たくさんのベーシストを見て聴いてきたけど、世界的に有名なアーティストって、それなりの影響力と実力があるよね!
たくさんいて紹介し切れませんが、必聴必見のベーシストを紹介しましょうね〜♪
ということで今回は、「世界のベーシスト34選!」
「ロック系」「ファンク系」「ジャズ・フュージョン系」にジャンルを分けて、独断と偏見で紹介します!
結論から言うと「全員世界ランク1位」です!!
「ベーシストランキングといっておきながら、なんだそれは?」ですが、、(笑)
「あたながベーシストならこの人は知っておこう!」知らないなんて言わせない!
世界の偉大なベーシスト達を見てみましょう!!
ベーシストじゃない人も、このベーシスト達は知っておきたい!!
【今日のポイント】
・世界的に有名なベーシストをジャンルごとに紹介
①”ロック系”, ②”ファンク系”, ③”ジャズフュージョン系”
・経歴/プレイスタイル
・使用ベース紹介
・おすすめ楽曲/アルバム
・フレーズ紹介♪
それでは今日も行ってらっしゃい♪
この他コチラの記事でいろんなベーシストを紹介しています♪
↓
・日本のロックベーシスト33選
・日本のベース女子11選
・日本のジャズフュージョン系ベーシスト13選
・世界の女性ベーシスト8選
- 世界的なベーシスト〜ロック系〜
- ビリー・シーン/ Mr.BIG(ミスタービッグ)
- ポール・マッカートニー/ The Beatles(ビートルズ)
- マイク・ダーント/ GREEN DAY(グリーンデイ)
- フリー/ Red Hot Chili Peppers(レッドホットチリペッパーズ)
- レス・クレイプール/ Primus(プライマス)
- ジョン・ポール・ジョーンズ/ Led Zeppelin(レッドツェッペリン)
- ジーン・シモンズ/ KISS(キッス)
- ジョン・マイアング/ DREAM THEATER(ドリームシアター)
- スティーブ・ハリス/ IRON MAIDEN(アイアンメイデン)
- ロバート・トゥルージロ/ METALLICA(メタリカ)
- ティム・ボガート/ BB&A(ベック・ボガート&アピス)
- 世界的なベーシスト〜ファンク・R&B系〜
- 世界的なベーシスト〜ジャズ/フュージョン系〜
- 世界的なベーシスト〜まとめ〜
世界的なベーシスト〜ロック系〜
まずはロック系のベーシストの紹介ですね〜♪
海外バンドのベーシストやソロでも活躍するみなさんです〜♪
以下の項目について紹介します。
↓
・経歴/プレイスタイル
・使用ベース
・おすすめ楽曲/アルバム
・フレーズ演奏♪
名前 | 所属バンド | 奏法 |
---|---|---|
ビリーシーン | Mr.BIG | 指弾き |
ポールマッカートニー | ビートルズ | ピック |
マイクダーント | GREEN DAY | ピック |
フリー | レッドホットチリペッパーズ | 指弾き,ピック,スラップ |
レスクレイプール | プライマス | スラップ,タッピング |
ジョンポールジョーンズ | Red Zeppelin | 指弾き, ピック |
ジーンシモンズ | KISS | 指弾き, ピック |
ジョンマイアング | ドリームシアター | 指弾き, スラップ, タッピング |
スティーブハリス | アイアンメイデン | 指弾き |
ロバートトゥウルージロ | メタリカ | 指弾き, スラップ |
ティムボガード | BB&A | 指弾き |
ビリー・シーン/ Mr.BIG(ミスタービッグ)
「ビリー・シーン(Billy Sheehan)/MR.BIG(ミスタービッグ)」1953年3月19日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・ハードロックバンド「Mr.BIG(1989年〜)」のベーシスト
・高速の3フィンガーやタッピング奏法が有名
・音色はオーバードライブなどで歪ませている
・自身のモデルのベースを使用する
・テクニカルベーシストとして日本のアーティストにも影響を与えている
・ドリルの先にピックを付けて演奏するパフォーマンスを見せる
【使用ベース】
・YAMAHA/ ATTITUDE LTD3
【おすすめ楽曲】
・Daddy,Brother,Lover,Little Boy(通称「ダディブラ」)/ Mr.BIG
・Addicted to the Rush/ Mr.BIG
※MR.BIGのベスト盤を聴けば違いなし!→アマゾンStore
【フレーズ演奏】
・3フィンガーの速弾きを得意とし、Mr.BIGではギターのポール・ギルバードとのユニゾンを披露する。
・サウンドメイクはオーバードライブなどのエフェクターで歪ませよう♪
ビリーシーンのタッピングや3フィンガーを初めて聴いたときはぶっ飛んだ!
ライブではベースのみのソロコーナーがありますね〜♪
→「ビリーシーンベースソロ♪on YouTube」
ポール・マッカートニー/ The Beatles(ビートルズ)
「ポール・マッカートニー(Paul McCartney)/ビートルズ」1942年6月18日 イギリス出身
【経歴/プレイスタイル】
・言わずと知れた「ビートルズ(1962年~1970年)」のベーシスト、ボーカリスト。
そして優れたソングライターでもある。
・全世界での総レコード・カセット・CD・ダウンロード・ストリーミングなどの売上総数は6億枚を超える
・ピック弾きがメイン
・ベースのほか、ギター、ピアノ、ウクレレ、ドラムを担当。
・生み出す楽曲が素晴らしい
・筆者が崇拝するベーシスト、というか「神様」
【使用ベース】
・カールヘフナー/500-1
・リッケンバッカー/4001S
【おすすめ楽曲】
・ビートルズ全曲←アルバムは全て集めよう!(筆者はもちろん全て持ってます!)
※BOXセットもおすすめ!→アマゾンStore
【フレーズ演奏】
・メロディアスなベースラインがビートルズの楽曲を唯一無二にする
・ジャズベースやプレシジョンベースでポールの音を再現するのは難しい。。
ポールのベースフレーズを聴いただけで何の曲がわかるよ!
