このベースは一度弾いてみたかった!
G&L!!
今回はG&LのL-2500というモデルを試奏してみましょう〜♪
ということで紹介するのは「G&LのL-2500」という5弦ベースを試奏します。
フェンダーの集大成ともいえるこのモデル。
どんなベースなのでしょうか?
【今日のポイント】
・G&Lの歴史
・L-2000とL-2500の紹介
・試奏音源で解説
・その他のモデルも紹介♪
※今すぐ音源を聴きたい時はコチラ→G&Lの音源視聴♪
以上の内容で進めて参ります。
それでは今日も行ってらっしゃい♪
G&Lとは?〜歴史・特徴〜
G&Lの歴史はフェンダーの歴史でもあります。
G&Lの歴史
フェンダーの生みの親であるレオ・フェンダーが相棒のジョージ・フラートンと共に設立したブランド。
・1972年 – G&L社設立。
・1980年 – G&Lブランドのギター販売が開始。
・ベースはL-2000シリーズが有名。
ブランド名の由来は、レオ・フェンダーの「L」とジョージ・フラートンの「G」を合わせて「G&L」となった。
レオとジョージがこの世を去った後もG&Lの後継者が製作を続けている。
G&Lの特徴
G&Lからはスタンダードなジャズベースやプレシジョンベースなどが発売されていますが、やはり「L-2000」「L-2500」が有名ではないでしょうか。
見た目の特徴は「ハムバッカーピックアップ」が2つ搭載されている点です。
ピックアップのセレクトによって、
↓
・ジャズベースの音
・プレシジョンベースの音
・スティングレイタイプの音
など多彩な音作りができます。
L-2000はフェンダーの全てを詰め込んだモデルになっているね!
その他のモデルは「SBシリーズ」などがあります。
このモデルはGLAYのジロウさんが使用しています。
↓
G&L/ L-2000とL-2500の紹介
では早速ベースの紹介をしていきましょう。
このモデルは4弦のモデルと5弦のモデルがあり、
・2000が4弦ベース
・2500が5弦ベース
になります。
G&Lのシリーズ3つ
3つのシリーズがあります。
【トリビュート・シリーズ】
・インドネシアで製作
・各パーツを低コストで作ったモデル
【CLF リサーチ・シリーズ】
・G&Lの上位モデル
【デラックス・シリーズ】
・ピックアップはCFLシリーズと同じ
値段はCFLシリーズが一番高くて40万円台、トリビュートシリーズが一番安くて10万円台。
と言っても全部高いけど、、
この中で今回試奏したのは「デラックスシリーズ」の「FULLERTON DELUXE L-2500」です。
4弦モデルの「FULLERTON DELUXE L-2000」もあります。
2つの違いは弦の本数だけなので4弦モデルの参考にもしてください。
※その他、弦との組み合わせでも音や弾きやすさが変わります。
オススメの弦はコチラの記事で→オススメ弦の紹介♪
※シールドも良いものを選びましょう!
オススメのシールドはコチラの記事で→シールドの構造・オススメ♪
※アンプとの相性も大事!
※ピック弾きの場合はピックの選び方も大事!→おすすめピックの紹介♪
FULLERTON DELUXE L-2500
【FULLERTON DELUXE L-2500】
【スペック】
●ボディ:ウェスタン・シュガー・パイン
●ネック:メイプル
●指板:ローズウッドorメイプル
●ピックアップ:ハムバッキングx2
●コントロール:ボリュームx1, トレブルカットx1, ベースカットx1
●スイッチ:ピックアップセレクター, シリーズ&パラレルスイッチ, プリアンプモードスイッチ
●フレット:21フレット
●スケール:34インチ
●カラー:ブラック, ブルー&ラメ
3つのコントロールと3つのスイッチをチェック♪
↓
パラレルとシリーズの違いは、
↓
パラレル:ピックアップが並列につながりノイズに強くなる
シリーズ:ピックアップが直列につながりパワーが上がる
ベース本体のイコライザーはフルに回してフラットな状態だね。
はじめのセッティングは8割くらいにしておいて、そこから上げる余白を残しておくと良いよ!
指弾き〜試奏音源♪〜
まず指弾きで演奏♪
・アクティブの設定で本体のイコライザーは85%くらい
・④の設定でベースのツマミをフルに上げる
・⑤以外はパラレルの設定
【セッティング】
①ピックアップを両方鳴らす
②リアピックアップのみ
③フロントピックアップのみ
④リアピックアップ&ベースをフル
⑤シリーズスイッチ設定
「シリーズ(直列)スイッチ」を入れるとピックアップが直列になって音が太くなりパワーアップしますよ〜♪
↓
リアピックアップだけを鳴らすと「スティングレイタイプ」と同じセッティングになるよね!
