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ギターとベースの違い~見分け方?音は?徹底解析!~

ベース
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へいじ
へいじ

ギターとベースの違いはどんなものがあるのかな?

ゆいまる
ゆいまる

いろんな要素に分けて見ていこう♪

今回は「ギターとベースの違いを解説」ということでいろいろな視点で違いを見ていきたいと思います。

「見た目が違う?音が違う?弾き方が違う?」

など、2つの違いを解説していきます♪

今回のポイント
ギターとベースについて
見た目の違い/大きさ/弦の数
音の違い~演奏音源で確認~
アンプの違い
ピックの違い
シールドの違い
エフェクターの違い
共通点は?

筆者はベーシストですが、ギターの知識も多少あります。
参考音源のギターも頑張って演奏しました♪

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タイトル内容
ギターとベースについて楽器の紹介/ 共通点
見た目の違い弦の数/スケール(大きさ)/形
音/奏法の違い演奏音源で比較
アンプの違いギター用, ベース用のアンプ
ピックの違い使用するピック
シールドの違い専用のシールドは?
エフェクターの違いエフェクター

それでは今日も行ってらっしゃい♪

エレキギターとエレキベースの共通点

まずは、エレキギターエレキベースについて考えてみたいと思います。

エレキギター
エレキベース
共通点

①エレキギター

[エレキギター誕生の歴史]
・1935年に世界初のエレキギターをギブソンが開発。
・1950年代にフェンダーが、テレキャスター(テレキャス)やストラトキャスター(ストラト)など現代でも人気のモデルを開発。
・1952年発売のレスポールギターも有名
以降多くのギタリストが、”テレキャス””ストラト””レスポール”の3タイプを使う

②エレキベース

[エレキベース誕生の歴史]
・1951年にフェンダーがプレシジョンベースを発売
・ウッドベースしかなかった時代に革命が起きた
・1960年にフェンダーはジャズベースを発売
・エレキベースといえば”プレベ”か”ジャズベ”と言われるくらい定番のモデルになる

ゆいまる
ゆいまる

エレキギターからエレキベース誕生までに15年以上の差があるね♪
それまでずっとウッドベースで演奏してたんだ。

プレシジョンベースについて詳しくはこちらの記事で→プレシジョンベースの紹介♪
ジャズベースについて詳しくはこちらの記事で→ジャズベースの紹介♪

③共通点

ギターとベースの共通点はどこでしょうか?

難しい事はなしで単純に見ていきましょう♪

[ギター&ベースの共通点]
アンプを通して音を出す
ピックアップで音を拾う
とフレット
形が似ている
ピック弾き, 指弾き, スラップ何でもできる

ゆいまる
ゆいまる

ギター専用のアンプとか、弦の長さは違うわけだけど、
とりあえずここでは同じってことにしておこう♪

でも、細かく見ていくと違いがあるんですよ!

ギターとベースの違い~見た目~

「ギターとベースは見た目が同じ」って声をよく聴きます。

実は音楽を仕事にしている方でも、違いがわからない事があります。

へいじ
へいじ

音楽教室で”ベース”のことを”ギター”っていうスタッフもいる。。。

なので、見た目でわかるように違いを解説していきましょう。

弦の本数
大きさ

アコースティックギターとアコースティックベース

①弦の本数

ギターとベースの弦の数が違います。

ギター:6弦
ベース:4弦
が基本です←”基本”ってところが曖昧。。。

基本的には”ギターが6弦”と”ベースが4弦”なのですが、、、

へいじ
へいじ

ややこしいんだけど、ベースには5弦ベース6弦ベースがあるんだよね。。。
ギターは7弦ギターってのもある。。。

なので、弦の本数はモデルによって違うので「ベースは絶対4弦ベース」というわけではないです。

あくまで「基本は」ということで覚えておきましょう♪

※5弦ベースについて詳しくはこちらの記事で→5弦ベースの紹介♪
※6弦ベースについて詳しくはこちらの記事で→6弦ベースの紹介♪

②大きさ(弦長/スケール)

大きさは全く違うのですが、「違わない」って方もいます(笑)

ギターとベースを並べてみると。

※上:6弦ベース
※下:エレキギター(6弦)


「ぜんぜん違う」って言ってくださいね!

ゆいまる
ゆいまる

詳しく見ていくと弦の長さ(スケール)が違うね♪
ブリッジからナット(ゼロフレット)までの長さ。

ギターの弦長(スケール):ロングスケール/ 647mm~648mm
ベースの弦長(スケール):ロングスケール/ 864mm
「数字で見ると違うけど、見た目でわからない」ってなるのでしょうか。。。

へいじ
へいじ

20cm以上違えば、見た目でわかるはずなんだけど。

③形

形の違いはボディの形状を比べてみましょう。

これは実際、共通する部分でもあります。

ストラトタイプのギターは?