そして、使用されている「ヘフナーのベース」は世界一有名なベースですね〜♪
↓
マイク・ダーント/ GREEN DAY(グリーンデイ)
「マイク・ダーント(Mike Dirnt)/グリーンデイ」1972年5月4日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・GREEN DAY(1994年メジャーデビュー)のベーシスト
・メジャーデビューアルバム「ドゥーキー」は世界総売り上げ2,000万枚
・2005年の第47回グラミー賞では「最優秀ロック・アルバム賞」を受賞
・ストレートな8ビートと、イントロやベースソロのリフが印象的
・ピック弾きがメイン
・自身モデルのベースを使用
【使用ベース】
・フェンダー/ MIKE DIRNT Road Worn Precision
・ギブソン/ Grabber-3
【おすすめ楽曲】
・American Idiot/GREEN DAY→アマゾンStore
・Longview/GREEN DAY:収録アルバム”dookie”→アマゾンStore
・Holiday/GREEN DAY
【フレーズ演奏】
・ピックを使った8ビートでバンドのボトムを支える
・プレシジョンベースで少し歪ませると近いニュアンスを出せる
GEREEN DAYの音作りに”サンズアンプ“はおすすめですね〜♪
「プレベ+サンズアンプ」でグリーンデイのサウンドは間違いなし!
フリー/ Red Hot Chili Peppers(レッドホットチリペッパーズ)
「フリー(Flea)/レッドホットチリペッパーズ」1962年10月16日 オーストラリア出身
【経歴/プレイスタイル】
・ミクスチャーロックバンド「レッドホットチリペッパーズ(1984年デビュー)」のベーシスト
・バンド名を略して「レッチリ」
・全世界トータルセールスは8000万枚以上
・ドラムのチャドスミスと生み出すグルーブは抜群
・指弾き、ピック弾き、スラップの奏法すべてを使いこなす
・トランペットをライブで披露することもある
【使用ベース】
・フェンダー/Flea Jazz Bass
・フェンダー/ジャズベース1961年製
・モジュラス/ FB4
・ミュージックマン/スティングレイ
【おすすめ楽曲】
・Around The World(レッチリ)
・Can’t Stop(レッチリ)
・Right on Time(レッチリ)
【フレーズ演奏】
・1曲の中で2フィンガーとスラップを使い分けることもある
・AROUND THE WORLDのイントロはBOSSのOB3で歪ませている
スラップから2フィンガーの切り替えが巧みだね!
フリーさんはスラップが取り上げられることが多いですが、指弾きのフレージングが素敵ですね〜♪
レッチリのフレーズ集もあります→レッチリ フリーのベースフレーズ10選・タブ譜と音源で練習♪
レス・クレイプール/ Primus(プライマス)
「レス・クレイプール(Les Claypool)/プライマス」1963年9月29日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1991年:ミクスチャーバンド「Primus(プライマス)」でデビュー、ボーカルも担当
・ロックやファンクを混ぜたジャンル
・スラップやタッピングを使い、さらに歌うのが変態的(笑)
・2016年ジョン・レノンの息子ショーン・レノンとユニット「The Claypool Lennon Delirium」を結成
・その他、ソロアルバムや参加アルバム多数
【使用ベース】
・カールトンプソン/レインボーベース
・アップライトベースも使用
【おすすめ楽曲】
・Tommy The Cat/Primus
・Jerry Was a Race Car Driver/Primus
【フレーズ演奏】
・スラップやタッピングをしながら歌うって、、そりゃ変態って言われるわ(笑)
・エフェクターで音を歪ませたり、アップライトベースを弾いたり、とにかくなんでもあり!
レスクレイプールのフレーズは変態的すぎてよくわからないので、YouTubeでご確認ください。
歌いながら弾くのは無理だよ(笑)
すき間がなく音を埋めるスラップが特徴ですね〜♪
ジョン・ポール・ジョーンズ/ Led Zeppelin(レッドツェッペリン)
「ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)/レッドツェッペリン」1946年1月3日 イギリス出身
【経歴/プレイスタイル】
・ロックバンド「レッドツェッペリン」のベーシスト(1968年〜)
・4thアルバムは、全米売上:2,320万枚
・キーボード、チェロ、ギター、ウクレレなど25種類以上の楽器を操る
・ジャズやファンクにも傾倒している
・奏法:指弾き、ピック弾き
【使用ベース】
・フェンダー/ジャズベース 1961年製
【おすすめ楽曲】
・Black Dog/レッドツェッペリン
・Rock And Roll/レッドツェッペリン
・Immigrant Song/レッドツェッペリン
【フレーズ紹介♪】
・楽曲のリフを作るセンスが光る
・彼のフレーズを弾くなら、うねるような弦移動をマスターしたい
クラシカルな音階のフレーズを作るあたりが、いろんな音楽を通ってきたことがわかるね!
「ベース以外からも音楽を学ぶ」って大事なんですね〜♪
ジーン・シモンズ/ KISS(キッス)
「ジーン・シモンズ(Gene Simmons)/ キッス」1949年8月25日 イスラエル出身
【経歴/プレイスタイル】
・ロックバンド「キッス(1973年〜)」のベーシスト、ボーカリスト、作詞/作曲
・シングル、アルバムの売り上げは1億1000万枚にのぼる
・白塗りのメイクをして、ライブで火を噴くなどのパフォーマンスを披露
・バンドでベース兼ボーカルorコーラスをとる
・奏法:指弾き、ピック弾き
・国語の教師だったこともある
【使用ベース】
・スペクター/ LOVE GUN BASS
・B.C.RICH/ パニッシャー
・ギブソン/ EB-0
【おすすめ楽曲】
・Detroit Rock City/ キッス
・I Was Made For Lovin’ You/ キッス
・Rock and Roll All Nite/ キッス
【フレーズ紹介♪】
・ギターやボーカルと絡むリフがハードロックを象徴
・曲により指弾きとピックを使い分ける
・ブリッジよりのピッキングで弾いている
ピックでガリガリ弾くけど、歪みはそれほどないイメージかな。
アンプ直の音が強いイメージですね〜♪
ジョン・マイアング/ DREAM THEATER(ドリームシアター)
「ジョン・マイアング(John Myung)/ ドリームシアター」1967年1月24日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1985年プログレッシブメタルバンド「ドリームシアター」を結成
・ユニゾンフレーズや変拍子の曲が特徴
・バークリー音楽院出身
・2フィンガー、3フィンガー、スラップ、タッピング、ハーモニクスなど幅広く弾きこなす
・ギターとの超高速ユニゾンを弾く
・ウォーミングアップに数時間かける
【使用ベース】
・Music Man/ BONGO 6
・YAMAHA/ RBX6JM
【おすすめ楽曲】
・Take The Time/ドリームシアター
・Lean to Live/ドリームシアター
・ジョンマイヤングの運指練習/YouTube
【フレーズ紹介♪】
・変拍子もブレずに弾きこなすリズム感
・軽いタッチで弾いているが重低音でボトムを支える
このフレーズは「8分の15拍子」と「8分の13拍子」を交互に演奏しています。
↓
フレーズを丸々覚えないと弾けませんね。
拍子を取りながらでは、わけがわからなくなります。。
ウォーミングアップからストイックなのは見習わないとね!
