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フィルジョーンズプリアンプの使い方~PJB EP5のセッティング紹介♪~

エフェクター
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へいじ
へいじ

小型ベースアンプで有名な”フィルジョーンズ”のプリアンプを試奏♪

タッくん
タッくん

フィルジョーンズはクリアなサウンドに定評あるメーカーだね♪

今回は「フィルジョーンズのプリアンプ”PJB EP5”の使い方とセッティング」の紹介です!

筆者はフィルジョーンズアンプの愛用者ですが、プリアンプの使用は初めてです。

素直なサウンドはベースの良いところをわかったフィルジョーンズ氏の成果ですね!
試奏レビューをお届けいたします!

今回のポイント
フィルジョーンズの紹介
PJBプリアンプ”EP5”の使い方
おすすめセッティング
試奏音源♪

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タイトル内容
フィルジョーンズプリアンプの紹介
~音源あり♪~
・各コントロール/接続端子
・イコライザーの効き具合
おすすめセッティング
~音源あり♪~
・音色/音作り
・試奏音源
そのほかのプリアンプ/アンプ紹介・アンプ紹介
・他のメーカー

それでは今日も行ってらっしゃい♪

フィルジョーンズプリアンプ~PJB EP5の使い方~

早速プリアンプの使い方をチェックをしていきましょう♪

フィルジョーンズプリアンプ~PJB EP5~
コントロール部分
接続端子
イコライザーの効き具合チェック♪

①フィルジョーンズプリアンプ~PJB EP5~

フィルジョーンズから初のアウトボードプリアンプが登場!
メーカー初のプリアンプはどんな機能があるのでしょうか?

[詳細]
●サイズ:よこ12cmxたて9.5cmx高さ3.7cm
●重量: 450g
●電源端子:9VDC
●価格:31,000円〜

[特徴]
PJB初のベース用プリアンプ
5バンドイコライザー搭載
高い感度設定でピエゾピックアップのベースでも充分に増幅
リチウムバッテリーで外部電源なしで最大8時間まで駆動

へいじ
へいじ

ベースに特化したプリアンプだね♪
使いながら充電できるのは珍しい機能!

②コントロール部分

次は各ツマミをチェックしましょう!

[コントロール部分]
LO-BASS/50Hz:低音域の調整
HI-BASS/160Hz:中低音の調整
MID/630Hz:中音域の調整
LO-TREBLE/2.5KHz:中高音の調整
HI-TREBLE/12KHz:高音域の調整
LEVEL:全体の音量
GAIN:入力レベルの調整
MUTEスイッチ:ONで音が出なくなる
エフェクトONスイッチ:プリアンプのON/OFF

※エフェクトONでLEDが緑、バイパス時は赤

タッくん
タッくん

”LO-BASS”と”HI-BASS”
”LO-TREBLE”と”HI-TREBLE”
という分け方がユニークだね♪

③接続端子/スイッチ

DIとしても使える機能があります。

INPUT:ベースからのシールドをさす
USB 電源供給用ジャック:UBS電源やモバイルバッテリーで充電できる
DC IN:ACアダプターを接続
インピーダンススイッチ:
 MG→通常のベース用(マグネティックピックアップ)
 PZ→ピエゾピックアップ用
GROUND LIFT:通常はGNDでノイズが気になるときLIFTにする
OUTPUT:アンプへのシールドをさす
DI OUT:キャノンケーブルをさす(PAに送るなど)

へいじ
へいじ

メインの電源スイッチもついてるよ♪

PRE/POST切替スイッチ:DIアウトに送られる信号がプリアンプを通るか通らないかを選択
電源スイッチ:メインの電源ON/OFF

④イコライザーの効き具合

イコライザーの効き具合を音作りの前にチェックします。

各ツマミを上げ下げして音の変化を聴いてみてください♪

LO-BASS

ツマミを上げ下げした時の”音の膨らみ”を聴いてみましょう!

LO-BASS/ 上げ下げ♪
タッくん
タッくん

[LO-BASS]
軽く低音が持ち上がる感じ。
ボヤけたところを削る方で使ってもいいかな♪

HI-BASS

LO-BASSよりも少し上がった帯域がHI-BASSです。

HI-BASS/ 上げ下げ♪
へいじ
へいじ

[HI-BASS]
LO-BASSより膨らんだ感じになるね♪

MID

中音域のMIDは音の芯の部分。

MID/ 上げ下げ♪
MID/ アタック♪
タッくん
タッくん

[MID]
音の芯の部分がここ♪
上げ過ぎはこもるから注意!

