日本の気候は湿気が多いから楽器によくないね。
しっかり対策をしよう!
【今日の知りたいポイント】
・楽器の保護をしっかりしたい
・湿気が多いと?
・乾燥し過ぎると?
・湿度対策ってどうやるの?
今日は「楽器と湿度の関係」について解説したいと思います。
木でできた楽器は湿度にかなりの影響を受けます。
では、どうやって対策すればいいのか?
その対策の仕方と、ちょっとしたアイテムを紹介します。
・記事の前半で「楽器と湿気の関係」
・記事の後半で「湿度対策のアイテム」を紹介
※今すぐおすすめをみたい時はこちら→おすすめドライキーパー の紹介♪
ぜひ、この機会に覚えましょう!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
楽器と湿度の関係
楽器は木で出来ているので、湿度に影響を受けやすいです。
湿度が高い時と低い時で、音や楽器の状態が変化します。
日本は四季があるので季節によっても湿度の変化があるわけです。
それによって楽器の状態にも変化が生じます。
では湿度によってどんな変化が起こるのでしょうか?
湿度が高すぎてもダメ
低すぎてもダメ
「過ぎたるは及ばざるが如し」
湿気が多い時・ベースの影響
われわれ人間もジメジメの湿気はイヤですよね。
もちろん楽器もイヤがっています。
湿気があると楽器はどうなる?
木は水分を吸収します。
これが楽器の状態に影響します。
【湿気が多いと】
・ネックが反りやすくなる(順ぞり)
・音がこもる
・弦がサビる(鉄にも影響する)
・インプットジャックが腐食する(ガリガリ音が出る)
・木が腐る?かも?←ここまではないと思います。。
とにかく、木材には良いことはないです。
湿度が高すぎるのは、よろしくないです。
日本の環境は湿気が高め。。
ネックが反りやすいんだよね。
ネックの反りを直すにはこちらの記事を参考に→【反ってる?】ベースのネック調整をわかりやすく解説〜写真でチェック〜
乾燥した時・ベースの影響
楽器は「乾燥のし過ぎもよくない」のです。
ほどよい湿気は必要。
なんてデリケートなんでしょう!
【乾燥しすぎると】
・ネックが逆反りになる
・指板がひび割れる
・楽器の響きが軽くなる(水分が抜けるから)
冬場の乾燥は特に注意ですね〜
ヨーロッパやアメリカ西部などの乾燥する地域では、指板にオイルを塗るなどの対策をしています。
「レモンオイル」「オレンジオイル」が楽器屋さんに売っています。
日本の環境でオイルは必要ないと思う。
めったにカラカラの乾燥にならないからね。
豆知識としてネックの構造についても知っておきましょう→【知識発見!】ベースのネックの構造について〜写真で解説〜
乾燥の原因は意外と、、
乾燥する原因は、エアコンの風によるものが考えられます。
楽器に風が直接当たらないようにするなど、気をつけましょう!
楽器を使わない時は、ケースに入れておくようにしたいですね〜
ベースの湿度対策
楽器に適した湿度は40~50%と言われています。
日本は夏場で湿度が60~70%です。
これは高い。。(筆者の部屋も60%ほどあります)
ではどのように対策すればいいのでしょう?
湿気と乾燥の両方見ていきましょう。
↓
湿気対策
【湿気が多い時の対策】
・ドライキーパー(除湿効果)
これをケースに入れておけば湿気をとってくれます。
・部屋はなるべく除湿
除湿機やエアコンの除湿機能を使って部屋の湿度を下げる。
・楽器ケースはしっかりしたものを使いたい
オススメの楽器ケースはこちらの記事で→【大事に運ぼう】おすすめベース用楽器ケースの紹介〜セミハードCASE特集〜
コーティング弦を張るのもオススメ
・弦のサビに関しては、コーティング弦を張るのもオススメ!