僕はいつも「早くライブさせろ!」だから、、(笑)
「ウォーミングアップの質」が違うでしょうね〜♪
スティーブ・ハリス/ IRON MAIDEN(アイアンメイデン)
「スティーブ・ハリス(Steve Harris)/ アイアンメイデン」1956年3月12日 イギリス出身
【経歴/プレイスタイル】
・1975年ハードロックバンド「アイアンメイデン」を結成
・バンドの楽曲の多くを作詞作曲する
・アルバムの総売り上げは、1億枚以上
・指を伸ばしたまま叩き付けるような弾き方
・奏法:2フィンガー
・自身のモデルのフラットワウンド弦を使用している
【使用ベース】
・フェンダー/ Steve Harris Precision Bass
【おすすめ楽曲】
・The Trooper/アイアンメイデン
・Run to the Hills/アイアンメイデン
・Phantom of the Opera/アイアンメイデン
【フレーズ紹介♪】
・はっきりしたトーンの音が特徴
・プレベにフラットワウンド弦を張って強いピッキングを心がける
・3フィンガーで弾くようなフレーズも2フィンガーのみで演奏
↑
このフレーズは3フィンガーで弾いてると思ってたけど、スティーブハリスはずっと2フィンガーなんだね!
2フィンガーでこの速さは、相当な技術が入りますね〜♪
ロバート・トゥルージロ/ METALLICA(メタリカ)
「ロバート・トゥルージロ(Robert Trujillo)/ メタリカ」1964年10月23日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1986年スイサイダル・テンデンシーズに加入
・1991年インフェクシャスグルーヴスに加入
・2003年メタルバンド「メタリカ」に加入(3代目ベーシスト)
・ベースをかなり低くかまえるスタイルで、メインは5弦ベース
・スラップは弦に親指が垂直にあたる
・奏法:2フィンガー、3フィンガー、スラップ
【使用ベース】
・ワーウィック/Robert Trujillo Streamer
・その他、フェンダープレベ&ジャズベ、ZON、フェルナンデスなど
【おすすめ楽曲】
・Punk It Up/ インフェクシャスグルーヴス
・Moth Into Flame/ メタリカ
【フレーズ紹介♪】
・エフェクターで歪ませてバキバキのスラップサウンド
・サムピングとプルの連打で隙間なく音を埋める
ベースを腰より低く構えるスタイルだけど、僕はこのポジションじゃ弾けないよ(笑)
日本ではディルアングレイのトシヤさんや、DragonAshのイクゾーンさん、KenKenさんなどですね〜♪
ティム・ボガート/ BB&A(ベック・ボガート&アピス)
「ティム・ボガート(Tim Bogert)」1944年8月27日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1967年ロックバンド「ヴァニラ・ファッジ」1970年「カクタス」結成
・1973年ジェフベックと「ベック・ボガート&アピス(BB&A)」としてアルバムをリリース
・共演は、ジェフベック、CHAR、ロッドスチュワート、レッドツェッペリン、など
・豪快な2フィンガーとサウンドが特徴、ボーカルも担当する
・奏法:2フィンガー、3フィンガー
【使用ベース】
・フェンダー/ プレシジョンベース
【おすすめ楽曲】
・Lady/ BB&A
・Cat Moam/ BB&A
・Superstition/ with CHAR(スティーワンダーcover)
【フレーズ紹介♪】
・プレベに歪みエフェクターをかける「うねるベース」でバンドを牽引
・3フィンガーやハーモニクスでフィルインをいれるテクニックもみせる
16分音符がぎっしりつまったフレーズが得意だね!
うねる感じが出てますね〜♪
世界的なベーシスト〜ファンク・R&B系〜
続いてのジャンルは「ファンクとR&B」
ファンクは16ビートを基本とした黒人の音楽ですね〜♪
名前 | 主な参加 | 奏法 |
---|---|---|
ジェームスジェマーソン | マービンゲイ, スティービーワンダー | 指弾き |
チャックレイニー | マリーナショウ, アレサフランクリン | 指弾き |
ラリーグラハム | グラハムセントラルステーション | スラップ |
ブーツィーコリンズ | ジェームスブラウン | 指弾き, スラップ |
ルイスジョンソン | クインシージョーンズ, マイケルジャクソン | 指弾き, スラップ |
アンドリューグーシェ | チャカカーン | 指弾き, スラップ |
ウィルリー | マライヤキャリー, SMAP | 指弾き, スラップ |
ヴァーダインホワイト | アースウィンド&ファイヤー | 指弾き, スラップ |
ロッコプレステア | タワーオブパワー | 指弾き |
スチュワートゼンダー | ジャミロクワイ | 指弾き, スラップ |
ポールジャクソン | ハービーハンコック | 指弾き |
ジェームス・ジェマーソン
「ジェームス・ジェマーソン(James Jamerson)」1936年1月29日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1958年から1983年までモータウンで活躍したベーシスト
・参加した楽曲は数え切れず、マービンゲイ、スティービーワンダー、ジャクソン5、シュープリームス、テンプテーションズ、など多数
・2020年、ローリング・ストーン誌が選んだ「史上最高のベーシスト50選」で第1位
・奏法:ワンフィンガー奏法
・多くのベーシストに影響を与えたエレクトリックベースの先駆者
【使用ベース】
・フェンダー/プレシジョンベース(1962年製)
・ウッドベース
(フラットワウンドの弦を長年張り変えなかったらしい)
【おすすめ楽曲】
・What’s Going On/マービン・ゲイ
・恋はあせらず/シュープリームス
・For Once in My Life/スティービー・ワンダー
【フレーズ演奏】
・ワンフィンガーで16ビートのシンコペーションを使ったフレーズが特徴的
・プレシジョンベースでトーンを少し絞ると近い音が作れる
歌うようなベースライン!