ストラトタイプはジャズベースやプレシジョンベースに似ていますね。

では、レスポールタイプは?

レスポールタイプのベースもあるんです!
もちろん大きさは違います。

その他”テレキャスタータイプ”や”Vシェイプ”、”サンダーバード”といった変形モデルもあります。

へいじ
へいじ

まぁ、形は作ろうと思えば何でもできるってことね♪

④アコースティックギターとアコースティックベース

アコギとアコベの違いは?
見た目をチェック♪

ゆいまる
ゆいまる

遠目で見ると見分けがつかないかもね。

こちらもギターは6弦、ベースは4弦が基本です。
5弦仕様のアコースティックベースもあります。

へいじ
へいじ

見た目が似てても同じようには弾けないから、全く別の楽器として演奏しよう♪

実際の演奏は次の項目で!

ギターとベースの音と奏法の違い~比較音源♪~

次は実際に音を聴いて比べてみましょう♪

チューニング
音域
ピック弾き
指弾き
スラップ

①チューニング

ギターとベースのチューニングは同じ部分があり、根本的に弦の本すが足りない部分もあります。

[ギターのチューニング]
6弦から「E,A,D,G,B,E(ミラレソシミ)」
[ベースのチューニング]
4弦から「E,A,D,G(ミラレソ)」


どちらも「E,A,D,G」までは同じですね!

ゆいまる
ゆいまる

しかし、ややこしいのがあって、
5弦ベースは、5弦から「B,E,A,D,G」
6弦ベースは、6弦から「B,E,A,D,G,C」
というチューニングになる。

”ギターの6本の弦”と”6弦ベースの6本の弦”は同じチューニングではないのです。

「こんなの、すぐに覚えられない!」ですね。

へいじ
へいじ

とりあえず、「4弦ベースとギターの6弦から3弦までは同じチューニング」と覚えておこう!

ちなみに使用するチューナーは”クロマチックチューナー”や”ペダル型チューナー”を使えばギターとベースは同じものでチューニングできます。

②音域

ギターで出せる音域とベースで出せる音域は違います。

ギターの音域

6弦ギターの最低音:6弦目のゼロフレット/E(ミ)の音
6弦ギターの最高音(24フレットの場合):1弦目の24フレット/E(ミ)の音
となります。

6弦だけを鳴らすとこんな音です。

ギターの最低音/ 6弦ゼロフレット♪

筆者は22フレットのギターしか持っていないので「1弦22フレット/D(レ)の音」を弾いてみます。

ギターの最高音/ 1弦22フレット♪

ベースの音域

4弦ベースの最低音:4弦目のゼロフレット/E(ミ)の音
4弦ベースの最高音(24フレット):1弦目の24フレット/G(ソ)の音

ベースの4弦ゼロフレットはこんな音です。

4弦ベースの最低音/ 4弦ゼロフレット♪

最高音の24フレットはこんな感じです。

4弦ベースの最高音/ 1弦24フレット♪

5弦ベースの5弦目は”B”がなります。

5弦ベースの最低音/ 5弦ゼロフレット♪

4弦よりも半音で5つ低い音が出せます。

ゆいまる
ゆいまる

6弦ベースの24フレットはさらに半音で5つ高い音が出せる。
”ハイC”の音♪

フレットが多いから良い楽器ではないので、その楽器で一番の演奏すれば良いだけです!

③ピック弾き

奏法の違いで音はどう変わるのかを聴いてみましょう♪

ギターの6弦〜3弦とベースの4弦〜1弦が同じチューニングということで「ドレミファソラシド」を弾いてみましょう♪
※タブ譜で弾くポジションを確認してください。

ギター/ドレミファソラシド♪
ベース/ ドレミファソラシド♪
へいじ
へいじ

弦の太さ=音の太さだね!
フレットに当たる音がベースはジャリっとする♪

ベースのピック弾きについてはこちらの記事で→オルタネイトピッキングの解説♪

④指弾き

ギターは”アルペジオ奏法”をするとき指で弾くことがあります。
ベースは”普通のフレーズ弾くとき”に指弾き(2フィンガー奏法)を使います。

どちらも楽器に合わせた奏法なので比べようがないですが、、、
無理やりやってみましょうか!(笑)

ゆいまる
ゆいまる

それぞれ違ったフレーズになるけど、それが楽器の違いでもあるからやってみよう♪

ギター/ アルペジオ奏法♪
ベース/ アルペジオ奏法♪

指弾きのフレーズはどうなるのでしょう。
これでいいのかわかりません(笑)

ギター/ 指弾きフレーズ♪
ベース/ 指弾きフレーズ♪

こんな感じになると思います。

へいじ
へいじ

ギターの指弾きはジャズ系の人がやってるのを見たことがある。
ベースのアルペジオもソロでやったりするね♪
意外と使えるかも!

