※English article is here→Recommend Cables
シールドは今までいろいろ使ってきたよ!
初心者セットのモノから1万円を超えるモノまで!
今日はオススメのシールドを紹介しましょう〜♪
今回は「ベース用シールド」の紹介です♪
楽器につなぐだけの線ですが、音の信号を伝える大事な要素であります。
一歩進んで、こだわりの1本をゲットしたいですね!
【この記事はこんな方にオススメ】
・どんなシールドを選べばいいの?
・シールドってどれも一緒でしょ?
・ノイズが出てきたから買い換えよう!
・シールドの構造を知りたい
・オススメのシールドを7つ紹介♪
・記事の前半ではシールドの選び方を解説→シールドの選び方へスキップ♪
・記事の後半ではオススメのシールドの紹介♪
※今すぐオススメのシールドを見たいときはコチラ→オススメシールドの紹介♪
それでは今日も行ってらっしゃい♪
ベース用シールド〜形・長さ・固さ・違い〜
シールド:正式には「シールド・ケーブル」といいます。
「ケーブル」とも呼ばれます。※ここでは「シールド」で統一
[チェック項目]
①シールドの役割
②シールドの構造
③コネクタ(プラグ)の型
④シールドの長さ
⑤シールドの固さ
①シールドの役割
【役割】
・ベース(楽器)とアンプをつなぐ
・ベースとエフェクターをつなぐ
・エフェクター同士をつなぐ
エフェクター同士をつなぐシールドは「パッチケーブル(フラットパッチケーブル)」という10cmくらいの短いシールドを使うよ!
↓
※おすすめのベース用エフェクターはコチラ→サンズアンプの使い方
※おすすめのパッチケーブルはコチラ→パッチケーブルのおすすめ紹介♪
②シールドの構造
【構造】
「導線(中心の線)の周りをシールド(盾)で覆って、その上からビニールを巻いた」構造。
楽器などに差し込む部分は「コネクタ(プラグ)」という。
構造については、なんとなく知っておけばオッケーですね〜♪
僕も詳しくは知らないけど「導線が中にあるんだ」くらいは知ってる。
③コネクタ(プラグ)の型
「コネクター」とは、シールドの先っぽの部分。
「プラグ」とも呼ばれる。
その型は?
↓
「ストレート型(S型)」
「L字型(L型)」
の2種類あります(写真)
・楽器の形状やエフェクターの配置によっても必要な型は変わってきます。
・「ストレート型」に比べると「L字型」は値段が少し上がる。
初めは、ストレートを選べば大丈夫です。
[コネクタの組み合わせ]
・両側がストレート
・両側がL字
・片方がストレートで片方がL字
の3種類ですね〜♪
↓
アルファベットの表示を覚えましょう。
「SS」=ストレート&ストレート
「SL」=ストレート&L字
「LL」=L字&L字
④シールドの固さ
音に直接は関係ないですが「シールドの固さ」の違いもあります。
・柔らかく取り回しがしやすい物
・硬く頑丈に作られている物
があります。
エフェクターなどをつなぐパッチケーブルは、柔らかい方が使いやすいです。
ライブ中は柔らかいケーブルが動きやすいかな!
あとは好みでオッケー♪
⑤シールドの長さ
シールドの長さは「ある程度の余裕があった方がいい」かと思います。
【長さの目安/目的別】
・3m→家で使う
・5m→ライブハウスなら充分な長さ
・7m→ステージの立ち位置から反対側まで移動できる
・10m→ホールクラスのステージで動ける
だいたいこんな感じです。
3mはライブで使うには少し短い。
でもエフェクターを間にはさむなら、3mが2本あればOK!
どんな長さでもクルッと巻けばギグケースに入るので持ち運びは楽にできますよ〜♪
長くなればそれだけ重くなりますが、、
ということで基本は5mですね!
以上、シールの知識の解説でした!
ここからおすすめシールを紹介していきます♪
紹介するのは筆者が実際に使用したモデルばかり!
↓
ベース用おすすめシールド①カナレ(CANARE)
【CANARE(カナレ)】
「迷ったらこれで間違いない!」くらいの定番シールドです。
【おすすめポイント】
・すべての音域が均等に出る(クセがない・フラットな音)
・柔らかいので取り回しがしやすい
・10年以上使って一度も不具合がない
・ギターでも定番のシールド
・お手頃価格
【価格】
3m:1,600円〜3,000円くらい
5m:2,640円〜
オススメはコチラ♪
[3m]
[5m]
僕はカナレを基準に音を作るようにしているよ!
基準がわかってから音の加工などすると良いですね〜♪
ベース用おすすめシールド②ベルデン(BELDEN)
【BELDEN(ベルデン)】
コチラはアメリカ産のシールド。
アメリカの定番になっているそうです。
【おすすめポイント】
・中域低域が出る太い音
・プロベーシストが多数使用する
・シールドの固さは少し固め
・”BELDEN/8412”は取り回しがしやすい
【価格】
3m:3880円〜5,000円くらい
6m:6,380円〜1万円くらい
※タイプにより価格は異なる
オススメはコチラ♪
[BELDEN/8412]
↓
↑
商品ページは「ギターシールド」となっていますが、ベース用で使えます。
歪み系のエフェクターとも相性バツグン!