ワンフィンガーで弾きこなすのは難しいかな。。
エレキベースの先駆者ですね〜♪
チェック・レイニー
「チャック・レイニー(Chuck Rainey)」1940年6月17日 アメリカ出身
(写真:右)
【経歴/プレイスタイル】
・1960年代から活躍するセッションベーシスト
・共演は、アレサフランクリン、ロバータ・フラッグ、ダニー・ハサウェイ、スティーリー・ダン、クインシー・ジョーンズ、マリーナ・ショウ、渡辺貞夫、ほかソロアルバムも多数
・奏法:人差し指でアップダウンを繰り返す1フィンガー
・ハイポジションのコード弾きも得意
【使用ベース】
・フェンダー/プレシジョンベース
・エキゾチックベース(XOTIC)/ XT-1T 4-Strings
【おすすめ楽曲】
・アルバム「Who Is This Bitch Anyway/マリーナ・ショウ」
・アルバム「aja/スティーリー・ダン」
・Street Walkin Woman/マリーナ・ショウ
【フレーズ演奏】
・人差し指のアップダウンによるオルタネイト奏法で速いフレーズを弾きこなす。
・なかなか難しいので2フィンガーで弾こう!
ベースを始めた当初2フィンガー奏法ができず、人差し指のアップダウンで弾き始めたそうです〜♪
人差し指でアップダウン、、真似したけどできない。。
ラリー・グラハム
「ラリー・グラハム(Larry Graham)」1946年8月14日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1967年に加入した「スライ&ザファミリーストーン」で注目を浴びる
・1973年に自身のバンド「グラハムセントラルステーション」を結成
・スラップが基本のスタイルで、リアピックアップ付近で親指のダウンアップ奏法もする
・歪みやフェイザーなどのエフェクターを使用
【使用ベース】
・moon/ JJ-4B Larry Graham Model
【おすすめ楽曲】
・POW/グラハムセントラルステーション
・Hair/グラハムセントラルステーション
・Thank You/スライ&ザファミリーストーン
【フレーズ演奏】
・16ビートのスラップでグルーブを作る
・POWのベースソロは圧巻!←ボーカルもしながら、なんで出来るの?
「POW」のベースリフは高校生の時に弾きまくったね!
このフレーズを弾きながら歌えるってすごいですね〜♪
ブーツィー・コリンズ
「ブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins)」1951年10月26日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・ジェームスブラウンのバックバンド「JB’S」のメンバー(1970年~1971年)
・そのほか参加したバンドは「パーラメント」「ファンカデリック」「ブーツィーズラバーバンド」
・奇抜なファッションと「星型のベース」「星型メガネ」が印象的
・奏法:2フィンガー、スラップ
【使用ベース】
・Washburn製 Space Bass
【おすすめ楽曲】
・Sex Machine/ジェームス・ブラウン
・アルバム「Mothership Connection/パーラメント」
・Stretchin’ Out/ ブーツィー・コリンズ
【フレーズ演奏】
・オートワウを効かせたサウンドが特徴
・「1拍目から次の小節の1拍目までが重要な要素」になる「The One」といわれるグルーブを意識している
同じパターンのフレーズを繰り返して1つのサイクルを作るんですね〜♪
使用ベースはピックアップが何個ついてるかわからないベースを使ってる(笑)
ルイス・ジョンソン
「ルイス・ジョンソン(Louis Johnson)」1955年4月13日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1970年ごろから多数のレコーディングに参加
・1975年:兄と「ブラザーズジョンソン」を結成
・ラリーグラハム同様「スラップ奏法」の名手で世界にそのテクニックを広めた
・共演はマイケルジャクソン、スティービーワンダー、ハービーハンコック、カーペンターズ、クインシージョーンズ、ポールマッカートニー、ジョージベンソン、ドナサマー、デイブグルーシン、クルセイダーズ、ビョーク、リーリトナー、グローバーワシントン、松任谷由実など他多数
・奏法:スラップ、2フィンガー
・マイケルジャクソンの「ビリージーン」のベースリフはこの人!
【使用ベース】
・MUSICMAN/ Stingray
・フェンダー/ プレシジョンベース
【おすすめ楽曲】
・愛のコリーダ/クインシージョーンズ
・Get On The Floor/マイケルジャクソン
【フレーズ演奏】
・親指のサムピングがめちゃ速い!
・高速の16分音符についていけるか?がポイント!
ルイスジョンソンは「ベースは打楽器?」ってくらい豪快に叩くんだ!
YouTubeでスラップの解説をされてますから見てくださいね〜♪
→「ルイスジョンソン/スラップ♪」
アンドリュー・グーシェ
「アンドリュー・グーシェ(Andrew Gouche)」1959年5月27日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・共演はチャカ・カーン、ホイットニー・ヒューストン、マイケル・ジャクソンなどビックネーム揃い
・アーティストのサポートやゴスペルのバックバンドも務める
・音楽プロデューサー、グラミー賞受賞
・指弾きとスラップで音数の多いプレイが特徴
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・MTD/AG5
【おすすめ楽曲】
・チャカ カーンのライブアルバム「Greatest Hits Live」のプレイは必聴!
・“I feel for you/Ain’t No Body” on YouTube /チャカ・カーン
【フレーズ演奏】
・サビの途中で指弾きからスラップへの切り替えがいい感じ
・MTDベースのベキベキしたサウンドは存在感あり!
※音源はMTDを使用して演奏♪
↓
↑
この音を出したくて「MTDベース」をアメリカから直接輸入したよ!