⑤スラップ

スラップ”はベースの見せ場!バキバキと目立つ奏法です♪

ギターでは?
実はギターでもできます。

ゆいまる
ゆいまる

フュージョン系のギタリストはファンク系のギタリスト。
ソロギタリスト”MIYABI”もスラップをやっているね♪

ベース/ スラップ♪
ギター/ スラップ♪

ベースは文句なしの迫力があり、ギターは和音を使ったフレーズが作れますね♪

へいじ
へいじ

ギターでベースのバキって感じは出ないけど、繊細な音がするね!

⑤コード奏法

コードはギターお得意の奏法です。

フォーク系のジャカジャカからロックやパンクのパワーコード系、ファンク系のカッティングまで様々な色付けができます。

ゆいまる
ゆいまる

ベースは、、、和音楽器じゃないからね。。

でもやってみましょう!(笑)
全てピック弾きで演奏します♪

ベースで無理やり”G”のコードを押さえるとこうなります。

”G→Am→Bm→C→G”の順で演奏♪

ギター/ ジャカジャカコード♪
ベース/ ジャカジャカコード♪

パワーコードでニルバーナの名曲♪

ギター/ パワーコード♪
ベース/ パワーコード♪

ファンクっぽいカッティング♪

ギター/ カッティング♪
ベース/ カッティング♪

といった感じで「ベースは弦1本に魂をこめろ!」ってわかりました。
コードのジャカジャカはギターの特権みたいなものですね♪

へいじ
へいじ

ベースでコードもありと言えばありだね♪

その他、ハンマリング, プリング, スライド, タッピング, ハーモニクスなどの共通する奏法を使ってフレージングしていきます。

ギターアンプでベースは使えない?ベースアンプでギターは使えない?つなぐと壊れる?

アンプにはギター用とベース用という違いがあります。

ギターアンプの特徴
ベースアンプの特徴
お互いのアンプは使える?

①ギターアンプの特徴

ギターアンプはギターのために設計されていて、高音域と中音域がよく出る印象です。

スタジオやライブハウスで代表的なものは”マーシャル”や”ジャズコーラス”が有名ですね♪

ゆいまる
ゆいまる

ギターの出せる帯域は80Hz~6Kくらいだね。
そこに合わせたアンプの造りになっている。

DAW上でイコライザーのかかり具合を見てみましょう。
ギターで”Cコード”を弾いた時の周波数です。

低音域は100Hzが上がって、高音域は2K,3K,4Kあたりでしょうか。
これより上、下は出てないか聴こえない低域になります。

へいじ
へいじ

ギターアンプで低音をボンボン出す必要はないってこと。

逆にベースアンプは?

②ベースアンプの特徴

ベースアンプはベースーの低音を鳴らす設計になっています。

ステジオには”アンペグ”や”ハートキー”がよく設置されています。

ベースアンプ についているイコライザーを見ると調整できる周波数が分かります。
※フェーダーの下の数字が周波数

ゆいまる
ゆいまる

ベースの周波数はだいたい60Hz~4kHzくらいがいい感じの帯域なんだ♪

DAW画面でイコライザーのかかりを見てみると、高音域は出てないことがわかります。
3弦5フレットの”D(レ)”を弾いた時の周波数

・30Hzはボヤけた部分
・10KHzは耳に痛いところ
イコライジングするときは”カットする方向で使う”と覚えましょう♪

へいじ
へいじ

30Hzみたいな低音域は聴感上で聴こえないんだ。
ほんとは聴こえてるんだけど。

イコライザーの使い方はこちらも記事で→イコライザーの使い方とセッティング♪
おすすめ自宅用アンプはこちらの記事で→おすすめ小型アンプの紹介・試奏音源♪

③お互いのアンプは使える?

「ギターアンプでベースを使うな!」とはよく言われています。
理由は「壊れるから」らしいのですが、正直よくわかっていません。

・ギターアンプにベースをつないでも音は鳴る
・ベースアンプにギターをつないでも音は鳴る

ただ、わかっておきたいことは?

