ボスのベース用歪みエフェクターはこの2つ!
「ベースドライバー」と「ベースオーバードライブ」だね♪
今回は「ボスのベース用歪み系エフェクター」を紹介します!
筆者が愛用する名機2台♪
「BOSS/ BB-1X Bass Driver」
「BOSS/ ODB-3」
この2台を弾き比べて音の違いを解説してみます。
試奏音源でチェックしてください♪
【今回のポイント】
・ボスのベース用歪み系エフェクターを紹介
・ベースドライバーの解説
・ベースオーバードライブ解説
・2台を試奏して比較♪
・おすすめセッティング
※今すぐ試奏音源を聴きたいときはコチラ
→ベースドライバー試奏音源♪
→ベースオーバードライブ試奏音源♪
・記事の前半でそれぞれのエフェクターについて解説
・記事の後半で2台を試奏して音源比較♪
モデル | 画像 | 特徴 | 価格 | 試奏音源♪ |
---|---|---|---|---|
BOSS/ BB-1X Bass Driver | ・ナチュラルな歪み ・プリアンプとしても使える ・イコライザーで音質補正 ・原音のバランスを調整できる | 23,100円~ | BB-1Xの試奏音源 | |
BOSS/ ODB-3 Bass Over Drive | ・歪み量が多い ・イコライザーで音質補正 ・原音のバランスを調整できる | 13,000円~ | ODB-3の試奏音源 |
※歪み系エフェクターについてはコチラの記事でも紹介み→歪み系エフェクターのおすすめ紹介♪
それでは今日も行ってらっしゃい♪
BOSSエフェクター/ BB-1X Bass DriverとODB-3
国産メーカー”BOSS(ボス)”から発売されている歪み(ひずみ)エフェクターを2台紹介します。
ベースドライバーを「BB1X」
ベースオーバードライブを「ODB3」として進めていきます。
まずは細かい仕様などを見ていきましょう♪
↓
①BB-1X
②BB-1Xの仕様&コントロール
③ODB-3
④ODB-3の仕様&コントロール
①BB-1X
”ベースドライバー”の名前で知られる人気のエフェクター!
「BOSS/BB-1X Bass Driver」
【チェックポイント】
・2015年発売の歪みペダル
・ナチュラルな歪みが特徴
・プリアンプとして使うこともできる
・歪みはDRIVEツマミで調整
・イコライザーで音質補正できる
プロのエフェクターボードでよく見るエフェクターだね!
新入荷してもわりとすぐ売れちゃうかな♪
②BB-1Xの仕様
[主な仕様]
●接続端子:INPUT、OUTPUT、LINE OUT(TRS標準タイプ)、ACアダプター(DC9V)
●電源:9V電池、ACアダプター
●消費電流:54mA
●寸法(cm):12.9(たて)x7.3(よこ)x5.9(高さ)
●重量:450g
●価格:23,100円〜
LINE OUT端子はエフェクトを通さない音を送る端子ね♪
レコーディングで原音だけのトラックを作りたい時に使うんだ。
エフェクト音はOUTPUTから出すって感じ。
[コントロール部分]
①上段/LEVEL:音量の調節
②下段/BLEND:原音とエフェクト音のバランス
③HIGH:高音域の調節
④LOW:低音域の調節
⑤DRIVE:歪み量の調節
③ODB-3
筆者が初めて購入したエフェクターです!
「BOSS/ODB-3 Bass Over Drive」
【チェックポイント】
・1994年発売のロングセラーモデル
・プロが多数使用する名機
・BOSSの中では歪み量が多いエフェクター
・イコライザーで音質補正できる
・原音とのバランス調整可能
・黄色い箱にピンときたらベースオーバードライブ!
レッチリの”アラウンドザワールド”のイントロでこのエフェクターが使われているね!
④ODB-3の仕様
[主な仕様]
●接続端子:INPUT、OUTPUT、ACアダプター(DC9V)
●電源:9V電池、ACアダプター
●消費電流:15mA
●寸法(cm):12.5(たて)x7.0(よこ)x5.5(高さ)
●重量:420g
●価格:13,000円〜
[コントロール部分]
①LEVEL:音量の調節
②上段/EQ:HIGH(高音域)の調節
③下段/EQ:LOW(低音域)の調節
④BALANCE:原音(DRY)とエフェクト音(WET)のバランス
⑤GAIN:歪み量の調節
2024年時点で30年のロングセラーモデル♪
使用アーティストは、
・レッチリのフリー
・KenKen
・藤本ひかり(赤い公園)
・田渕智也(ユニオンスクエアガーデン)
・345(凛として時雨)
など
BOSSベースドライバーBB-1Xのセッティング&使い方〜試奏音源♪〜
「BB-1X」のおすすめセッティングと試奏音源を紹介します。
①ナチュラルな歪み
②イコライザーで補正
③歪み(DRIVE)をMAX
④プリアンプ的セッティング
⑤筆者のセッティング
※使用ベースは”ジャズベース”
①ナチュラルな歪み
「DRIVE」を調節して歪み具合を決めていきます。
[セッティングポイント]
・DRIVE10時と14時で比較
・音量が上がるのでLEVELで調整
・HIGHとLOWは12時
・BLENDは12時(原音とエフェクト音が半々)
・指弾きとスラップで演奏♪
DRIVEが12時をこえたくらいでいい感じの歪みになったよ♪
↓
指弾き♪
スラップ♪
②イコライザーで補正
さらにイコライザー(HIGH/LOW)で細かい音作りをしていきます。
[セッティングポイント]
・HIGH:アタックを強調する
・LOW:低音の広がりor音やせ防止
・DRIVEとBLENDは12時
・音の違いを比較
指弾きで音作りしてみよう!