「歪み系エフェクター」の参考記事はこちらです→【演奏音源で選ぶ】ベース用オススメ“歪み系”エフェクターの紹介〜低音だって歪みたい〜
※ベルデンのパッチケーブルはコチラ→BELDEN#8412
ベース用おすすめシールド③モンスターケーブル(MONSTER CABLE)
【MONSTER CABLE(モンスターケーブル)】
高級ケーブルメーカーのベース用シールド。
【おすすめポイント】
・音に厚みが出る
・エフェクターを使用しても音の劣化がない
・音域が均等に出る
・モンスターという名前に惹かれる(笑)
「ベルデン」同様にエフェクターを繋いでも音の厚みは損なわれない→【新旧サウンド比較】サンズアンプの使い方〜イラスト&音源でチェック〜
【価格】
3.6m:3,300円〜8,250円
6.4m:3,850円〜10,450円
オススメはコチラ♪
↓
※モンスターケーブルのパッチケーブル はコチラ→MONSTER CABLE M ROCK
ベース用おすすめシールド④ライブライン(LiveLine)
日本製の定番シールド!
【Live Line(ライブライン)】
・ストラップなども充実しているメーカー
・エフェクター用のパッチケーブルも多数!
ライブラインは「スタンダードなシリーズ」と「ハイグレードなシリーズ」がありますね〜♪
↓
LE-Stage Series〜LE・ステージ・シリーズ〜
コストパフォーマンスに優れたスタンダードなモデルです。
【おすすめポイント】
・柔軟なケーブルで取り回しがしやすい
・全音域をバランス良く出せる
・高耐久性の国産プラグを使用
・低価格で高品質
・S型、L型も充実
【価格】
3m:2600円〜3,300円くらい
これは、カナレと同じくらい定番になっているシールドだね!
ライブラインはさらにグレードアップしたモデルもありますよ〜♪
↓
Advance Series〜アドバンス・シリーズ〜
国産技術の粋を結集したハイブリッド・ケーブル。
【特徴】
・音の方向性はLE・ステージ・シリーズと同じ
・低ノイズなサウンドを実現する高級OFC銅芯線を採用
・カラフルでステージ映えする
・コネクターの色は全部で6色(サウンドはどれも同じ)
「緑好き」の僕は、このシールドを楽器屋さんで見つけて一目惚れ(笑)
3mは緑、5mはオレンジ、L型は青、みたいに色で判別できるようにするのもありですね〜♪
【価格】
3m:4,000円〜5,000円
※SL型は少し高くなる
Innovation Series〜イノベーション・シリーズ〜
新感覚の「キル・スイッチ・システム」
【おすすめポイント】
・プラグを抜いた瞬間信号が切れる
・アンプのスイッチやペダル音量などを下げる事無く、プラグを抜き差しできる
・注意点は「キルスイッチプラグ」を楽器側に接続
・「勿論音色はお墨付きですぞよ!あなたも一度体験してみてください!」byROLLY
ライブ中にプラグが抜ける事故が起こっても、「ブチッ」って音がならないんだね!
【価格】
3m:4,400円〜5,500円くらい
その他、ライブラインからはエフェクター用のパッチケーブルも多数発売されています。
↓
ベース用おすすめシールド⑤Ex-pro〜イーエクスプロ〜
【Ex-pro〜イーエクスプロ〜】
コチラも使用アーティスト多数のシールド!
※使用アーティスト一覧はコチラ→使用アーティスト
タイプは「FLシリーズ(青)」と「FAシリーズ(黄)」「PCRシリーズ(赤)」がある。
コネクタの色がタイプによって違う。
↓
シリーズ | 特徴 |
---|---|
FLシリーズ(青) | ・FLシリーズは高域の音のヌケが良い ・シールドが柔らかく取り回しがしやすい |
FAシリーズ(黄) | ・FAシリーズは中域がヌケる音 ・パワフル&ワイドレンジ ・少し固く取り回しが難しい ・エフェクターのノリも良い |
PCRシリーズ(赤) | ・シリーズの中で一番柔らかいシールド ・ステージでは一番使いやすい ・音の特徴はFLシリーズ(青)とほぼ同じ |
3つのタイプの中では、FLシリーズ(青)が人気!
【価格】
「FLシリーズ」
3m:3,820円〜5,500円くらい
5m:4,860円〜6,413円くらい
「FAシリーズ」
3m:5,500円〜7,500円くらい
5m:6,680円〜8,800円くらい
オススメはコチラ♪
↓
ExProは僕も愛用しているよ!
レコーディングでFAシリーズ
ライブでPCRシリーズを使ってる♪
(PCRは貴重品!!)
ライブでは取り回しが楽なものを使いたいですね〜♪
※FAシリーズはスラップ奏法などのワインドレンジな音にオススメです!