それにプラスしてベースを少しブーストすればパワーアップしますね〜♪
ピック弾き〜試奏音源♪〜
次はピック弾きで演奏♪
※セッティングは指弾きと同じにしています。
・アクティブの設定で本体のイコライザーは85%くらい
・④の設定でベースのツマミをフルに上げる
・⑤以外はパラレルの設定
【セッティング】
①ピックアップを両方鳴らす
②リアピックアップのみ
③フロントピックアップのみ
④リアピックアップ&ベースをフル
⑤シリーズスイッチ設定
ピックもいろいろチョイスしてみてください。
コチラの記事で紹介しています→ピックの種類とオススメ紹介♪
シリーズの時は音量が上がるのでアンプのボリュームには気を付けましょう〜♪
(ボリュームは少し下げました)
↓
これだけパワーがあれば歪ませても音やせがないよね!
歪みエフェクターについてはコチラの記事で
↓
・歪みエフェクターの紹介・試奏音源♪
・サンズアンプの紹介・試奏音源♪
・マルチエフェクターの紹介・試奏音源♪
スラップ〜試奏音源♪〜
最後はスラップで演奏。
・アクティブの設定で本体のイコライザーは85%くらい
・②の設定でトレブルのツマミをフルに上げる
・⑤以外はパラレルの設定
【セッティング】
①ピックアップを両方鳴らす
②ピックアップを両方鳴らす(トレブルをフル)
③リアピックアップのみ
④フロントピックアップのみ
⑤シリーズスイッチ設定
ベースカットでプルの音が強調されたね!
「トレブルを上げるセッティング」はオススメ♪
今回試奏したモデルはJEUGIA草津Aスクエア店さんに提供していただきました。
アウトレットで「ちょいキズ」の商品です。
オンラインショップのリンクはコチラから
↓
「G&L/FULLERTON DELUXE L-2500」
しかし、デラックスシリーズのL-2500はなかなか見つかりません。。
G&L/L-2000のおすすめはトリビュートシリーズ
デラックスシリーズのベースを紹介してきましたが、なかなかお値段が高くて手が出せない。。
そこでオススメするのが「トリビュートシリーズ」
USA製、日本製、インドネシア製があります。
【G&L/ TR L-2000】
コチラはインドネシア製です。
↓
【スペック】
●ボディ:アッシュ
●ネック:メイプル
●指板:ローズウッドorメイプル
●ピックアップ:ハムバッキングx2
●コントロール:ボリュームx1, ベースカットx1, トレブルカットx1,
●スイッチ:ピックアップセレクター, シリーズ&パラレルスイッチ, プリアンプモードスイッチ
●フレット:21フレット
●スケール:34インチ
●カラー:3トーンサンバースト, ブルーバースト
【特徴】
・ハムバッキングピックアップ2つ搭載
・スイッチのコントロールは他のシリーズと同じ
・各パーツを低コストで作るため価格が押さえられる
・インドネシアで製作
楽器店にあるモデルもこのモデルが多いですね〜♪
トリビュートシリーズは多く発売されています。
G&Lベースの紹介〜まとめ〜
ということで今回は「G&L/L-2500」の紹介でした。
一度弾いてみたかったベースなので、筆者個人としても満足しております。
L-2500の特徴としては「音作りが豊富」だということですね。
・2つのピックアップでジャズベースサウンド
・フロントピックアップでプレベサウンド
・リアピックアップでスティングレイサウンド
・それぞれイコライザーで細かい設定が可能
・全てのセッティングにおいて音が太い!
つまり、この1本にフェンダーが生み出したベースの全てが詰まっているということです。
「トリビュートシリーズ」はG&Lの中でもお求めやすいお値段になってますね。
でも、、高い(笑)
皆さんも一度手に取ってG&Lの良さを体感してください!
ありがとうレオ・フェンダーさん!
並びにジョージ・フラートンさん!
その他、オススメのベース紹介はコチラ
↓
・バッカスベースの紹介
・フジゲンベースの紹介
・スターリンベースの紹介
・初心者にオススメのベース紹介
・ぼっちざろっくをやるならこれ!
レオフェンダー氏は、その一生を終える直前までG&Lの製作をしていた。
そして、
「世界のミュージシャンのために、自分ができることはすべてやり遂げた」
と言い残したと言われている。
しかしまだ、
彼の作るベースを見たかった。
また会おう♪
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