スラップの音が個性的ですね〜♪
ウィル・リー
「ウィル・リー(Will Lee)」1959年5月27日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1973年から多くのセッション活動をスタート
・共演はマライア・キャリー、BBキング、ダイアナ・ロス、シンディー・ローパー、ビリー・ジョエル、ブレッカーブラザーズ、山下達郎、SMAP、モーニング娘。、矢野顕子、トモ藤田、など多数
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・サドウスキー/ウィルリーシグネチャーモデル
【おすすめ楽曲】
・サムスカンクファンク/ブレッカーブラザーズ
・Memory~青春の光~/モーニング娘。
・SMAPIIES Rhythmsticks96′/スマッピーズ
【フレーズ演奏】
・オーソドックスな2フィンガースタイルでゴリゴリの16ビートを弾く
・ボトムからハイポジションまで自由自在に動くフレーズ
モー娘のクレジットに「ウィルリー」が載っててびっくりした!
※筆者はモー娘のアルバムを持っています(笑)
ジャンル問わず、なんでも合わせられちゃうんですね〜♪
ヴァーダイン・ホワイト/ Earth Wind & Fire(アースウィンド&ファイヤー)
「ヴァーダイン・ホワイト(Verdine White)」1951年7月25日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1969年〜ソウルバンド「アースウィンド&ファイヤー」として活動
・同バンドのボーカル、モーリス・ホワイトは兄
・ダンサブルでグルーヴィーなステージパフォーマンスで魅了する
※ミュージックビデオでは踊ってベースを弾いてない時も(笑)
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・Sadowsky /MetroExpress ヴァーダインホワイトモデル!
・その他、フェンダージャズベース、ヤマハ、ワーウィックStreamer LXなど
【おすすめ楽曲】
・September/アースウィンド&ファイヤー
・Getaway/アースウィンド&ファイヤー
【フレーズ演奏】
・体を横に揺らしながら弾く
・グルーブが命の演奏を心がける
↑
セプテンバーのベースラインは歌のメロディみたいに歌えますね〜♪
無限ループして楽しいフレーズ!
フランシス・ロッコ・プレスティア/ Tower Of Power(タワーオブパワー)
「フランシス・ロッコ・プレスティア(Francis Rocco Prestia)」1951年3月7日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1968年結成のファンクバンド「タワーオブパワー」のベーシスト
・「ワット・イズ・ヒップ」はバンドの代表曲
・16分音符を詰め込んだフレーズが特徴
・奏法:指弾き
【使用ベース】
・ESP/LTD BASSES RB SERIES
・プレシジョンベース(メーカー不明)
【おすすめ楽曲】
・What Is Hip/タワーオブパワー
・Down To The Night Club/タワーオブパワー
【フレーズ演奏】
・人差し指で弦を押さえ、残りの指を軽く弦に当てて弾くと独特のミュートがかかったサウンドになる
※これがロッコのプクプクサウンド!
プクプクサウンドの出し方がわからず、ブリッジにスポンジを挟んで弾いたこともあったな〜
プレベと左手ミュートでサウンドメイクですね〜♪
スチュワート・ゼンダー/ Jamiroquai(ジャミロクワイ)
「スチュワート・ゼンダー(Stuart Zender)」1974年3月18日 イギリス出身
【経歴/プレイスタイル】
・アシッドジャズバンド「ジャミロクワイ」の元ベーシスト(1992年~1997年)
・現在はソロ活動を行っている
・歯切れの良い16ビートファンクのフレーズが印象的
・オートワウなどのエフェクターも使用
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・Warwick(ワーウィック)/Streamer Stage I
・Warwick(ワーウィック)/Stuart Zender Signature
【おすすめ楽曲】
・アルバム「スペース・カウボーイの逆襲/ジャミロクワイ」→アマゾンStore
・アルバム「トラベリング・ウィズアウト・ムービング/ジャミロクワイ」→アマゾンStore
・スチューワートゼンダー on YouTube
【フレーズ演奏】
・ライブのソロで魅せるスラップは超ファンキー
・歌のバックでのフレージングセンスは抜群!
19歳でこのテクニックとグルーブ感は天才と言われる所以だね!
ジャミロクワイのグルーブはこの方がにぎってますね〜♪
ポール・ジャクソン
「ポール・ジャクソン(Paul Jackson)」1947年3月28日 アメリカ出身
(写真:左奥)
【経歴/プレイスタイル】
・1973年ハービーハンコックのアルバム「ヘッドハンターズ」に参加
・1985年日本に移住
・共演は、ハービーハンコック、サンタナ、CHAR、ワーワーワトソン、など
・ピッキングが強く弦を切ることもあるとか、、
・奏法:指弾き
【使用ベース】
・ESP/ 4弦カスタムベース
【おすすめ楽曲】
・アルバム「ヘッドハンターズ/ハービー・ハンコック」→アマゾンStore
・アルバム「FLOOD/ ハービー・ハンコック」→アマゾンStore
・Actual Proof/ ハービー・ハンコック
【フレーズ演奏】
・ルート中心のグルーブベースから、曲の隙間を縫うような速いフィルインが雑妙!
・”Actual Proof”のベースラインは弦移動やグルーブ感の良いお手本になる
ポールジャクソンとは、京都でセッションしたことがあるよ!
「へいじちゃ〜ん元気〜?」って懐かしいな〜♪
握手したとき、手の大きさに驚きましたね〜♪
世界的なベーシスト〜ジャズ/フュージョン系〜
「ジャズ系」と「フュージョン系」のベーシストの紹介♪
※日本のジャズ・フュージョン系ベーシストの紹介はコチラの記事で→日本のジャズフュージョンベーシストの紹介♪
このジャンルはかなりのテクニックが必要になります。
あらゆる奏法を駆使してバンドを支えるベーシスト達です。
彼らのベースソロは絶対に聴いて!