※Ex proのパッチケーブルはコチラ→Ex pro FTPo15
ベース用おすすめシールド⑥フェンダー(Fender)
世界を代表するベースメーカー「フェンダー」のシールド
コチラもいくつかシリーズがあるので紹介します。
↓
Original Series〜オリジナルシリーズ〜
フェンダーならではのクラシカルなカラーリング。
【おすすめポイント】
・横巻シールドとニッケルプレートコネクターの高耐久設計
・スリムなシールドでステージ上で扱いやすい
・フェンダーの中でもリーズナブルなエントリーモデル
・カラーは3色(Fiesta Red, Daphne Blue, Surf Green)
【価格】
3m:1,380円〜1,760円
パッケージに表記されている「10ft」は「10フィート」の意味。
「約3m」ということ。
「15ft」は「約4.5m」
Profesional Series〜プロフェッショナルシリーズ〜
「オリジナルシリーズ」のグレードアップモデル
【おすすめポイント】
・基本的な仕様は「オリジナルシリーズ」と同じ
・シールディング範囲:95%
・低ノイズ
・許容電流がオリジナルシリーズより大きい
・ステージで光る「Glow in the Dark Cable」もオススメ!
「オリジナルシリーズ」と迷ったら「プロフェッショナルシリーズ」をオススメしますね〜♪
【価格】
3m:2,970円〜4,000円くらい
【Glow in the Dark Cable】
↓
↑
暗い所で光るシールドはステージ映えするね!
ベース用おすすめシールド⑦プロビデンス(Providence)
【Providence(プロビデンス)】
使用アーティストもチェック→使用アーティスト一覧
【特徴】
・中低域がよく出る
・音痩せがない
・ノイズが少ない
・プロアーティストが多数使用
・パッチケーブルの種類が豊富
【価格】
3m:2,300円〜6,000円くらい
5m:2,780円〜7,000円くらい
オススメはコチラ♪
↓
昔、安いベースにプロビデンスをつないだら、低音がグッと上がってびっくりした!
良いシールドで音が変わるということですね〜♪
※プロヴィデンスのパッチケーブルもプロが多数使用→PROVIDENCE LE501
シールドの選び方〜注意点〜
シールドを選ぶ上で注意する点をいくつか紹介します。
①ジャックの型の注意点 (L字型使用の場合)
②メーカーによって音に違いが出る
③安すぎるシールドはノイズが出る!
①ジャックの型の注意点 (L字型使用の場合)
【ジャックにささらない!】
L字タイプがささらないベースがあるので、選ぶときは自分のベースに合うかを確認しましょう!
↓
↑
※インプット部分がくぼんでいるベースは刺さらないから注意!
②メーカーによって音に違いが出る
数多くのメーカーからシールドが発売されていますが、メーカーによって音の違いはあります。
・低音が持ち上がる
・すべての音域が均等に出る
・中域にクセがある
・シャキッとした感じ
などなど、それぞれに個性があります。
良い悪いではなく「音の違いは個性」ですね〜♪
③安すぎるシールドはノイズ・音やせ・断線に注意
初心者セットについてくるシールドはかなりお安いシールドがほとんどです。
音は出るが、、
・ノイズが出る
・音やせする(低音が弱い)
・断線しやすい
この辺りの不具合が起こりやすいので注意しましょう!
1,000円以下のシールドはおすすめできないよね❌
シールドの収納に便利なツール
筆者がシールドの収納に使っているのが「ポールハンガー」です。
インテリア用の「帽子かけ」にシールドをかけています。
※名称は「ポールハンガー」「ハンガーラック」「帽子かけ」など
これで場所を取らずにシールドが収納できますね〜♪
たくさんのシールドを積み上げて収納すると、必要なモノを取り出すのがめんどう、、
↓
ポールにかけておくと取り出しやすい!
なんせ数が多いから、、(笑)
オシャレにシールドを収納してみてください♪
↓
ベース用おすすめのシールド〜まとめ〜
今回はオススメの定番シールドを紹介しました。
・音域が均等に出る「カナレ」
・アメリカの定番「ベルデン」
・音の厚みを狙いたいなら「モンスターケーブル」
・多彩なラインナップの「ライブライン」
・使用アーティスト多数で種類も豊富な「Ex-pro」
・カラフルでリーズナブルで低ノイズな「Fender」
・激安ベースも生まれ変わる「プロビデンス」
良い音を作るためにシールドにもこだわりたいですね!
気になるシールドが見つかったでしょうか?
ぜひ、極上の1本ゲットしてください!
(2本くらい持っていても良いです笑)
1000円以下の安すぎるシールドは注意!
やはり値段で音の劣化は出てしまいますね。。
とりあえず、迷ったら「カナレ」で問題なし!
その他、ベーシストに必要なアイテムも集めて最強装備をしましょう!
オススメのベース紹介はコチラ
↓
・バッカスベースの紹介
・フジゲンベースの紹介
・スターリンベースの紹介
・初心者にオススメのベース紹介
・ぼっちざろっくをやるならこれ!
・G&Lベースの紹介
シールドは人間でいう「血管」みたいなモノ。
ここが悪いと「栄養が全身に行き渡らない」
楽器も同じで「シールドが悪いと音は響き渡らない」
健康的なシールドを使いたい。
また会おう♪
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