ベースをギターアンプで鳴らしたとして

「その音でいいの?」です。

ゆいまる
ゆいまる

結局、出したい音が出せるか?ってところで「それは出せないよ」ってことね。
出る帯域が違うんだから。

結論、「ギターはギターアンプ、ベースはベースアンプを使え♪
”もちは餅屋”とはよく言ったものです♪

へいじ
へいじ

高校の頃スタジオで、ギターアンプにベースをつないで弾いたことがあるけど。

使ってたんかい(笑)

この先、ギターアンプにベースをつなぐことはないです。。。
逆もしかり。

「ギターアンプにベースをつないでいいですか?」と聞かれても。

知らんがな(笑)
です。

ギターとベースのピックの違い

音の聴き比べでピックを使用してきましたが、ギター用やベース用はあるのでしょうか?

ギターにあったピック
ベースにあったピック

①ギターにあったピック

”ギター用ピック”として販売されているものはなく、楽器店にはずらっと並んだピックコーナーがあります。

ピック売り場で”ギター用”という表示を今まで見たことがありません。

なので、何を選んでもいいのでしょうけど、選ぶ基準はありますね。
・厚さ
・材質
・形
・適当に選ぶ(笑)

ゆいまる
ゆいまる

こだわりのない人もいる。
流動的な人もいる。
って感じ。

[厚さ]
・0.5mm:初心者におすすめ
・0.7mm:標準的な厚さ
・1mm:かなり硬いが力強いピックングができる
[材質]
・ツルツル系:セルロイド/デルリン/アクリル
・手に馴染む系:トーテックス/ウルテム
・ガシガシ系:ゲイター
・木材系:ローズウッド/エボニー
・弾力系:ナイロン
・高級素材:ベッコウ
[]
・トライアングル:強いピッキング向き
・ティアドロップ:細かい動き向き
・ジャズ型:細かい動き向き
・サムピック(親指にはめる)

へいじ
へいじ

・0.7mm
・トーテックスorウルテム
・トライアングル
が好みかな♪

演奏者によってピッキングのニュアンスは違うので、いろいろ試して見つけるしかないですね♪

②ベースにあったピック

ベース用はこちらの記事でガッツリ紹介しています→ベース用おすすめピックの紹介♪

[ベースにおすすめのピック]
厚さ:0.8mm or Heavy(ヘヴィ)
材質:トーテックスorウルテム
形:トライアングル
これで決まり!(筆者の好み♪)

ゆいまる
ゆいまる

あまり薄っぺらいのはおすすめしないよ。
弦の張りに負けてしまうからね⤵︎

弦のアタックをしっかり出すためには0.8mmもしくは1mmでもいいです。
あと、すべらない素材も大事♪

ギターとベースのシールドの違い

シールド(ケーブル)まで来るとかなりマニアックになってきます(笑)

ギター用?ベース用?
結局どっちも使える

①ギター用?ベース用?

ギター用とベース用はあるのか?

例えば、有名メーカーの”モンスターケーブル”は、ギター用ベース用のシールドがあります。

これは楽器の持つ周波数に合わせて作られているからです。
・ギターは中音域から高音域に特化したモデル
・ベースは中音域から低音域にが出るモデル

というように、シールドの特性というものがあります。

へいじ
へいじ

知り合いギタリストに聞いたところ、みんないろんなタイプを使ってたよ!

[ギタリスト使用ケーブル]
・カナレ
・ベルデン
・プロビデンス
・モンスターケーブル
・vovox
・CAJ(カスタムオーディオジャパン)
・オヤイデ
・モガミ
など、多種多様。

その中でギター用として発売されているのは、モンスターケーブルとCAJでした。

ゆいまる
ゆいまる

ベルデンも周波数特性が分かれたモデルがあって、
・中高域に特化(ギター向き)
・中低域に特化(ベース向き)
のモデルがある。

[ベーシスト使用ケーブル]
・ベルデン
・プロビデンス
・モンスターケーブル
・モガミ
・Ex-pro
・CAJ
・オヤイデ
・カナレ
※ベーシストの使用ケーブルはこちらの雑誌を参考にしました。
エフェクトボードファイル55人の足元を徹底チェック!

総合的にベーシストはベルデン使用者が多い印象です。

ゆいまる
ゆいまる

このあたりは、専門の人に聴いて周波数特性を聴いてから選ぶのもありだね♪

ベース用のおすすめシールドはこちらの記事で→ベース用おすすめシールドの紹介♪

②結局どっちも使える?

