモワ感が取れて復活してる!

【参考記事】張りたての弦と古い弦の比較はこちらの実験を→【なんでも実験室】新しい弦と古い弦の音を比較してみた♪

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ただ、注意する点もあるから書いておくね。
↓↓↓

注意:茹でた弦はまた劣化する

「弦を茹でて音にハリが戻ってくる」のは事実ですが、、

その後、また弦は劣化して行きます
(だいたい1週間ハリが続けば良い)

弦が切れやすくなるので、茹でた弦をライブで使うのは注意が必要です。
(過去に3回も茹でたベーシストもいますが、、)

弦を茹でるのは、応急処置みたいなモノ

ギラギラな音が欲しい時は、新しい弦を買いましょう

オススメの弦はこちらの記事でチェック→【オススメ】ベース弦の紹介〜写真でチェック〜

【実験結果】古くなったベースの弦を茹でると?

〜実験結果
古くなったベース弦を茹でると、明るいトーンが復活する
張りたての弦に比べると、ギラギラした音はなくなる

茹でたあと、弦の劣化は早く1週間ほどでハリがなくなる
切れやすくなるので、ライブでの使用は注意

へいじ
へいじ

今回の実験は、初の試みだったけど、いろいろ発見があったね!

弦を劣化させないためにも、こまめに手入れする事が大切だよ!

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

うん、やっぱり演奏すれば手垢や汗は付くわけだから。
使い終わったらクロスで拭こう
茹でるよりも大切なのは、楽器のケアね!

へいじ
へいじ

そう!楽器のケア
それについてはまた別の日に特集しようかな。

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ほ〜い、それじゃ今日はこの辺で!
またねバイバイ〜

その他オススメのベースはコチラの記事で!

バッカスベースの紹介
フジゲンベースの紹介
スターリンベースの紹介
ぼっちざろっくをするならこのベース
G&Lベースの紹介

真面目に楽器について考える

ここからは番外編として「楽器」「弦」「シールド」「エフェクター」「ストラップ」「メンテナンス」についての関連記事を紹介します(真面目に)

ベースのタイプについて

ベースにはいくつかタイプがあり「ジャズベース」「プレシジョンベース」については知っておきましょう!

ジャズベースについて詳しくはこちらの記事で→【ジャズベースのサウンド】音作り・演奏音源でチェック〜

プレシジョンベースについて詳しくはこちらの記事で→【原点を知ろう】プレシジョン・ベースのサウンドチェック!〜音源&写真でチェック〜

フレットレスベースというタイプもあります→【こんな音聴いた事ない!】フレットレス・ベースについて!〜演奏音源でチェック〜

エレアコベースも弾いてみましょう→【エレアコベースって?】アコースティック・ベースの紹介!〜音源あり〜

初心者にオススメのベースはこちらから→【音を聴いて選ぶ】初心者におすすめのエレキベース6選!〜まずは4万円以内で見つけよう〜

弦について

との相性で音が決まります!

オススメの弦の紹介はこちらの記事で→【オススメ】ベース弦の紹介〜写真でチェック〜

筆者のオススメ弦はコーティング弦です→【手触りなめらか】コーティング弦2選〜エリクサー&クリアトーン〜音源視聴♪

シールドについて

シールドを妥協すると、、良い音は出ないです。。

オススメのシールドの紹介はこちらの記事で→【楽器をつなぐ】おすすめベース用シールド5選〜写真でチェック〜

エフェクターについて

エフェクターで音に変化をつけてみましょう!

サンズアンプは1台持っておきたいです!→サンズアンプのサウンドチェック♪

歪み系エフェクターの紹介はこちらの記事で→【演奏音源で選ぶ】ベース用オススメ“歪み系”エフェクターの紹介〜低音だって歪みたい〜

ZOOMのマルチエフェクターも使ってみましょう→【まずはズームを使おう】ベースのマルチエフェクター〜ZOOM MULTI STOMP MS-60B〜

ストラップについて

ストラップで楽に演奏できるようにしましょう!

オススメのストラップの紹介はこちらの記事で→【肩に優しく】ベースのおすすめストラップ5選〜写真でチェック〜

楽器ケースについて

良い楽器ケースベースを守る大事なアイテム!→おすすめの楽器ケースの紹介

楽器のメンテナンスについて

楽器のメンテナンスは大切な仕事です。

・ネック調整→ベースのネック調整の仕方
・弦高調整→ベースの弦高の調整の仕方
・オクターブピッチ調整→ベースのオクターブチューニングの仕方


メンテナンスに必要なアイテムはこちらの記事で→【ケア用品】ベースのメンテナンスに必要なもの6選〜写真でチェック〜

乾燥と湿気の対策はこちらの記事で→【環境に影響される】楽器の乾燥と湿気対策〜ドライキーパーの紹介〜

そして、もう一つの弦の実験です→10年以上貼り続けた弦の音

【演奏データ】古い弦&茹でた弦〜サウンド比較〜

古い弦の音♪
茹でた弦の音♪

いや〜今回もマニアックな実験でした!
この研究所は、クセとアクが強いわ。。
ではまた次回もお楽しみに〜♪

著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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