名前 | 主な参加 | 奏法 |
---|---|---|
マーカスミラー | ソロ活動, マイルスデイビス, デビットサンボーン | スラップ, 指弾き |
ジャコパストリアス | ソロ活動, ウェザーリポート | 指弾き |
ヴィクターウッテン | ソロ活動, ベラフレック | 指弾き, スラップ |
リチャードボナ | ソロ活動, マイクスターン, パットメセニー | 指弾き, スラップ |
スタンリークラーク | ソロ活動, チックコリア, ハービーハンコック | 指弾き, スラップ |
アンソニージャクソン | 上原ひろみ, 矢野顕子, ミッシェルカミロ, リーリトナー | 指弾き |
エイブラハムラボリエル | ソロ活動, レイチャールズ, マドンナ | 指弾き, スラップ |
トニーグレイ | ソロ活動, 上原ひろみ, ジョンマクラフリン | 指弾き |
ジョンパティトゥッチ | ソロ活動, チックコリア, マイケルブレッカー | 指弾き, スラップ |
ネイザンイースト | ソロ活動, エリッククラプトン, フォープレイ | 指弾き, スラップ |
アルフォンソジョンソン | ソロ活動, ウェザーリポート, サンタナ | 指弾き, スラップ |
ヴィクターベイリー | ソロ活動, ウェザーリポート, ビルエバンス | 指弾き, スラップ |
マーカス・ミラー
「マーカスミラー(Marcus Milller)」1959年6月14日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1970年代からスタジオミュージシャンとして活動
・多くのレコーディングに参加し、ソロアルバムも多数製作
・レコーディング&ライブ共演は、マイルスデイビス、デビットサンボーン、ハービーハンコック、ドナルドフェイゲン、マイケルジェクソン、マライヤキャリー、ビヨンセ、エリッククラプトン、渡辺貞夫、渡辺香津美、ブレッカーブラザーズ、ミッシェルペトリチアーニ、など多数
・スラップといえばこの人!
・奏法:指弾き、スラップ、タッピング
・マーカスミラー監修のベースブランド「SIRE(サイア)」も要チェック!
【使用ベース】
・フェンダー/ 77年製ジャズベース
・フォデラ/ フレットレス6弦
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「The Sun Don’t Lie/マーカス・ミラー」おすすめ曲→”Panther“
・アルバム「M2/マーカス・ミラー」おすすめ曲→”Power“
・アルバム「Silver Rain/マーカス・ミラー」おすすめ曲→”Bruce Lee“
・ランフォーカバー/デビット・サンボーン
【フレーズ演奏】
・マーカスのサウンドは、アッシュボディのジャズベにバルトリーニ製のTCTプリアンプを搭載して音作りする
・スラップフレーズではダウンアップを使った32分音符も弾きこなす
高校1年の時「Power」を聴いた衝撃は今でも忘れないよ♪
音がいくつ鳴ってるかわかるまで時間がかかった。。(笑)
アップダウン奏法で32分音符を弾いてますね〜♪
ジャコ・パストリアス
天才、鬼才、異才!?
「ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)」1951年12月1日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1960年代から活動
・1976年ジョーザビヌル率いるバンド「ウェザーリポート」に参加
・フェンダーのジャズベースからフレットを抜いてフレットレスベースにした
・柔らかいメロディアスなフレーズから速いパッセージまで弾きこなす
・奏法:指弾き、ハーモニクス奏法
・ソロアルバム「ジャコパストリアスの肖像」は名盤!
【使用ベース】
・フェンダー/1962年製ジャズベース フレットレス
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「ジャコパストリアスの肖像/ジャコパストリアス」
・アルバム「Heavy Wether/ウェザーリポート」
・Teen Town/ウェザーリポート
・The Chicken(チキン)/Jaco Pastorius Big Band
【フレーズ演奏】
・フレットレスのサウンドをフレテッドで表現するのは難しい
・ジャズベースならリアピックアップだけの音でトーンをしぼると近いニュアンス
彼の演奏はいまだに全部理解できない。。
音の選び方が天才的なんですね〜♪
ヴィクター・ウッテン
“音楽は言葉”
「ヴィクター・ウッテン(Victor Wooten)」1964年9月11日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1970年代から活動開始(ベースを始めて弾いたのは3歳)
・1989年バンジョー奏者のベラ・フレックと「ベラフレック&フレックトーンズ」を結成
・2008年スタンリー・クラーク、マーカス・ミラーと3人のベーシストのユニット「S.M.V.」によるアルバム「サンダー」を発表
・高速のスラップ奏法で人差し指と中指を使うダブルプルも使う
・奏法:指弾き、スラップ、タッピング、ハーモニクス奏法
【使用ベース】
・フォデラ/monarch victor wooten signature bass
・フォデラ/yin yang bass
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「A Show of Hands/ヴィクター・ウッテン」
・アルバム「Soul Circus/ヴィクター・ウッテン」
・You Can’t Hold No Groove/ヴィクター・ウッテン
・Amazing Grace/Live at The 2010 NAMM Show
【フレーズ演奏】
・親指のダウンアップと、人差し指を交互に使うプルの組み合わせ
・ゆびが何本あるかわからないくらい音数が多い(笑)
ヴィクターのスラップは、やりたくない(笑)
以上!
ヴィクターは「ベースは身体の一部」ってくらい、フレーズを自在に操ってしまうよ!
ご本人は「しゃべるように演奏する」と、おっしゃってましたね〜♪
リチャード・ボナ
「リチャード・ボナ(Richard Bona)」1967年10月28日 カメルーン出身
【経歴/プレイスタイル】
・1990年パリにわたりジャズミュージシャン達と活動する
・共演は、ジョーザビヌル、マイクスターン、パットメセニー、リーリトナー、渡辺貞夫、渡辺香津美など
・ベースで弾き語りや、フレーズとスキャットを同時に演奏するソロも見応えあり
・2フィンガーでこんな早く弾けるのかというくらい速いフレーズを弾きこなす!
・奏法は、指弾き、スラップ
【使用ベース】
・フォデラ/インペリアル リチャードボナ シグネイチャーモデル
・Markbass/MB KILIMANJARO 4
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「MO’BOP I〜III」/渡辺香津美」M1. “Mo’ Bop“
・アルバム「One For You」/渡辺貞夫」M2.”Bona Penda“
・Bright Size Life~Live~/パット・メセニー
・slap solo in Djobwe/ Bona Live
【フレーズ演奏】
・両手の安定したフィンガリングをマスターしよう!
・スラップもかなりのテクニックで収拾がつかない、、
リチャードボナのソロは、弾けません(笑)
以上!