LO-TREBLE

”HI-MID”ともいわれる帯域です。

LO-TRBELE/ 上げ下げ♪
LO-TRBELE/ アタック♪
へいじ
へいじ

[LO-TREBLE]
音の膨らみより、アタックを強調するために使うところだね♪

HI-TRBLE

一番高い帯域です。

HI-TRBELE/ 上げ下げ♪
HI-TRBELE/ プル♪
タッくん
タッくん

[HI-TRBLE]
アンプを通した時、耳に痛い部分があれば下げるって設定もあり。
ベースの音との相性で判断する感じ♪

イコライザーについて詳しくはこちらの記事で→イコライザーの使い方とセッティング♪

フィルジョーンズプリアンプ~PJB EP5のおすすめセッティング~

ツマミの効き方がわかったところで、ここから”音作り”をしていきます。

出したい音色ごとにセッティングを変えて演奏しました。
お気に入りの音があるでしょうか?

フラットの音
太い音
柔らかい音
硬い音
抜けのいい音
ドンシャリ

①フラットのセッティング

フラットのセッティングはツマミを動かさないセッティングです。
全てのツマミが12時の設定が”フラット”

※LEVELとGAINは少し上げています。

指弾き, ピック弾き, スラップの音色を聞いてみましょう♪

フラット/ 指弾き♪
フラット/ ピック弾き♪
フラット/ スラップ♪

音の傾向をメモしておきます。

・指弾き:音のツブがハッキリ
・ピック弾き:アタックは柔らかめ
・スラップ:中域がよく出る
・低音感:中低域が張った感じ、ボヤけはない
・中域:HI-BASSとMIDでどの方向もいける
・高音域:TREBLE系でスッキリ上げられそう
・アタック感:LO-TREBLEやHI-TREBLEでまだ出せる

へいじ
へいじ

基準の音がわかったから、これを元にイコライザーの調整をしていこう!

②太い音

●奏法:指弾き
●おすすめジャンル:ポップス, ロック

太い音/ 指弾き♪

LO-BASS:14時
HI-BASS:13時
LOとHIが逆の設定でもOK
元々が太い音なので補正程度の設定

[裏技セッティング♪]
ジャズベースのリアピックアップを下げて、フロントピックアップをメインにすると音が太くなります。

ジャズベの2つ目のツマミがリアピックアップのボリュームなので、そこを下げるとフロントピックアップがメインの設定にできます♪

太い音/ リアピックアップを下げる♪
タッくん
タッくん

プレシジョンベースと同じセッティングになるんだ。
プレベは中低域に特徴があるベースね♪

プレシジョンベースについて詳しくはこちらの記事で→プレシジョンベースの紹介♪

③丸い音

●奏法:指弾き
●おすすめジャンル:ポップス, バラード, R&B

丸い音/ 指弾き♪

LO-BASSとHI-BASSで膨らみを出す
HI-TREBLEを下げてアタックを削る
LO-TREBLEでさらに追い込む
ピッキングした音が柔らかくなるように作り込む

[裏技セッティング♪]
ジャズベースやプレシジョンベースの”トーンボリュームをしぼる”という方法があります。

丸い音/ トーンをしぼる♪
へいじ
へいじ

ライブ中にすぐセッティングを変えたいときは便利♪
バラードを演奏するときだけトーンをしぼるのもOK!

ジャズベースについて詳しくはこちらの記事で→ジャズベースの紹介♪

④硬い音

●奏法:指弾き, ピック弾き
●おすすめジャンル:ロック, J-POP

硬い音/ 指弾き♪

ピックでも弾いてみます。

硬い音/ ピック弾き♪

HI-BASS:14時
LO-TREBLEのアタック感が効く
HI-TREBLEで補正
弾きはじめの音を聞いて調整する

タッくん
タッくん

ピック弾きは楽勝で音が硬くなるね♪
HI-TREBLEを下げてもOK!

ピック弾きについてはこちらに記事で→ダウンピッキングのやり方♪

⑤抜けのいい音

●奏法:指弾き
●おすすめジャンル:ポップス, ファンク

抜けの良い音/ 指弾き♪

MID:15時
MIDが音の芯の部分
HI-BASSで補正
LO-BASSで補正もあり
高音域は動かさなくてOK

[裏技セッティング♪]
ジャズベースのフロントピックアップを下げて音抜けをよくする

抜けの良い音/ フロントPUを下げる♪
タッくん
タッくん

低音が足りないと思ったらイコライザーで補正ね!
この音源もLO-BASSをちょっと足してるよ♪

補正しながら作り込んでいくのが音作りですね!

