5弦ベースはベースを初めて5年目くらいにゲットしたよ!
「ちゃんと弾けるか?」って、、迷うことなく(笑)
今日は5弦ベースの紹介しましょうね〜♪
今回は「5弦ベースについて」解説します!
筆者自身は5弦ベースを使い初めて、
・5弦目を活かしたフレーズ作る!
・より低い音域を出せる!
・重低音がバンドにマッチ!
・演奏性が上がった!
など、良いことだらけでした!
今では5弦ベースじゃないと弾けない曲があります。
意外と弾けるものですよ♪
皆さんにとって「はたして、5弦ベースは必要なのか?」
【今日のポイント】
・5弦ベース/4弦ベースの違い
・5弦目の音♪
・チューニングのやり方
・5弦ベース使用アーティスト
「5弦ベースは難しい」のではなく「練習しないから難しい!」のです♪(たぶん)
それでは今日も行ってらっしゃい♪
5弦ベースと4弦ベースの違い
まずは5弦ベースがどういうものかを解説しますね〜♪
4弦ベースと比較しながら見ていきましょう〜♪
①5弦ベースについて
②4弦ベースとの違い
③5弦ベースの音域(演奏音源)♪
↓
①5弦ベースについて
「5弦ベース」はその名の通り「弦が5本あるベース」のことです。
[5弦ベースの特徴]
・1970年後半から使用される
・通常の4弦ベースに太い弦(5弦目)を足した作り
・4弦より低い音域が出せる
・ロック,ジャズ,フュージョン,R&B,ファンク,レゲエなど幅広いジャンルに対応
・音質の向上を目的にアクティブタイプのモデルが多い
・ピックアップは5弦用を使用する
アクティブタイプ(アクティブベース):音を増幅する”プリアンプ”を搭載したベースのこと
プリアンプにより、5弦の低音がぼやけることを防いだり、音をパワフルにできる
5弦が普及した理由に、70年代のシンセサイザーの普及があげられますね〜♪
シンセサイザーは4弦ベースより低い音域が出るので、それに伴いエレキベースも音域を広げた5弦が普及したというわけです〜♪
※この5弦からさらに弦を増やした6弦ベースもあります。
6弦ベースについて詳しくはこちらの記事で→6弦ベースの紹介♪
②4弦ベースとの違い
各パーツごとに違いをチェックしていきます。
[弦の数]
4弦ベース:4本
5弦ベース:5本
※基本は太い弦が1本増える
特殊だけど、細い弦を1本増やした5弦ベースもあるよ。
[ヘッド部分]
ペグのついている位置がモデルにより違います。
いろんなタイプの5弦ベースを見てみましょう♪
↓
↑
「3つと2つ」「4つと1つ」みたいに、両側についているね!
どちら側についているかでペグの巻き方が変わるんだ!
4弦ベースはこんな感じです〜♪
↓
[ネックの幅]
4弦:約4cm
5弦:約4.6cm~5cm
↓
※ジャズベースタイプはネック幅がせまいモデルが多く、プレシジョンベースタイプは少しネック幅が広い
↑
ネックの幅はメーカーによっても違うから、実際に持ってみて選んだ方がいいね!
[音域]
4弦:最低音「E」
5弦:最低音「B」(4弦より半音5つ低い)
「最高音」はフレットの数によるから、5弦だから高い音が出るということではないよ♪
※ベースのフレット数は20~24フレットで24フレットの最高音は「G」。
[コントロール部分]
コントロール(ツマミ)は「4弦か5弦か」ではなく「アクティブタイプか?パッシブタイプか?」で数が変わります〜♪
アクティブタイプはイコライザーのツマミが多いですね〜♪
写真でわかるように、同じモデルの4弦ベースと5弦ベースはツマミの数が同じになっています。
※アクティブベース
↓
ツマミの機能は「ボリューム、ピックアップセレクト、イコライザー」などモデルにより様々
↑
パッシブタイプは「ボリュームが2つor1つ、トーンが1つ」のツマミがついているモデルが多いです。
③5弦目を弾いた音♪
では「5弦を弾いた音はどんな音」がするのでしょうか?
試奏音源でチェック♪
①5弦ベースで「ドシラソファミレド」を演奏
「音色の違い」
「5弦の5フレットと4弦のゼロフレットは同じ音程」なんだけど音色が変わるんだ!
↓
②5弦の5フレット「E」の音
③4弦の開放弦(0フレット)「E」の音
↑
同じベースで演奏しても、
・5弦5フレットは少し太い感じ
・4弦ゼロフレットは固い感じ
ですね〜♪
「サスティーン(音の伸び)」は4弦の開放弦の方が長いよね!
【4弦との違い】
・弦が1本多い
・ネック幅が太くなる
・一番低い音が「B」
・5つ低音が増える(5弦目の0〜4フレット)
・コントロール(ツマミ)の数はモデルにより異なる
5弦ベースのメリット&デメリット
次に、5弦を使うことのメリットとデメリットを見ていきましょう!