楽器屋さんでリチャードボナの使用するベースを見かけたけど、100万円だった。。
フォデラのベースは一級品ですからね〜♪
スタンリー・クラーク
「スタンリー・クラーク(Stanley Clarke)」1951年6月30日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1972年ピアニストのチック・コリアとバンド「リターン・トゥー・フォーエバー」を結成
・共演は、チックコリア、ジェフベック、マーカスミラー、ヴィクターウッテン、ハービーハンコック、上原ひろみ、など多数
・4本の指でかき鳴らすコード奏法や2フィンガーの高速フレーズ
・ウッドベースも弾く二刀流ベーシスト
・奏法は、指弾き、スラップ、フラメンコ奏法
【使用ベース】
・アレンビック/ SCSB4
・ウッドベース
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「School Days/スタンリー・クラーク」”School Days“
・アルバム「Light as a Feather/リターントゥーフォエバー」
・アルバム「銀河の輝映/リターントゥーフォエバー」”Beyond the Seventh Galaxy“
・Spain/チック・コリア
【フレーズ演奏】
・コード奏法でメロディを弾く
・早いパッセージを得意とする
スタンリーさんのベースは独特で、1オクターブ高いチューニングのベースを使ったりしますね〜♪
「ピッコロベース」って言うんだね!
アンソニー・ジャクソン
「アンソニー・ジャクソン(Anthony Jackson)」1952年6月23日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1970年から活動開始
・セッションベーシストとして多くのミュージシャンに支持される
・共演は、リーリトナー、アルディメオラ、ミッシェルペトリチアーニ、チャカカーン、クインシージョーンズ、ミッシェルカミロ、矢野顕子、上原ひろみ、渡辺貞夫、日野皓正、など多数
・座って弾くスタイルで立って弾いたところを見たことがない
・ジャズからラテン、フュージョン 、ロックまで幅広く演奏する
・高速のユニゾンフレーズを難なく演奏する
・奏法は、指弾き、ピック弾き、コード奏法
【使用ベース】
・フォデラ/ Anthony Jackson Presentation ll
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「ジェントルソウツ/リー・リトナー」おすすめ曲→”Gentle Thoughts“
・アルバム「ライヴ・アット・ブルーノート東京/ミッシェル・ペトリチアーニ」
・ミッシェル・カミロ ライブ←ベースソロがヤバイ!
【フレーズ演奏】
・ピック弾きでブライトな芯のある音を出す
・親指のミュートピッキングやピック弾きでフェイザーエフェクトをかけたりする
※親指のミュートピッキングは感じの音♪
↓
アンソニーのベースは安定感が半端ないよ!
ピックでジャズを演奏されるのも、珍しいことですね〜♪
エイブラハム・ラボリエル
「エイブラハム・ラボリエル(Abraham Laboriel)」1947年7月17日 メキシコ出身
【経歴/プレイスタイル】
・3000作を越えるレコーディングに参加するセッションマン。
・息子はポールマッカートニーのサポートドラマー「エイブラハムラボリエルJr.」
・スティービーワンダー、レイチャールズ、マドンナ、エルトンジョン、マイケルジャクソン、クインシージョーンズ、渡辺貞夫、松任谷由実、中島みゆき、織田哲郎、角松敏生などのレコーディングに参加
・親指、人差し指、中指の3フィンガーや爪で弦を弾くスパニッシュ奏法など多彩な弾き方をする
・指全体で弦をバシバシ叩くなど個性全開!なんでもあり!
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・YAMAHA/ TRBX605
【おすすめ楽曲/アルバム】
・Room335/ラリーカールトン
・Listen to Your Brother” – live at Berklee(YouTube)
・エイブラハムラボリエルのベースソロ!(YouTube)
【フレーズ演奏】
・コード奏法、スパニッシュ、スラップ、全て駆使してソロを引き倒す!
・弦に爪がカツカツ当たる音が聴こえるので、爪は少し伸ばしていると思われる
ラボリエルの奏法は、よくわかりません(笑)
以上!
ラボリエルは、ライブでベースソロを弾きながら最後は踊ってるよ(笑)
コード奏法やスパニッシュ風のフレーズがどんどん溢れてきますよね〜♪
トニー・グレイ
「トニー・グレイ(Tony Grey)」1975年3月25日 イギリス出身
【経歴/プレイスタイル】
・バークリー音楽院卒業
・共演は、ジョンマクラフリン、ハービーハンコック、ウェインショーター、上原ひろみ
・6弦ベースから生まれる透き通るようなメロディが特徴
・2フィンガーで速いパッセージを軽々と弾きこなす
・YouTubeで「トニー・グレイ・ベース・アカデミー」を開設
・奏法:指弾き
【使用ベース】
・フォデラ/ インペリアル(5弦)
・フォデラ/Tony Gray Signature Monarch 6 Elite
・YAMAHA/TRB 6弦
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「Chasing Shadows/トニー・グレイ」→アマゾンStore
・アルバム「Spiral/上原ひろみ」”Spiral-Live-“→アマゾンStore
・トニーグレイベースソロ-Live-
【フレーズ演奏】
・ベースソロではディレイエフェクターをかけて奥行きのある空間を演出する
・何よりメロディセンスがいい!
トニーグレイのソロは激ムズ、、
なので、弾けません(笑)
トニーグレイのメロディは景色が見える♪
ソロアルバムでは、綺麗なメロディがふんだんに聴けますね〜♪
ジョン・パティトゥッチ
「ジョン・パティトゥッチ(John Patitucci)」1959年12月22日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・10歳からエレキベース、15歳からウッドベースを始め数々のセッションに参加
・1985年:チックコリアエレクトリックバンドに参加
・共演は、チックコリア、マイケルブレッカー、マイクスターン、ジョンスコフィールド、アルディメオラ、など多数
・ソロアルバムも多数発表
・6弦ベースを使いハイポジションのメロディラインから低音でのまで弾きこなす
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・YAMAHA/ TRB JP2
・YAMAHA/ Semi-hollow prototype
・ケンスミス/6弦
・ウッドベース
【おすすめ楽曲/アルバム】
・Got a Match?/チックコリアエレクトリックバンド
・アルバム「ジョンパティトゥッチ/ ジョン・パティトゥッチ」→アマゾンStore
・アルバム「Another World/ジョン・パティトゥッチ」→アマゾンStore
【フレーズ演奏】
・チックコリアのユニゾンフレーズも難なく弾けちゃうフィンガリングは、ひたすら練習あるのみ!
・6弦でないと弾ききれないフレーズもあるからコピーするのは大変!