結論、ギターでもベースでも使えます。
周波数特性に関係なく使えます。

結局は楽器にさして使うモノなので、音は鳴るわけです。

へいじ
へいじ

あとは、さっき言った”特性”の問題で、高音域が出したいか、中域低域に重きを置くか?ってことだね♪

「ギターは高音域」となるとシールドの特性は高音域が出る方がいいと思います。
が、最近では中低域を出したいギタリストも多く、あえて中低域に特化したモデルを使うケースもあるみたいです。

「あとは好み」ってことになります。

ゆいまる
ゆいまる

「シールド変えても、違いがわからん」って人もいる(笑)

筆者は”耐久性”や”取り回しやすさ”を重視して選んでいます。
音質はその他のエフェクトなどでも補正できるので、あまり気にしていない部分でもあります。

話だすと、長い。。。(笑)

ギター用ベース用のエフェクターの違い

エフェクターの話をしだすと、、、沼ります。。。終わりなき旅。

エフェクターには”ギター用”と”ベース用”があり、結論は「専用の物を使った方がいい」ですね。

今回は実験として、”ZOOMのマルチエフェクター”ギター用ベース用にそれぞれ違う楽器を指して音を出す、というこうとしたいとおもます。

音色を変えながらどこまで使えるのかを検証していきましょう。

へいじ
へいじ

両方のエフェクターを使って実験してみよう♪

ギター用エフェクターをベースで使ってみる

「ギター用マルチエフェクター」にベースをつないで、音を出してみます。
ZOOM MULTI STOMP MS-50

[音色]
・オーバードライブ
・コーラス
・オートワウ

歪みを作るエフェクターがオーバードライブ♪

ギター用エフェクターにベース/ オーバードライブ♪

コーラス”はゆらゆらしたサウンドのエフェクターです。

ギターエフェクターにベース/ コーラス
ゆいまる
ゆいまる

コーラスをかけてスラップすることもあるよ♪
ギター用でやるとどんな感じかな?

ギターエフェクターにベース/ コーラス/スラップ

ビヨビヨと跳ねたサウンドのオートワウ

ギター用エフェクターにベース/ オートワウ
へいじ
へいじ

低音が足りない感じはあるけど、使えることは使える。

[イコライザー]
イコライザーの周波数はギターに特化した帯域です。

ゆいまる
ゆいまる

一番下が”160Hz”で上が”12kHz”ね。
低音域はいらない感じだね。

「このエフェクターをベースで使うか?」と聞かれたら→使いませんけど(笑)

ベース用エフェクターをギターで使ってみる

次は「ベース用マルチエフェクター」にギターをつなぎます。
ZOOM MULTI STOMP MS-60B

[音色]
・オーバードライブ
・コーラス
・オートワウ

ベース用エフェクターにギター/ 歪み系
ベース用エフェクターにギター/ コーラス
ベース用エフェクターにギター/ オートワウ
へいじ
へいじ

けっこう使えるんだよね♪

[イコライザー]
イコライザーの周波数はベースに欲しい帯域になっています。

ゆいまる
ゆいまる

ギター用は”160Hz”が一番下だったからね。
ベース用は”50Hz”や”120Hz”が調整できる。

「このエフェクターをギターで使いたいか?」と聞かれたら→やっぱり、使いませんけど(笑)

ギターとベースの違い〜まとめ〜

と言うことで「ギターとベースの違いの解説」でした!

ギターの見た目とベースの見た目。

見分けはつくようになったでしょうか?

[見た目]
弦の本数:基本はギター6弦、ベース4弦
大きさ:スケールがcmほど違う
形:けっこう似てる

[奏法と音]
音域:ギターの最高音は”ハイE”、5弦ベースは”ローB”まで出せる
音:太さが違う
ピック弾き:どちらもできるがベースでコード奏法は難しい
指弾き:ギターの指弾きはアルペジオ系、ベースは標準の弾き方
スラップ:ベースは文句なし、ギターは和音を使って弾ける

[アンプ]
・それぞれにあったアンプを使う
・どちらも鳴るけど、鳴るだけ(笑)
[ピック]
・厚さに注意
・ベースは薄いものはダメ
・トライアングルかティアドロップがおすすめ
[シールド]
・どちらも使える
・周波数の特性を調べて購入するのもあり
[エフェクター]
・どちらも使える
・ギター用、ベース用を使う方がいい

こんなところでしょうか。

ギターとベースの違いは→ある!


ってことで、「ギターとベースは仲良くね〜♪」

ギター小僧から始まり、
ベーシストになった。

ギターは一度、挫折している。

しかし、
下手なりにギターも弾ける。

でも、
ベースを選んで良かったと思う。

おかげで、
総合的な視点を養えた。


また会おう♪

著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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