指弾き♪
[上げすぎ注意!]
HIGHは上げすぎると痛い感じになる!
指弾き♪
↑
LOWはあまり上がらないんだよね。
MAXにしてもぼやける感じはしなかったよ。
③歪み(DRIVE)をMAX
DRIVEを全開にするとどうなるのでしょう?
[セッティングポイント]
・DRIVEを右に回し切る
・BLENDを右に回し切る
・HIGHとLOWは12時
・BLENDの調整で歪み方が変わる
・音量が上がるのでLEVELで調整
ポイントはDRIVEが全開でも「BLENDを下げると原音が持ち上がる」から歪みの量が減るってことね!
BLEND MAX
BLEND11時
原音が入る方が安心感がある(笑)
④プリアンプ的セッティング
歪ませずにプリアンプとして使うこともできます。
[ポイント]
・エフェクターをかけない音と比較
・イコライザーで細かく調整する
・HIGHをあげてアタック強調
・LOWをあげてドシッと重いサウンド
この場合、DRIVEは10時くらいに下げてイコライザーで音作りしていこう♪
「エフェクトなし」と「エフェクトあり」を交互に演奏♪
奏法:指弾き→スラップの順番
エフェクトなし→エフェクトあり
エフェクトなし→エフェクトあり
DRIVEの歪みを足すというより、エフェクトをかけたときの音圧が大事!
筆者のセッティング
実際にライブでの使っているセッティングです。
[ポイント]
・BLEND:10時(原音を活かす)
・LOW:14.5時(ドシっとした感じ)
・DRIVE:14時(歪みは大事)
HIGHは12時だけど、アタック感はちゃんと出るよ!
ピック弾きとスラップで使ってる♪
↑
「神セッティング」はテープに書いてます(笑)
元々、高音域が強調されるエフェクターなんだよ♪
ピックやスラップで高音はさらに持ち上がるよ!
BOSSベースオーバードライブODB3のセッティング&使い方〜試奏音源♪〜
「ODB-3」のおすすめセッティングと試奏音源を紹介します。
①GAINとバランスで歪み調整
②イコライザーで補正
③歪み(DRIVE)をMAX
④”GAINゼロ”で歪む?
※使用ベースは”ジャズベース”
※④では”プレシジョンベース”も使用
①GAINとバランスで歪み調整
とにかくODB3は歪むのでバランスの調整が大事になります。
[セッティングポイント]
・GAINを9時12時15時で比較
・BALANCEを9時12時15時で比較
・イコライザーはHIGH/LOWとも12時
BALANCE:12時で固定
GAIN:12時で固定
ツマミがどこでも、けっこう歪むんだね!
GAINは11時くらいにしておいて、BALANCEで歪み量を変えていくのがおすすめ♪
弾きながらポイントを探っていこう!
②イコライザーで補正
イコライザーのかかり具合をチェック!
[セッティングポイント]
・イコライザーのHIGHを下げる(音が少しこもる)
・HIGHを上げたサウンドと比較
・LOWをあげて音やせ防止
・LOWを下げたサウンドと比較
・GAIN11時/ BALANCE12時
/指弾き♪
HIGHを下げることで”こもったファズ系”の音になるんだ!
個人的な好みのセッティング♪
/指弾き♪
ベースの芯の部分を出したい時はLOWは下げない方がいいね♪
③歪み(GAIN)をMAX
GAINを全開にするとどんな歪み方になるのでしょうか?
[セッティングポイント]
・GAINとBALANCEを全開
・音量が上がるのでLEVELを調整
・イコライザーは12時
GAINが全開なら何をやっても歪むよね!
④”GAINゼロ”で歪む?
”GAINゼロ”は筆者がやっているセッティングです。
[セッティングポイント]
・GAINゼロ
・BALANCEを少しずつ回して最初に歪んだところで止める
・LOW:14時
・ベースソロの隠し味的な音、軽いブースター的な使い方
エフェクトなしとエフェクトありで比較してみよう♪
↓
エフェクトなし→エフェクトあり
エフェクトなし→エフェクトあり
BALANCEのツマミをゆっくり動かしていって「ジャリッと歪んだところ」で止める。
LOWをあげるのkもポイント!
BOSSベースドライバーとベースオーバードライブ〜まとめ〜
ということでBOSSの「BB-1X」「ODB-3」の紹介でした!
2台ともボスを代表する歪み系エフェクターなので、音に信頼があり多くのプロが使用するエフェクターです♪
筆者も両方ともお気に入りで使っています!
[歪み方について]
・”BB-1X”はナチュラルな歪みが得られます
・音の輪郭が前に出るようなサウンドが特徴
・”ODB-3”はGAINゼロで歪むという歪むために生まれたエフェクター
・BALANCEとの調整で歪み量は変わるが、基本どのセッティングでも歪む
・筆者の使い方は”歪ませない方向”という結果になっている
[イコライザー機能]
どちらのモデルもイコライザーで調整ができます
・HIGHはアタックを強調したい時
・HIGHを下げてこもらせることもできる
・LOWは重低音から音やせを防ぐ効果
・LOWを下げる方向ではあまり使わない
歪みと言っても、バンドアンサンブルの中に混ざると、意外と歪んで聴こえないことが多いです。
これが不思議。
歪ませた方が音がグッと前に出る感覚があります。
なので、筆者の音作りに欠かせない2台になってます。
ってことで「どちらも持っててね〜♪」
BOSSのオーバードライブは
最初にゲットしたエフェクター
ベースドライバーは
弾いた瞬間、手放せなくなったエフェクター
どちらも
使い続けるであろう。
また会おう♪
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