筆者は「5弦のデメリットを感じない」のですが、、、(笑)
ベースを選ぶ際に注意する点などをまとめておきます。
↓
メリット
【メリット】
・音域が広がる(重低音が出せる)
・シンセベースの音域に対応できる
・ルート&5度などの動きが楽になる
・半音下げや1音下げチューニングがいらない
「できるベーシストになった気がする」的な感じもある(笑)
デメリット
「音域」に関しては重宝しています。
近年はシンセベースを用いて、重低音を出す楽曲やバンドが増えているので、
「4弦では出せない音域をカバーできる」のが5弦ベースのメリットです。
「ネックの太さ」は、”慣れ”ですね〜♪
5弦目のミュートは親指を5弦の上におけばできることだからね。
とりあえず良いことしかないかな〜♪
5弦ベースのチューニング/やり方を解説
5弦はどうやってチューニングするのでしょうか〜?
”合わせる音”がわかれば、やり方は「4弦」と同じだよ!
基本的なチューニングはこちらでチェックしておいて下さい→チューニングのやり方を解説♪
チューニングのやり方
基本的なチューニングがわかっていれば、とくに問題なしです!
「通常の4弦チューニング+5弦目のチューニングをするだけ」
5弦目のチューニングは、ディスプレイの表示が「B」になります♪
↓
【5弦を合わせる方法】
合わせる音は「B」
↓
チューナーを見ながらペグで「B」まで合わせる
↓
これでOK!
あとは4弦からいつも通りチューニングするだけだね!
4弦から「E・A・D・G」ね♪
↓
5弦から「B・E・A・D・G」になったでしょうか?
とても簡単ですよね♪✌︎
オススメのチューナーはこちら→チューナーのおすすめ11選♪
※ピックアップの改造はEMGピックアップがおすすめ!
5弦ベース使用アーティスト
最近では5弦を使うアーティストが増えてきました。
「より幅広い音域」を出せるようにしているわけですね♪
国内と海外のアーティストをまとめて紹介します。
最後におまけで、筆者使用の5弦ベースも紹介しています(笑)
国内アーティスト
【5弦ベース使用アーティスト(日本)】
・IKUO
・櫻井哲夫
・須藤満
・tetsuya(ラルクアンシエル)
・Toshiya(ディルアングレイ)
・武田祐介(RADWINPS)
・Ryota(ワンオクロック)
・ニ家本亮介(ずとまよ etc.)
・清水興
・納浩一
・下野ヒトシ
・青木智仁
↑
ジャズ・フュージョン系のテクニカルベーシストは5弦を使う人が多い♪
海外アーティスト
【5弦ベース使用アーティスト(海外)】
・リチャードボナ
・トニーグレイ
・エイブラハムラボリエル
・ロバートトゥルージロ(メタリカ)
・ネイザンイースト
・ジョンパティトゥッチ
・スチュワートゼンダー
・アンドリューグーシェ
・ポールジャクソン
・ヘンリックリンダー(ダーティループス)
↑
5弦のほかに6弦ベースを使う方もいますよ〜♪
筆者使用の”STR GUITARS”
最後に筆者が使用する5弦ベースを紹介します。
「STR GUITARS/LS-548」
【仕様】
●ボディ:スポルテッドメイプル(トップ)、アルダー(バック)
●ネック:メイプル
●指板:バーズアイメイプル
●ピックアップ:EMGハムバッカーx2
●プリアンプ:アギュラーOB3
●コントロール:ボリューム/バランサー/トレブル/ミドル/ベース/MIDセレクトスイッチ
※ピックアップはEMGに変更&GKピックアップを後から追加 (黒い精密機みたいなヤツ)
改造しすぎ、、(笑)
※改造しすぎが原因なのか、プリアンプの調子が悪い。。。
これは、オーダーメイドで作ってもらったモデル!
トップ材のスポルテッドメイプルの木目が素敵すぎる♪
オーダーメイドは木材から全てチョイスできるんですよね〜♪
ぜひ、とっておきの1本を手に入れてください〜♪
5弦ベースについて〜まとめ〜
と言うことで「5弦ベースの紹介♪」でした!
普段は4弦がメインの方も「5弦もいいな〜♪」と思っていただけましたでしょうか?
[5弦ベースの心得]
・ネックの幅に対応・・・まずは”5弦に親指を置いて4弦の感覚で弾く”
・5弦目の音の把握・・・4弦では出せない音は、5弦の0〜4フレット
・5弦目を積極的に使う・・・とにかく弾いて覚えるしかない
・極上の1本に出会う・・・音楽の神様がめぐり合わせてくれる
筆者が使い始めたのは2008年くらいだったと思いますが、5弦を使いたい衝動にかられ即購入!
実は、はじめは5弦目を使わずに弾いてましたけどね。。(笑)
でも「より低い音を出せば、バンドサウンドが変わるんじゃね?」と思い5弦のフレーズを楽曲に取り入れたら、、
「これしかない!」
それ以来、5弦の音がないと弾けなくなりました!
ライブでは、4弦と5弦の両方をライブで使用することもしばしば。
さらに、5弦のエレアコベースも持っていくと言う荒技も、、(あの頃は運搬が大変だった…)
そんな感じで、「5弦ベースはいいな〜♪」
パンクロックをしていた時代は4弦だったけど、
5弦を使い始めて演奏の幅が広がった。
ネックの幅も広がったけど。。(笑)
それは特に問題ない。
また会おう♪
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