⑥ドンシャリ

●奏法:スラップ, 指弾き
●おすすめジャンル:フュージョン, スラップソロ

ドンシャリ/ スラップ♪

LO-BASSとHI-TREBLEをガッツリ上げる
MIDをガッツリ下げる
HI-BASSで補正
王道のドンシャリセッティング

へいじ
へいじ

スラップのプルが耳に痛いときはHI-TREBLEをLO-TREBLEに変更しても良いよ♪
設定は”弾きながら聴きながら”が大事!

[超ドンシャリサウンド♪]
MIDをゼロの設定で超ドンシャリを作ってみます。

超ドンシャリ/ 指弾き♪
へいじ
へいじ

フレットノイズも目立って、ロックな感じだね!

”超ドンシャリ”はミクスチャー系のベーシストがセッティングすることもあります。

フィルジョーンズプリアンプ以外の製品紹介♪

アンプで有名なメーカーなので、フィルジョーンズのアンプを紹介します。
その他にも弦なども発売されています。

小型アンプ(コンボアンプ)
アンプヘッドとキャビネット

コンプレッサー
フィルジョーンズ以外のプリアンプ

①小型アンプ(コンボアンプ)

フィルジョーンズの代名詞”小型アンプ

へいじ
へいじ

自宅練習のはありがたい”小型のアンプ”で有名!
僕はフィルジョーンズの小型と中型を使っているよ♪

フィルジョーンズのアンプの紹介はこちらの記事で→フィルジョーンズベースアンプの紹介・試奏♪

②アンプヘッドとキャビネット

軽量でコンパクトな”アンプヘッド”にも注目

キャビネット(スピーカー)も充実しています。

アンプの使い方についてはこちらの記事で→アンプ使い方とセッティング♪

③弦

ベースの弦で有名な”ラベラ社”とのコラボレーションで開発。

素材はニッケル材でワイドレンジでピュアなトーンが特徴です♪

[ゲージのラインナップ]
レギュラーゲージ:.045 .065 .085 .105
ライトゲージ:.045 .065 .080 .100
5弦ベース用:.045 .065 .085 .105 .125

タッくん
タッくん

フィルジョーンズ氏は「ラベラが世界一のベース弦メーカー」と公言しているよ♪
そこてのコラボだから、自信を持って開発できたんだね!

その他ベース弦のおすすめはこちらの記事で→ベース弦のおすすめ紹介♪

④コンプレッサー

プリアンプの他にペダル型のコンプレッサーがあります。

・高音域と低音域の2つを分けて調整できるモデル。
・より細かい設定が可能

へいじ
へいじ

足元に置くにはちょっとデカいんだけどね。。。
レコーディング用で使えば設定が追い込めるよね♪

おすすめコンプレッサーの紹介はこちらも記事で→おすすめコンプレッサーの紹介・試奏音源♪

⑤フィルジョーンズ以外のプリアンプ

プリアンプは多くのメーカーから発売されていて、ベースには必須のアイテムになっています。

定番モデルやモダンなプリアンプまでをチェックしてください♪

[定番系]
サンズアンプの試奏レビュー
MXR M80 baas d.i.+の試奏レビュー
サンズアンプvs MXR M80
[モダン系]
ダークグラスB7K ULTRA V2の試奏レビュー
アギュラープリアンプTONE HAMMERの試奏レビュー
ダークグラスVINTAGE ULTRA V2の試奏レビュー
[おすすめまとめ記事]
おすすめプリアンプの紹介・試奏音源♪

へいじ
へいじ

フィルジョーンズは歪まないけど、他のプリアンプは歪み機能もついてさらにロックな感じになってる。

フィルジョーンズプリアンプ PJB EP5の紹介~まとめ~

ということで「フィルジョーンズプリアンプ~PJB EP5の紹介」でした!

小型アンプを愛用しているので「プリアンプもおそらくナチュラルな音だろうな」と思っていました。

やっぱりナチュラル!(笑)
期待通りということですね♪

[サウンド面]
・HI-BASSとMIDの効きがバツグン
・TREBLE系は痛くなく上品なかかり
・ベース本体の音を生かして設定が可能
・フラットで状態で十分に低音高音が出ている

[セッティング]
・TREBLE系が上げ余地ありで、アタックが出しやすい
・MIDを上げれば音抜けは問題なし
・HI-BASSでパワー感を出せる
・MIDを削ってドンシャリ
・TREBLEを削って柔らかく

なんでも対応できるプリアンプでした!

このプリアンプがアンプにも活かされているんですよね♪


ってことで「フィルジョーンズはプリアンプもいいよ〜♪」

上手くいく者が持ち合わせている物

「素直さ」
「謙虚さ」
「他と比較しない」

”素直”なプリアンプは上手くいく。

”謙虚”というのは前に出ないことではない。
前を活かすということだ。
他と比較することもなく。

自分の音を活かす。


また会おう♪

著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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