コーティング弦の解説はコチラ→【手触りなめらか】コーティング弦2選〜エリクサー&クリアトーン〜音源視聴♪
その他オススメの弦の紹介はコチラ→【盛り沢山】おすすめベース弦の紹介〜写真でチェック〜
乾燥対策
【乾燥した時の対策】
・ドライキーパー(保湿効果)
実はドライキーパーには保湿の効果もあります。詳しくはのちほど。
・エアコンの風に注意
先ほども言いましたがエアコンで乾燥してしまうことが多いです。
風が直接楽器に当たらないようにしましょう!
・加湿器を使う
湿度は40~50%を保つようにする。
ドライキーパーの紹介♪
ではここで、湿度対策に欠かせない「ドライキーパー」のご紹介!
ドライキーパーの効果
【効果】
・高湿度の時は除湿、乾燥して時は水分を放出する
・消臭効果がある
・弦がサビにくくなる(防錆)
湿気と乾燥のどちらにも対応できるんですね〜
僕は各楽器ケースに1つずつ入れているよ。
ドライキーパーの使い方
使い方はチョー簡単!
楽器ケースにポンと入れておくだけ(写真)
↓
これが湿気を吸収してくれるんですね〜
※もちろん楽器を入れるケースも大事!→【ベースの運び屋】おすすめ楽器ケースの紹介〜セミハードCASE特集〜
使用できる期間
効果がある期間を知っておきましょう!
パッケージを見ると6ヶ月間〜12ヶ月となっています。
2つ入ってる商品もあるから、2年分いけるね!
さらに注意する点!
ドライキーパーは、ケースの底に入れておくことが多いですが、
楽器でドライキーパーを押しつぶしてしまうことがあります。
そうなると、、
ケースの中で除湿剤のツブツブが、、散乱!産卵!さんらん!!
悲惨な目に遭うのでご注意ください。
これは僕の体験談だね。。(笑)
そうじが大変だった。
おすすめドライキーパー4選
ではおすすめの「ドライキーパー」を紹介します。
今回の商品提供は「JEUGIA三条本店さん」からの提供でした。
ありがとうございます。
JEUGIA三条本店:京都の中心にある楽器店。
アニメ「けいおん」のモデルになった楽器店。
PICK BOY-ドライキーパー
①「PICK BOY-ドライキーパー」50gx2袋
【効果】
・湿度調整
・防錆
・消臭
グレコ-DRY CREW アロマシリーズ
②「グレコ-DRY CREW アロマシリーズ」60gx2袋
【効果】
・湿度調整
・防錆
・消臭
・香り付き
【香りタイプ】ブルーベリー,森,プルメリア,オレンジ,レモン,ココナッツバニラ,ローズ,シトラス。
たくさんありすぎ!
グレコ-DRY CREW
③「グレコ-DRY CREW」70gx1袋
【効果】
・湿度調整
・防錆
・消臭
先ほどと同じメーカーですが、香りはないです。
フェルナンデス-Dr.Dry
④「フェルナンデス-Dr.Dry」40gx2袋
【効果】
・湿度調整
・防錆
・消臭
以上が楽器屋さんで良く売られている商品です。
楽器の保護は大事にしたいね!
良い演奏は楽器を保護できてからですね〜♪
楽器の乾燥と湿気対策について〜まとめ〜
今回は「楽器と湿度の関係」について解説しました。
楽器にとって湿度は大事な要素なんだと分かったと思います。
・湿気が多過ぎてもダメ
・乾燥し過ぎもダメ
ちょうどイイ湿度を保つことで、楽器の響きや状態が保たれるわけですね。
日本は四季があるので、季節ごとに対策をしていきたいです。
・梅雨時期から夏の終わりまでは、除湿。
・秋から次の年の春ごろまでは、加湿。
それぞれ、ほどよくを心がけてください。
その対策に便利な「ドライキーパー」はチョーオススメです!
木は呼吸している。
人間と同じ。
大切に。
また会おう♪
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