「ゴットアマッチ」のユニゾンを弾こうと思ったけど、、指がちぎれそうになってやめた(笑)
参加ミュージシャンの皆さん、涼しい顔で弾いてるんですよね〜♪
ネイザン・イースト
「ネイザン・イースト(Nathan East)」1955年12月8日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・10代からスタジオミュージシャンとして活動する
・1990年:ボブジェームス、リーリトナー、ハーヴィーメイソン達と「フォープレイ」結成
・共演は、ジョージハリスン、エリッククラプトン、スティービーワンダー、フィルコリンズ、マイケルジャクソン、ホイットニーヒューストン、リーリトナー、ラリーカールトン、チックコリア、TOTO、Daft Punk、小田和正、など多数
・ジャズに限らずロックまで幅広いジャンルの音楽を演奏する
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・YAMAHA/ BB-NE2・6弦ベース
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「Reverence/ネイザン・イースト 」→アマゾンStore
・Get Lucky/ Daft Punk
・Change the World/ エリック・クラプトン
・Sir Duke2015年NAMM SHOW/ スティービーワンダーcover
【フレーズ演奏】
・歌のバックは控えめなプレイ、ソロなどは6弦ベースを活かしたメロディックなプレイ
・スキャットのソロも披露
※5弦ベースの5弦目を使って演奏♪
↓
ネイザンの参加する曲は、世界的に有名な曲ばかりだよね!
幅広いジャンルができるので、多方面から呼ばれるんですね〜♪
アルフォンソ・ジョンソン
「アルフォンソ・ジョンソン(Alphonso Johnson)」1951年2月2日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1970年初頭からプロ活動開始
・1975年:ウェザーリポートに加入
・共演は、ジョーザビヌル、ビリーコブハム、フィルコリンズ、サンタナ、チェットベイカー、など多数
・演奏中、滑りを良くするため指を舐める癖がある
・元はアップライトベース(ウッドベース)奏者
・奏法:指弾き、スラップ
【使用ベース】
・ワーウィック/Alphonso Johnson Signature Fretted and Fretless
・ワーウィック/ Infinity
・モジュラス/ Fretted and Fretless Bass5弦
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「Yesterday’s Dream/アルフォンソ・ジョンソン」→アマゾンStore
・アルバム「Live On Tour in Europe/ ビリー・コブハム=ジョージ・デューク バンド」
・Bahama Mama/ アルフォンソ・ジョンソン
【フレーズ演奏】
・フレットレスベースの滑らかな音が特徴(フレテッドベースでトーンコントロールをしぼると近いニュアンスになる)
・ベースソロでオートワウ系やフランジャー系のエフェクターを使うこともある
ソロのアルバムを聴いて、「フレットレス(フレットなし)とフレテッド(フレットあり)の音」を聴き分けるのも面白いよ!
たまにスラップもするから、聴き応え十分!
楽曲の雰囲気に合わせて、ベースを持ち替えているんですね〜♪
ヴィクター・ベイリー
「ヴィクター・ベイリー(victor Bailey)」1960年3月27日 アメリカ出身
【経歴/プレイスタイル】
・1982年~1986年まで「ウェザーリポート」の4代目ベーシストとして活動
・1988年からそろ活動を開始
・共演は、ジョーザビヌル、オマーハキム、デニスチェンバース、ビルエバンス、など
・ウェザーリポートの「Birdland」をベース1本で演奏するパフォーマンスも見せる
・奏法:指弾き、スラップ、タッピング
・ソロアルバムも多数
【使用ベース】
・フェンダー/Jazz Bass Victor Bailey モデル
・ムーン/ジャズベース
・フェンダー/エレアコベース (ヴィクターベイリーモデル)
【おすすめ楽曲/アルバム】
・アルバム「THAT’S RIGHT/ヴィクター・ベイリー」→アマゾンStore
・アルバム「Zawinul Syndacate world tour/ジョー・ザビヌル」→アマゾン Store
・Patriots/ジョー・ザビヌル
・“Birdland”-bass solo– on YouTube
【フレーズ演奏】
・リアピックアップあたりでピッキングすることが多いが、ウッドベースサウンドを狙ってネック寄りで弾くこともある
・TREBLE(高音域)をあげない柔らかいサウンドが特徴
ソロアルバムは、ベースソロやバッキングのベースラインがふんだんに聴けるよ!
ライブではベースだけで、メロディとコードを同時に演奏するパフォーマンスもされますね〜♪
まだまだ世界には偉大なベーシストがいますが、今日はここまで!
(また追加するかも、、?)
その他、要チェックなベーシストはコチラ♪
↓
・日本のロックベーシスト33選
・日本のジャズフュージョン系ベーシスト11選
・日本のベース女子11選
・世界の女性ベーシスト8選
世界的なベーシスト〜まとめ〜
ということでいかがだったでしょうか?
ご覧いただいたように世界的に有名なベーシストの数々。
筆者が影響を受けたベーシストばかりです。
今回演奏したフレーズは必死で覚えました(笑)
こうやって振り返ると、筆者自身あらゆるジャンルを通ってきたんだなと、改めて思います。
ロック、ファンク、ジャズ、ラテン、フュージョン。
すべて自分の血と肉になりましたね。
と言っても、まったく弾けてないフレーズばかりですが、、
この場を借りて「みんなありがとう!」
1つのジャンルに留まらず、柔軟にいろんな音楽を取り入れることが大事だと実感します。
ジャズフュージョン系のベーシストは5弦ベースや6弦ベースを使用する印象です。
やはり、幅広い音域に対応するためなのでしょう!
そして彼らに追いつくために、
こんな感じの練習を毎日してました♪
↓
・スラップ
・ハンマリング
・プリング
・スライド
・チョーキング(ベンド)
・ビブラート
・ハーモニクス
・タッピング(ライトハンド)
まだまだこれから!
そして、次の世代もどんどん出てきます!
楽しみしかない♪
ビリーシーンを知り、
ポールマッカートニーを崇拝し、
マーカスミラーのスラップにしびれてから20年以上経ち、
こうやって自ら、いろんなベーシストについて発信できることに感謝。
自分はまだまだこの程度のベーシストだ。。
でも等身大の自分ができることをしよう!
「ベース弾けたら、カッコええなぁ〜♪」
また会おう♪
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